ぼくのかぞく。・第13話(最終回) [ぼくのかぞく。]
「また なんか背負ってるな。翔太郎くんの人生で、翔太郎くんの まわりに起きることは、翔太郎くんのせいじゃ ないんだよ。ひと ひとりが、ひとに与えられる影響は ほんのちょっとなんだよ、たぶんね」
TOKYO MX/2023年6月28日放送
【脚本】萩原成哉
ぼくのかぞく。・第12話 [ぼくのかぞく。]
「大人ってのは、なんか立派に見えんだよ。(自分が)大人になったなあって、実感を持てないでいると、なおさらな」
「自分が生きてることを、胸を張って『楽しい』と思えるようになったときに、まわりが勝手に翔太郎を立派にしてくれる。だから、自分で自分を立派だなんて思っちゃいけないよ。自分が思う 自分の評価ほど、怪しいものはないぞ」
「(もう逃げない、なんて)決めたらさ、それが うまくいかなかったときに、失敗したように思えちゃうでしょ。(中略) だから、決めずにやってみて、なんか ちょっと違うなって思ったら、また違うことをやってみたらいい。それの繰り返しでいいんだよ、きっと」
「家 出て・・・そしたらね、独りで生きてる、みたいな気になっちゃって。で、まあ、カフェの店長の真似事みたいなことして、そしたら働いてる気になっちゃって。で、配信までして、ひとと違うことしてる気になって。なんかね、結局、なにかをしてるひとで いたかった だけなんですよね」
TOKYO MX/2023年6月21日放送
【脚本】萩原成哉
ぼくのかぞく。・第11話 [ぼくのかぞく。]
「家族って、当たり前に近くにいますけど、その当たり前を もうちょっとだけ特別に思えてたら、オレのいまって、変わってたのかもなあ・・・なんて、それっぽいことを思ったりして」
TOKYO MX/2023年6月14日放送
【脚本】萩原成哉
ぼくのかぞく。・第6話 [ぼくのかぞく。]
「オレはオレに対して言いたいことを、王子とジュリアさんに ぶつけていたのかもしれない・・・素直になれとか、さみしいって言えとか、ありがとうとか。だから、自分がなにを言いたいのかも、なにを伝えたいのかも わからないのに、言葉が止まらなかったんだと思う」
TOKYO MX/2023年5月10日放送
【脚本】萩原成哉
ぼくのかぞく。・第5話 [ぼくのかぞく。]
「母親のさ、心配とかってさ、うぜえなって思うじゃん。何回もおんなじこと言ってきたり、きのうと言ってること違かったり、いつもじゃないのに『いつも』って言ってきたりさ」
「ぼくはね、かまって欲しかっただけなんだよ。母上に叱られているときぐらいしか、親と子を感じることができなかったから」
TOKYO MX/2023年5月3日放送
【脚本】萩原成哉
ぼくのかぞく。・第3話 [ぼくのかぞく。]
「どこで なにをしていようが、どこでフラフラ遊んでいようが、楽しく生きてくれていたらいい――。(わたくしが親なら)そんなふうに思うかもしれませんね。ただ、ひとつ・・・『どこで なにをしているか わからない』のと、『生きているかは わからない』は、決定的に違いますね」
「王の子供に生まれたから、生きてるだけで二番手かよ。そんで、いつか一番かよ。(中略) (オレなんか)なにをしたいのかも、なにができんのかも、なにをしなきゃいけないのかも、わかんねえけどよ・・・誰かに認めて欲しくて、生きてることを知って欲しくて、生きてんだよ。ふざけんなよ」
TOKYO MX/2023年4月19日放送
【脚本】萩原成哉