ソロ活女子のススメ3・第12話(最終回) [ソロ活女子のススメ]
「旅っていうのは、ふらっと どこかに行って、そこの空気を感じるものですよ。なにか するためにとか、そういうのは旅じゃないんです」
「旅は、普段 興味がないことも、やってみようという気持ちになりやすい。AIがアルゴリズムで計算する五月女恵の行動パターンでは読めないことを(わたしは いま)やっている。旅って、とっても人間らしいことなのかも」
テレビ東京/2023年6月21日深夜放送
【脚本】及川博則/【原案】朝井麻由美
ぼくのかぞく。・第12話 [ぼくのかぞく。]
「大人ってのは、なんか立派に見えんだよ。(自分が)大人になったなあって、実感を持てないでいると、なおさらな」
「自分が生きてることを、胸を張って『楽しい』と思えるようになったときに、まわりが勝手に翔太郎を立派にしてくれる。だから、自分で自分を立派だなんて思っちゃいけないよ。自分が思う 自分の評価ほど、怪しいものはないぞ」
「(もう逃げない、なんて)決めたらさ、それが うまくいかなかったときに、失敗したように思えちゃうでしょ。(中略) だから、決めずにやってみて、なんか ちょっと違うなって思ったら、また違うことをやってみたらいい。それの繰り返しでいいんだよ、きっと」
「家 出て・・・そしたらね、独りで生きてる、みたいな気になっちゃって。で、まあ、カフェの店長の真似事みたいなことして、そしたら働いてる気になっちゃって。で、配信までして、ひとと違うことしてる気になって。なんかね、結局、なにかをしてるひとで いたかった だけなんですよね」
TOKYO MX/2023年6月21日放送
【脚本】萩原成哉
明日、私は誰かのカノジョ Season2・第6話 [明日、私は誰かのカノジョ]
「親になったのって、あたしだけ? なんで、旦那は なんも変わんないの?」
「あんたは自分のことしか考えない。まわりの人間を見ようとしない。理解しようとも思わない。子供のまんま(家を)出てって、子供のまんま帰ってきた」
「嫌なことが たくさん続いて、苦しくて、笑顔でいられなくて・・・そんなときに お世辞だって わかってても、甘い言葉で優しくしてくれるひとに すがっちゃうのは、そんなに悪いこと? 誰がわたしを責められるの?」
TBS/2023年6月20日深夜放送
【脚本】イ・ナウォン/【原作】をのひなお
ケーキの切れない非行少年たち [単発]
「認知機能というのは、見たり、聞いたり、想像したり、五感で得た情報を正確に把握して処理する能力です。これが弱いと、教育を重ねても積み上げが なかなか難しい。だから、何度も同じ間違いを犯してしまい、悪い結果を招くこともあると」
「おかあさんが恵さんと真摯に向き合ってこられたことは よくわかります。もし問題があったとすれば、それは育て方ではなく、恵さんのハンディを正しく理解していなかったことだと、わたしは思います」
「子供を電気自動車にたとえると、親は充電器なんだって。でも、それだけじゃ遠くに行けないから、誰か助手席に乗ってくれるひとが必要なんだって。それが、まわりでサポートしてくれるひとに あたるんですって」
NHK BS1/2023年6月19日放送
【脚本】山口智之/【原作】宮口幸治
らんまん・第56話 [らんまん]
「花が日差しを待つように、水を欲しがるように、わしという命には あなたが必要ながです。あなたが わしの・・・わしの そばにおってくれたら、わしは どんなことでも成し遂げられる。わしと生きてください」
「わたし、冒険に出たかったんです。(中略) あなたは草花の道をひたすら突き進んでいく、全速力で。そんな あなたと並んで走るなんて、大冒険です。あなたとなら、毎日、今日を生きるだけで、ひたすら大冒険なんです。わたし、あなたが好きなんです。だから、わたし、性根を据えなきゃ・・・あなたと一緒に大冒険をはじめるんだから」
「馬琴先生の『八犬伝』は全98巻、106冊です。先生は目が見えなくなられたあとも、最後は口伝えで完結させたんです。だからこそ『八犬伝』は傑作なんです。(中略) たとえ作者が亡くなったとしても、完結した物語は消えないんです。本を閉じていても輝いているし、心から心に渡されていくんです。100年経っても消えやしない。(中略) でも、完結してなきゃダメなんです。(未完の傑作なんて)ダメです。完結して、全部がそこにあるからこそ、ひとは読みたいと思うんです」
「(ぼくも馬琴は)大好きだよ。子供のころ、いつまでも蔵の中で読んでた。あの面白さは忘れられない。でも、(中略) 愛着があるからこそ、引きはがして捨て去らなきゃ。見てな、これから新しい作家たちがどんどん出てくる・・・馬琴を葬り去るために」
NHK/2023年6月19日放送
【脚本】長田育恵
だが、情熱はある・第11話 [だが、情熱はある]
「自意識過剰だなと、よく言われる。その通りだ。誰も ぼくのことなんて見ていない。それは わかっている。だが、しかしだ。ぼくなのだ。ぼくが見ているのだ」
「いつの間にか寝てるってのは いちばん気持ちいいんだけど、寝た気がしないんだよな。よし寝るぞって思って寝たほうが、睡眠に気合が入れられるんだよ」
「(ソフトクリームでいいんじゃなくて、)ソフトクリームがいいんだ。『うまそう』より、『うめえ』なんだよ、人生は」
「親父がね、このあいだ『ソフトクリーム食いたい』って言うんですよ。(病気で)いつまで もつかわかんないのに。でも、それをうまそうに食ってて・・・。ああ、幸せが簡単に手に入る世界にいるんだなあって、思っちゃったんですよね。100円ぐらいですよ。(中略) あれもイヤ、これもイヤ、それはダサい、恥ずかしいって、いろんなことをハスから見てるの、もったいないのかなって思っちゃって」
「自分の目で見て 本を買うってのは、いちばんだな。ひとに買ってきてもらったらピンポイントだからよ、余白がないんだよな。目当てのものを探すついでに、ほかのものを見つけるってのがいいんだよ。普通に道 歩いてる おまえには、わかんねえよ」
「最後に阪神の試合、見に行きたかったな。きっと負けるんだろうな。負けて欲しいよな、逆に。負けてる阪神を見れたら、勝ちなんだよ」
「『誰と会ったか』と『誰と合ったか』――。もう、ほとんど人生は『合うひとに会う』ってことで いいんじゃないかって思った」
「本当に、真面目に、(漫才における)標準語のツッコミの歴史は、山里亮太 以前、以後に、分けられると思う」
日本テレビ/2023年6月18日放送
【脚本】今井太郎
日曜の夜ぐらいは…・第8話 [日曜の夜ぐらいは…]
「あなたには、こうして欲しいとか、言いません。きっと全力で そうしようと してくれちゃうから。わたしからの願いは ひとつだけ。いなくならないで。わたしは男とか女とか、そういう超えて、あなたと仲間でいれることを誇りに思ってる」
「わぶちゃんが幸せになることが復讐だよね。毎日 楽しいなって思えることが、いちばんの復讐。やっつけよう、過去」
テレビ朝日/2023年6月18日放送
【脚本】岡田惠和
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった・第6話 [家族だから愛したんじゃなくて]
「(ドーナツは)カロリーの味がします」
「傷ついているからといって、ひとの思いを踏みにじったり、なにを言ってもいいなんていう免罪符、ないと思います」
「(岸本さんは)関西 関西 しないですね。あ、偏見じゃありませんよ。西には西の、東には東の風味があるというだけの話です」
「自分の好物を、評価したいと思う相手にあげる――。これって、言葉をかけるに匹敵する、たしかな営みだと言えませんか」
「家族だけで抱え込んでたら悲劇って呼ばれることでも、(それを文章にして)ひとを笑わせたら喜劇にできるかなって、思ってん」
NHK BSプレミアム/2023年6月18日放送
【脚本】市之瀬浩子/【原作】岸田奈美
ラストマン -全盲の捜査官-・第9話 [ラストマン]
「忘れたほうがいいですよ、ツラいことは。いまある大事なことで塗りつぶしていったほうがいい」
「わたしは ひとの外見は気にしませんが、言葉づかいは ひとを判断する基準にしています」
「おとうさんも、おじちゃんもさ、みんな必死で頑張って、いまの場所まで たどり着いたの。机をたたき割りたいのを10回 笑顔で流せば、大人になれるって言ってた」
TBS/2023年6月18日放送
【脚本】黒岩勉