僕はどこから・第11話（最終回） [僕はどこから]
「玲くん、自分を否定しているのは、きっと きみ自身です。（死ぬことさえ否定されたのではなく、）どうして生きてることを肯定してくれたと思わないんですか」
「ひとの心の中には、必ず外から いろんなものが入ってくるんです。いいものも、悪いものも、どんどん、どんどん入ってくるんです。ぼくらは きっと それと向き合わないといけません」
「ぼくらは どこからも やってきません。ぼくらは最初から ぼくらの中にいるんです。外から入ってくるものに触れて、きっと ぼくらは芽を出して、枯れたり、咲いたりしながら・・・。だから、自分だけは自分を否定しないで」
テレビ東京／2020年3月18日深夜放送
【脚本】高橋泉／【原作】市川マサ
僕はどこから・第８話 [僕はどこから]
「森羅万象は巨大なメカニズム。この世に正しく設計図を引ける人間がいるならば、ひとの運命は簡単に操れる」
「おまえの存在を おびやかす悪いものは、すべて外からやってくる。でもな、ひとを成長させる良いものも、すべて外からやってくるんだ。それをちゃんと見る力は、もう龍一の中に育まれている」
テレビ東京／2020年2月26日深夜放送
【脚本】高橋泉／【原作】市川マサ
僕はどこから・第５話 [僕はどこから]
「ファウスト博士が新約聖書を訳すシーンあるだろ。（『はじめに言葉ありき』を別の単語にしようとする場面、）おまえ、どう思う？ （中略） ファウスト博士は『はじめに意志ありき』と訳すか、『はじめに力ありき』と訳すかを悩んで、結局 最後に『はじめに行為ありき』と訳して、納得してるよな。でも、オレは違うと思う。オレは『はじめに力ありき』しかないと思う。まあ、それはオレが なんでも力でねじ伏せてきたからだろうな」
「智美くんは いつでも そうやって本に違和感を感じながら読んでるんです。それができるのは、自分の意志があるからです。でも、ぼくは書かれてることを ただ受け入れるだけです」
テレビ東京／2020年2月5日深夜放送
【脚本】高橋泉／【原作】市川マサ
僕はどこから・第１話 [僕はどこから]
「村上春樹にあこがれてるのは わかるんだけども、これ、まんま春樹じゃん。いうなれば、コピー。（中略） なんだろうね、きみの作品って、他人の頭で考えたものを読まされてる感じなんだよね。きみには、きみってもんが ないのかい？」
テレビ東京／2020年1月8日深夜放送
【脚本】高橋泉／【原作】市川マサ
