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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第6話 [荒ぶる季節の乙女どもよ。]

「恋なんかで変わるような女、それが このわたし、曾根崎り香。あなた方は、男子をうがった目で見ることに慣れてしまっている。男子は粗野で、考えなしの けだものではない。そう、男子だって、わたしたちと同じ人間なのよ」



「友達を失ってまで、泉くんを欲しい? むこうは ひとりだよ。こっちは ふたりだよ。パッとは思いつかないけど、わたしたちを選んでくれるなら、おまけだって つけちゃうから」



「きみは(『星の王子さま』の)キツネだ。ずっと孤独だったキツネは、苦しむ王子様に助言をした。でも、その助言のせいで、王子様は無自覚だった薔薇への本当の気持ちに気づいてしまう――。(キツネは)置いて行かれたきり、(そのあと どうなったか)詳しくは描かれていない。そんなものだよ、選ばれなかった側の物語なんてね」



「わたし、こういうとき、いつも どんなこと言う ひとだった? いつもカッコつけて、上から目線でアドバイスして、全部わかったようなこと言って・・・そうだよね、わたしって。でも、どうしよう。わたし・・・今日のわたし、なにも言えない」


TBS/2020年10月13日深夜放送
【脚本】
岡田麿里/【原作】岡田磨里、絵本奈央
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