3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第７話 [3Bの恋人]
「舞台役者（の頭文字は）B――。そう、舞台役者は3Bに続いて、つきあっちゃいけない4B目なの。（中略） なんで舞台役者がダメか、きちんと説明するね。『１、3Bと並んでお金がない』。もう これは言うまでもないね。で、｢２、やたらと酒を飲む』。稽古終わりに、そのまま飲みに行って、終電 逃してカラオケ。これ、鉄板。『３、だいたいのやつが借金してる』。やつらはクズがカッコいいと思ってます。で、金もないのに吸ってるタバコは、だいたいアメスピです。で、だいたい１年に１回、キャパ50の舞台に立ってるだけで、『舞台役者です』って言ってます。そういうやつらに限って、職業欄にも堂々とアクターって書いたりすんだよね。知らんけど」
テレビ朝日／2021年2月20日深夜放送
【脚本】藤原珠恵、瀧悠輔／【原作】横山もよ
3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第５話 [3Bの恋人]
「バーテンダーっていうのは、この世で最も聞き上手な生命体なの。女って、聞いてもらいたい生き物じゃない？ そこに つけこんでくるのが やつら。女が弱っているところに、スッと入ってきて、女もいつの間にか心を許しちゃうの。バーは暗くて雰囲気あるし、シェーカー振る姿は、実際カッコいいし。（中略） バーは女にとって底なし沼なの。金も、心も、奪われる。そんな沼に あんたは、片足、いや両足・・・これ、両ももまで つかってる」
テレビ朝日／2021年2月6日深夜放送
【脚本】政池洋佑／【原作】横山もよ
3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第４話 [3Bの恋人]
「ライブ会場でバンドＴシャツじゃなくて、白シャツにスカート、それに５センチ以上のヒール履いてる女は、全員、ボーカルの女。これ、間違いないから」
「 “好き” っていちばん強いから いいなあって。でも、好きな分だけ、落ち込みも大きくなるから 大変だなあって」
テレビ朝日／2021年1月30日深夜放送
【脚本】政池洋佑／【原作】横山もよ
3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第３話 [3Bの恋人]
「この子はダマされやすい星の下に生まれてる。いや、もうダマされる星の真上に生まれてるね」
「傷つかない恋は、本物の恋じゃないわ」
「女の恋は くだものと一緒。もう きずものには、一生、もらい手がつかないんだから」
「女はダメージジーンズと一緒。女は傷ついてから、価値が出るの」
「彼女、慎太郎くんに『心が美人』って言われたこと、本当にうれしかったんだって。（あんたは）軽い気持ちで、優しい言葉をかけてるんだろうけど、女の子はそういう言葉、うれしいの。落ち込んでるときだと、心に沁み込んじゃう。その言葉にすがっちゃうの。（中略） モデル見つけるために、女に優しくしてんのかもしんないけど、それって、優しい分だけ残酷なんだからね。スタイリストになるために、腕を磨きたいのかもしんないけどさ、女は あんたのマネキンじゃないから」
テレビ朝日／2021年1月23日深夜放送
【脚本】政池洋佑／【原作】横山もよ
3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第２話 [3Bの恋人]
「幸運だったな、オレの音楽、そばで聞けて。近い将来、この距離で聞けるのはVIPの客だけだからな」
「売れる前は、ただの騒音だから」
「あんた、地獄に落ちるよ。いや、もう あんた、地獄に住民票 移してる」
「教えてあげる。バンドマン、美容師、バーテンダー――。とにかく、べらぼうに お金がないの。はるちゃんが思ってる以上よ。夢を追うためにバイトなんかするかっていう謎のプライドでヒモになるバンドマンと、お給料 少ないくせに見た目は大事だからっつって、お洋服 買い漁っちゃう美容師と、同じく、お金もないのにフラフラ、フラフラ、毎晩、人づきあい大事だからって飲み歩くバーテンダー。お金が あるわけがないよね。そして、そう、この世の中には、そんな男に貢いじゃう女が、うじゃうじゃ、うじゃうじゃいるの。それが、あんた」
テレビ朝日／2021年1月16日深夜放送
【脚本】政池洋佑／【原作】横山もよ
3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第１話 [3Bの恋人]
「最近では、幸せなカップルを見ると、心の中で毒の吹き矢を放ってる」
「いままで恋愛の神様に見放されてた――。いや、恋愛の神様に、存在すら認識されていなかった」
「誰かと同じものを選んでちゃ、幸せになれないよ」
「3Bには気をつけないとダメ。バンド、美容師、バーテンダー――。愛でるのはいいけど、つきあってはいけないビッグスリー。気をつけないと地獄行き。いや、地獄のいちばん底に落ちるよ」
テレビ朝日／2021年1月9日深夜放送
【脚本】政池洋佑／【原作】横山もよ
