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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第8話(最終回) [サイレント・ヴォイス]

「これはな、国家権力なんかじゃねえ。オレたちの知らない新しい力が(ネットの中で)動いてる。姿の見えねえ連中だが、その数は尋常じゃねえ。ふざけた話だが、それが “世間” だとよ」



「ひとは心のうちに後ろめたいことを抱えていると、味方までも敵に見えてしまうのよ」


BSテレ東/2020年5月30日放送
【脚本】
ブラジリィー・アン・山田/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第7話 [サイレント・ヴォイス]

「あるスポーツ教育学者の論文で、こんな研究結果があるんです。強豪部活内の組織構造は、カルト教団のそれと類似している、と。閉鎖的な環境、絶対的な上下関係、理不尽な要求やペナルティ、目標達成への追及、集団への帰属意識などが、その要素として上げられています。部活内のヒエラルキーをカルト教団に当てはめてみると、下級生は入信の遅い信者、上級生は早い信者、キャプテンは支部長、コーチや部長は教祖――。そして、監督は神。絶対的服従関係の頂点。そこに君臨する者の命令は、天の声にも等しい」



「スクールセクハラって、別名『魂の殺人』とも言われてるの。(中略) そのときは、神である あなたの言いなりになって、結果も出て、感謝こそ したかもしれない。でも、寮という閉鎖的環境から解き放たれ、あなたの支配下でなくなったいま、そのときの記憶が心の傷になっていることは、充分に考えられる」



「体罰を受けた子でも、それを乗り越えたことで、思い出が美化されたり、子供に暴力を振るわれた親も、その実績が残ったことで、うちの子を鍛えてくれたと感謝することもある。それが、体罰がなくならない原因のひとつなんだろうね」


BSテレ東/2020年5月23日放送
【脚本】
本田隆朗/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第6話 [サイレント・ヴォイス]

「(隣人を愛し、慈悲の心を持て?) 差し伸べても、差し伸べても、その手にツバを吐きかける――。あんなやつ、隣人でも なんでもない。死んで当然の悪魔だ。まわりに害悪をまき散らす悪魔のような人間は、地獄の業火に焼かれるべきなんだ」


BSテレ東/2020年5月16日放送
【脚本】
大浦光太/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第5話 [サイレント・ヴォイス]

「完全に負ける前に、自ら負けを認めるのは(将棋の)マナーです。もちろん、悔しいです。しかし、負けを認めることで、自らの弱さに気づくことができる。負けが確定しているのに、そこから悪あがきをするのは、棋譜をけがす行為。相手に対しても失礼にあたりますし、自分にとっても不名誉なことです」



「あなた方 警察と、わたしたち棋士の仕事は よく似ている。たったひとつの些細なことから、その他 多くのことを予測しなければならない――。あなた方は それを推理と呼び、わたしたちは読み筋と呼ぶ」


BSテレ東/2020年5月9日放送
【脚本】
ブラジリィー・アン・山田/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第4話 [サイレント・ヴォイス]

「アイドルって、努力し続けることが大切なんです。歌がうまい方は歌手。ダンスがうまい方はダンサー。でも、アイドルはその “ひと” が好きになってもらえるかどうかなので」


BSテレ東/2020年5月2日放送
【脚本】
本田隆朗/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第3話 [サイレント・ヴォイス]

「作曲してたのが あたしじゃないってのが、そんな いけないことかしら。アイドルとプロデューサー、芸人と放送作家、世間には いくらだって共作関係は存在してる。彼らにダマされたって訴える人間がいるかしら。あたしの仕事はひとの心を動かすことなの。仮にあたしが世間を欺いていたとして、それによって誰か傷ついたひとがいた? 逆よね。暴かなければ、誰も傷つかなかったし、みんな幸せでいられたのに。夢の舞台裏をさらす野暮な おこないこそ断罪されるべきなんじゃないかしら」



「ひとって、意外なほど他人の顔を見ていないのよね。髪型やメガネ、装飾品などを指す心理学用語・アーチファクトに個性が強く表れている場合、目、鼻、口や、輪郭といった、本来の顔立ちは ほとんど覚えていないケースが多い。(中略) 強すぎる印象が、逆に記憶をぼやけさせ、その印象しか残らない」



「足が不自由なフリをしたり、施設で育ったと偽ることで、世間からの注目を確かに集めた。けど、望んだ注目を浴びたことで、彼はひとを殺す羽目になり、結局、逮捕されてしまった。肥大し続ける自我は、いずれ自らの身を亡ぼす――」


BSテレ東/2020年4月25日放送
【脚本】
大浦光太/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2・第1話 [サイレント・ヴォイス]

「オレときみは一緒か? 同じものを見て泣き、同じものを見て笑うのか。そんなわけない。人間というのは、もっと複雑なものだ。心理学などというもので、ひとくくりに できるわけがない。嘘を絶対 見抜ける? 思い上がりも甚だしい。われわれ警察官ができることは、客観的に物証や証言を積み重ねる――。そうすることでしか。真実に近づくことはできない」


BSテレ東/2020年4月11日放送
【脚本】
ブラジリィー・アン・山田/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 特別篇 [サイレント・ヴォイス]

「人間が記憶したことの40パーセントは、30分後には消失してしまうという実験結果があります。人間の記憶というものは、それほど もろいものなんです」



「記憶は相手に対する印象や、誘導によって、簡単に書き換えられたり、自分に都合よく再構築されたりします。 “無意識の転移” という、この心理作用を理解している人物なら、目撃者に記憶の捏造をおこなうことは、比較的 簡単なんです」



「行動心理学はひとを不幸にします。(中略) 犯罪捜査や被疑者の取調べにおいては有用かもしれませんが、それだけのこと。申し訳ない。わたしは楯岡くんを “嘘を見破る機械” に仕立て上げてしまった。いや、感情を持たない機械なら、まだ よかった。しかし、きみは本来 ひとの痛みのわかる、血の通った人間です。感情も感性も豊かな普通の人間が、他人の本心を読めたところで、日常生活では なんの得もなく、むしろ 傷つくことのほうが多い」



「人間社会を生きていく上では、ある種の鈍感さが求められる。すべてを知ってしまえば不幸になる。だから、多くの人間は、あえて鈍感でいる。これが長年 行動心理学を究めようとして たどり着いた、わたしなりの真理です」


BSテレ東/2020年3月7日放送
【脚本】
大浦光太/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第10話(最終回) [サイレント・ヴォイス]

「ひとを殺したら罪が重くなるって、誰が決めたの? 誰が決めたか わかんないルールの上で、お行儀よくしちゃって。あんた、それでも生きてるって言えんの。まあ、飼い殺されんのが好きじゃなかったら、刑事なんかに ならないか」


BSテレ東/2018年12月15日放送
【脚本】
大浦光太/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第8話 [サイレント・ヴォイス]

「どこに売ってるか事前に調べときなさいよ。パシリに行かされるときは、焼きそばパンって相場が決まってるでしょ」


BSテレ東/2018年12月8日放送
【脚本】
本田隆朗/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第7話 [サイレント・ヴォイス]

「嘘はつかせるためにある――。嘘をつくってことは、その裏に隠さなければならない真実があるってこと。嘘をつかせるだけ つかせて、それをひとつずつ暴いてゆく。まだわかってないの、あたしのやり方」


BSテレ東/2018年11月24日放送
【脚本】
ブラジリィー・アン・山田/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第6話 [サイレント・ヴォイス]

「花が咲くことに、特別な意味がありますか。わたしが この賞をもらうのは、それと一緒です」



「母親というのは、子供の成長と一緒で、長い年月を必要とするんじゃないでしょうか。演じようとしても、演じることはできない。(中略) あなたは本当の母親になろうとしたんじゃない。本当の母親を演じようとしただけ」


BSテレ東/2018年11月10日放送
【脚本】
ブラジリィー・アン・山田/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第5話 [サイレント・ヴォイス]

「大人になると、ズルいことばかり覚えるようになるのよ。正しいことをするためにもね」


BSテレ東/2018年11月3日放送
【脚本】
本田隆朗/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第3話 [サイレント・ヴォイス]

「占いなんてバカらしいと言う そこのあなた。年始には初詣に行き、お祓いをして、挙式は大安に挙げませんでしたか? このように、普段、信心深くないひとも、ときに すがれるものには すがり、念のために縁起を担いでしまう。それが人間の真理なのかもしれません」



「素敵な男性は、素敵なひとの前にしか現れません。あなたが素敵なひとに変わりさえすれば、自ずと素敵な男性は目の前に現れるものなのよ」



「一時的に偽りの自分を演じることは、あなたを変えることにはなりません。あなたには内側から自分自身を変えていく勇気が必要です。それさえできれば、素敵な男性はすぐ現れますよ」



「占いや霊能力の類いっていうのは、非科学的でも、オカルティックでもない。行動心理学に近いコールドリーディングっていう会話術を応用した、種も仕掛けもあるインチキ商法」



「あなたの(霊視の)言葉によって救われたひともいたでしょう。でも、あなたはその陰で何人もの人生が狂わされていった現実が まったく見えていなかった。あなたの思いつきで、軽はずみで、無責任な言葉によって、ひとりの尊い人間の人生が奪われ、善良だった人間の心を蝕んでしまった。あなたに この重大さがわかる? 残念ながら、刑法上、あなたを裁くことはできない。しかし、あなたが犯してしまった罪は、より深く、より重い。償える罪のほうがマシだったかもしれないわね。そんな重いものを背負ったまま、これから先、他人の未来なんか、本当に見通せるのかしら」


BSテレ東/2018年10月20日放送
【脚本】
大浦光太/【原作】佐藤青南
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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻・第1話 [サイレント・ヴォイス]

「自分の欠点を他人のせいにするのは、心理学用語で『投影』。犯罪に走ったのを、不幸な生い立ちのせいにするのは『逃避』。いま そうやって叫んでるのは『攻撃』。要するに、嘘にまみれた あんたも最低だけど、本物のあんたは もっと最低ってこと」


BSテレ東/2018年10月6日放送
【脚本】
本田隆朗/【原作】佐藤青南
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