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左ききのエレン・第5話 [左ききのエレン]

「うれしい、やっと出会えたよ・・・あたしとおんなじ、才能しかないクズ」



「すごいね、(あなたは)なんでもできるんだ。あたしなんて、(モデルだから)服着て歩くしかできないもん。超スゴイ。でもね、わたしは その “服を着て歩く” 世界一になる」



「なんでも できちゃうひとって、かわいそう。使えないこと かき集めて、ガラクタ数えて安心しようとしてる。そんなに自信ないんだ、自分に」



「(スターを目指さない)そういうやつが、いちばん広告の仕事にむいてんだよ。この業界には、小説家になりたかったコピーライターとか、映画監督になりたかったCM監督とか、夢にやぶれて広告に行き着いた人間が山ほどいる」



「(なんであなたと寝たかって?)だって、あたしたち一生 対等になれないんだよ。男が女に才能で勝てないんだったら、セックスしかないじゃん」



「広告の仕事の いちばんの面白さは なんだと思う。スター側の人間と対等になれることだ。アートディレクターの仕事は、アートを監修する仕事で、アートそのものとは違う。一流のカメラマン、スタイリスト、イラストレーター、タレント・・・突き抜けた才能に認められた瞬間、チームになれる。(中略) オレたちは天才には なれなかった。でも、天才と対等な関係になって、最高の作品を作ることはできる。天才とおんなじ景色が見れんだよ」



「なんか変わったな。・・・男か。男に承認されて満たされるんなら、(モデルなんか)やめちまえよ」


TBS/2019年11月19日深夜放送
【脚本】
本田隆朗/【原作】かっぴー
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