ざんねんないきもの事典・第23話 [ざんねんないきもの事典]
「リスは冬に備えて、数100個ものドングリを埋めるんだけど、そのうちの６割ぐらいしか掘り返せないんだ。多すぎて、場所がわからなくなっちゃうからね。でも、忘れられたドングリは、やがて芽を出し、木になり、リスたちの食べる実をつける。（この世には）忘れたって、ときが経てば、やったことが未来につながることも、きっと多いよ」
テレビ東京／2021年3月17日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】高橋書店『ざんねんないきもの事典』
ざんねんないきもの事典・第21話 [ざんねんないきもの事典]
「フクロウの体形、実は羽毛のせいでめちゃくちゃ短足だと思われてるが、真の姿は足がとても長い。（中略） なんか、可愛さ半減だろ。（一方で、きみの）まわりのお友達はみんな（写真を撮るとき）足を長く加工してんだろ。（中略） 本当の姿なんて、みんな残念なもんさ。スマホにかじりついて、ウジウジいじけてるぐらいなら、きみもやってみたらいいだろ。笑われようが、加工でもなんでも、いちばん好きだと思える己で戦え」
テレビ東京／2021年3月3日深夜放送
【脚本】下田悠子／【原作】高橋書店『ざんねんないきもの事典』
ざんねんないきもの事典・第20話 [ざんねんないきもの事典]
「（新人だからという理由で、社内コンペに負けるのって）なんかさ、ニワトリに似てるよね。（中略） ニワトリってさ、強いやつから順番に鳴いてるんだよ。弱いやつは鳴くことさえ許されない――。きびしい世界だな」
テレビ東京／2021年2月24日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】高橋書店『ざんねんないきもの事典』
ざんねんないきもの事典・第18話 [ざんねんないきもの事典]
「勉強って、すればするほど、受験には有利だよね。クワガタの大あごはさ、長いほど戦いに有利。だから、進化の過程でどんどん長くなったんだ。でも、大あごが長いと、樹液がうまく食べられない。（中略） 勝負に勝てるのは大事なこと。でも、樹液 吸えなくなっちゃうのはね・・・。勉強するだけでいいのかな。樹液、吸えなくなっちゃっても知らないよ」
テレビ東京／2021年2月10日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】高橋書店『ざんねんないきもの事典』
ざんねんないきもの事典・第10話 [ざんねんないきもの事典]
「一匹狼はクールでカッコいいイメージだけど、実は一匹で行動しているオオカミは、弱い証なんだ。ペアになる相手を見つけられず、群れを乗っ取ることもできなかった。彼らは決して、好きで一匹でいるわけじゃないんだよな」
テレビ東京／2020年12月9日深夜放送
【脚本】下田悠子／【原作】高橋書店『ざんねんないきもの事典』
ざんねんないきもの事典・第１話 [ざんねんないきもの事典]
「オランウータンのオスの顔にはフランジっていう ひだが あるんだよ。でも、それは みなにあるわけじゃなくて、若いオスがケンカに勝つと発達する、ケンカに勝った印なんだよ。でも、あまり強くないのに偶然 勝ってしまったオスは、乱暴なオスに出会わないか、いつもドキドキしながら生きなきゃ いけないんだよ」
テレビ東京／2020年10月7日深夜放送
【脚本】保木本真也／【原作】高橋書店『ざんねんないきもの事典』
