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十津川警部シリーズ3・伊豆「踊り子号」殺人迷路 [月曜名作劇場]

「サイコパスとは、最初から良心や善意を持っていない人間と言えるかな。病的な嘘つき、弁舌が巧み、語り口がナルシスティック、傲慢、尊大――。そして、批判されても、決して折れない。そして、懲りない。たとえ考えられないような悪事を犯しても、手を変え、品を変え、言い逃れをする。(中略) 嘘がすべて暴かれても、恥じ入る素振りも見せずに、堂々と振舞い続けるんだ」



「自分は不当に非難されている被害者だとか、自分は世間のひとには なかなか理解されない先駆者だとか、そう開き直って、(サイコパスは)自分を強引に正当化させる」



「多重人格というのは、他人が作り出すものではない。自分が過去の自分を否定するために、自分で作り出すものなんです」



「誰しもが、建前と本音を使い分けて生きている・・・表と裏をね。そうやって自分の本心を無理やり抑え込むのが日本の文化だとさえ思ってる。これって、まさしく多重人格的だと思いませんか」



「マインドコントロールを信じますか。(中略) 人間なんて弱いものです。自分自身を否定したいと常々 考えてる人間が、自分をそっくりそのまま認めて、受け入れてくれる人間を、つい頼ろうとしてしまうのは よくわかるんですが、挙句、自分の存在を無にしたいがために、他人に支配されることを望んでしまう・・・。怖いものですね」



「ひとを信じやすいひと、ひとの愛情に飢えているひとほど、マインドコントロールを受けやすい。自分の脳の中に、隠れた他人が入り込みやすい」



「彼ら(サイコパス)は自分が犯罪者だとは思っていない。頭を使って、より善き行動をしてるだけ、と考えてるんです」



「潔癖で無垢な人間ほど、『ある』か『ない』かの二元論に陥るのさ。善か悪か――。悪を脳内に叩き込んでやりゃあ、その通りに動くのさ」


TBS/2017年9月11日放送
【脚本】
佐伯俊道/【原作】西村京太郎
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