捨ててよ、安達さん。・第12話(最終回) [捨ててよ、安達さん。]
捨ててよ、安達さん。・第10話 [捨ててよ、安達さん。]
捨ててよ、安達さん。・第9話 [捨ててよ、安達さん。]
「わたしたちってさ、2才でデビューして、気がついたら、この(芸能界の)仕事してて。ひとの顔色うかがったり、大人のひとが欲しい答えを想像して言ったりしてて・・・。大人になって、仕事がなくなって、自分はいったい誰なんだろうって思うようになって。こうなったのは全部 親のせいだとか、事務所のせいとか、まわりの大人のせいだって、心の中でそんなふうに思うようになって。安達祐実って わたしなのに、誰なんだろう。誰のものなんだろうって・・・」
「新しいドラマ、決まったんです、主役。なんと安達祐実役です。初めてですもんね、本人役」
「安達祐実役なんて、毎日、毎日、いっつも、いっつも、やってるわ」
テレビ東京/2020年6月12日深夜放送
【脚本】下田悠子、大九明子
捨ててよ、安達さん。・第5話 [捨ててよ、安達さん。]
「まわりのひとに気つかって、なにがいけないの? ねえ。みんなが気持ちよく過ごせるように、考えて、動いて なにが悪いの? みんなが言いたい放題、やりたい放題やってたら、この世界、成り立たないでしょ。あんたみたいに(本気でぶつかり合いたいとか)安っぽい持論 振りかざすひとの裏でさ、心すり減らして踏ん張ってる人間がいるんだよ」
「化学反応だか、グルーブだか なんだか知らないけど、あんたは お芝居してるとき、相手のこと 全然 見てないからね。(中略) みんな、あんたの芝居しっかり見て、考えて、それこそ こっちからグルーブかましてやってんだよ。あたしは考えてやってんの。技術でやってる。役者魂っていう曖昧なものに頼ってないの。わかったか、この頭でっかちが」
テレビ東京/2020年5月15日深夜放送
【脚本】下田悠子、大九明子