日曜の夜ぐらいは…・第10話(最終回) [日曜の夜ぐらいは…]
「どんな立場にいるひとにも、ツラさはあるわけで・・・。どっちがツラいとか、そういうの意味ないです。ツラさに順列なんてないです」
「なんか変ですよね、わたし・・・思考回路っていうか、言語化の仕方が。あの、日記をね、書いてたんですね、子供のころ、ずっと膨大な量。ばあちゃん以外、誰とも話さずの生活だったので、思ったこととか、感じたこととか、日記に書くんですね、しゃべらずに。だから、未だに最初にこう、しゃべる言葉じゃなくて、日記に書く言葉が頭に浮かぶようになってしまって・・・日記にこう書こうみたいな」」
「ドラマとかでも、悪の限りを尽くした悪党が、ちょっと猫の頭を なでただけで『なんだ、いいやつだ』みたいなの、ちょっと腹立ちます。納得できないですよね。普段 黒い感情を飲み込んで、耐えて生きてるひとからしたら」
「神様なのか、この世界の偉いひとなのか、この国の偉いひとなのか わからないけど、言いたいことが、わたしにはある。いま2023年、令和5年に、この世界に生きているひとは、みんな、傷だらけで戦ってる戦士みたいなものだと、わたしは思う。すべての戦士たちの心に休息を――せめて日曜の夜ぐらいは。みんなが一度、深呼吸できますように。じゃないと、戦えないよ。どうか、よろしくお願いします。戦士代表、岸田サチ」
テレビ朝日/2023年7月2日放送
【脚本】岡田惠和
日曜の夜ぐらいは…・第8話 [日曜の夜ぐらいは…]
「あなたには、こうして欲しいとか、言いません。きっと全力で そうしようと してくれちゃうから。わたしからの願いは ひとつだけ。いなくならないで。わたしは男とか女とか、そういう超えて、あなたと仲間でいれることを誇りに思ってる」
「わぶちゃんが幸せになることが復讐だよね。毎日 楽しいなって思えることが、いちばんの復讐。やっつけよう、過去」
テレビ朝日/2023年6月18日放送
【脚本】岡田惠和
日曜の夜ぐらいは…・第7話 [日曜の夜ぐらいは…]
「(彼女たち)3人には3人の絆があって、そこに(ぼくは)ムリして入るつもりもないし、入るべきでもないし。3人もそう思ってるし、ぼくも同じで。でも、4人でいたいと思ってくれたら呼んでくれるし。そういうの、心地いっていうか、いい関係で」
テレビ朝日/2023年6月11日放送
【脚本】岡田惠和
日曜の夜ぐらいは…・第5話 [日曜の夜ぐらいは…]
「『善は急げ』って言うからな。(中略) 『急いては事を仕損じる』とも言うな。ハハッ、そんとき、好きなほうを選べばいいんだ」
「人生っていうのは、結局、信用できるひとと出会うための、長い旅みたいなものだと思うんですね。わたしたちは出会ったんですよ、みねくん」
テレビ朝日/2023年5月28日放送
【脚本】岡田惠和
日曜の夜ぐらいは…・第3話 [日曜の夜ぐらいは…]
「しっかり前を見てるから、慎重になったり、拒絶したりしてしまうわけで・・・むしろ、それこそが前向きです。前向きだから進まないという選択肢はあると、あたしは思うのです」
「思ったことをして後悔するなら、いくらでも後悔したいの。なにもしないでする後悔よりいいの」
テレビ朝日/2023年5月14日放送
【脚本】岡田惠和
日曜の夜ぐらいは…・第1話 [日曜の夜ぐらいは…]
「(男と金に)気をつけろっていうのは、それに負けるな、勝てっていう意味だ」
「楽しいのダメなんだけどな。だって、楽しいと・・・楽しいことあると、キツイから。キツイの耐えられなくなるから。普通のひとは どうか知らないけど、わたしはキツイだけのほうがラクなんだよ。なにも考えなければいいんだし。だから、(中略) 一緒にいて楽しい友達とか できるとキツイんだよ」
テレビ朝日/2023年4月30日放送
【脚本】岡田惠和