BG ~身辺警護人~2・第7話(最終回) [BG]
「政治家が裏で関わる案件は、命が軽くなる」
「わたしは日本の国籍を持ってないからね。(疑われたら、逃げるしかない。)日本は母の国だが、カネ以外なにも与えてくれなかった」
「人間が人間に近づくのは、利益が目的だと知っている。そして、それをわたしは利用してきた」
「わたしは後悔しない。過去を振り返る者にカネは微笑まないからな」
「善良な人間は神に愛されるらしいが、わたしは もちろん きみも神に見捨てられた生々しい存在というわけだ」
「(ここで逃げても)あなたは また新たなビジネスが できるかもしれません。でも、あいつらは・・・警護課の人間は仕事を失います。あなたの言うビジネスとは、そういうものですか」
「おまえ、オレに聞いたよな・・・なんでボディガードなんかに必死になれんのかって。たぶん、ひとを信じられるかどうか、問われてるからじゃないかな」
「毎回、いろんな依頼人に会って、否が応でも ひとを信じることに全力を傾ける。たとえ敵対する人間でも、信じて守る。いまの依頼人を守ることが、そのひとの未来を守ることになる。それがオレたちの仕事なんじゃないの」
「真面目で立派なひとだったら信じる? 親切で優しかったら信じれんの? これまでに間違いを犯してなかったら信じられる? 嘘かどうかなんて、わかんないよ。だから、信じてみるしかないんだよ。じゃなかったら、守るのに命なんて懸けらんないだろ」
テレビ朝日/2020年7月30日放送
【脚本】井上由美子
BG ~身辺警護人~2・第5話 [BG]
「(ボディガードは用心棒だ。)用心棒は襲ってきた敵は斬るけど、自ら襲撃はしない」
「恨みと違って、憎しみはモチベーションになる。きみも恋愛をしたから わかるだろうが、ぬるま湯のような愛情より、憎しみという感情は数段 激しい。そのエネルギーでぶつかれば、ビジネスを自分のものにできる」
テレビ朝日/2020年7月16日放送
【脚本】井上由美子
BG ~身辺警護人~2・第2話 [BG]
「視覚がない人間は、なにも見えないと思ってるの? 逆。見えないから、見えるの、全部ね」
「なにを見せたの? あたしの前で誰かが黙るときは、あたしに見えないものを見せてるときだから」
「あなたは『目が見えないことを武器にしたくない』って言ってましたよね。でも(お姉さんに反発するため)、杖を持たずに出かけて、車の前に飛び出し、お姉さんや周囲のひとをハラハラさせた。あなたこそ武器にしてるんじゃないですか」
テレビ朝日/2020年6月25日放送
【脚本】井上由美子
BG ~身辺警護人~・第8話 [BG]
「ボディガードは死と隣り合わせの仕事だと思っていました。しかし、死を覚悟しちゃいけない」
「手段を選ばない人間が勝つ。それが きみのいる(政治の)世界だよ」
「謝りにきたわけではありません。頭を下げるときは、見返りがあるときだけと決めています」
テレビ朝日/2018年3月8日放送
【脚本】井上由美子
BG ~身辺警護人~・第6話 [BG]
「イジメられても泣くんじゃないぞ。敵の弱点を知る絶好のチャンスだと思え」
「(あなたは)あのときの超ナマイキなお孫さんですよね。けなしてるんじゃないんですよ。ナマイキっていうのは、頭がいいっていうことです」
「一度 注目を浴びた人間はそこから降りられません」
テレビ朝日/2018年2月22日放送
【脚本】井上由美子
BG ~身辺警護人~・第2話 [BG]
「人殺しをかばうやつも人殺しなのよ」
「あんな靴、どこに履いていくんだろう」
「持ってるだけで満足なんですよ、女は」
「あなたはクライアントに死ねと言われたら死ぬんですか。命令に盲目的にしたがう――。その先には危険しかない」
テレビ朝日/2018年1月25日放送
【脚本】井上由美子
BG ~身辺警護人~・第1話 [BG]
「恐怖心があるから、危険を回避しようと思って戦略を練るわけで、(警護の仕事が)怖くないっていうのは、やけくそと変わんないっていうか・・・。オレは怖くないひとと組むの怖いよ」
テレビ朝日/2018年1月18日放送
【脚本】井上由美子