純愛ディソナンス・第11話(最終回) [純愛ディソナンス]
「おまえは向き合うのがイヤで、代わりに誰かを憎んで、保ってんだよ。いい加減、目をそらすの やめろ。(中略) 小坂先生を殺したとき、誰も おまえを責めなかった。だから、ホントのおまえは ずっと自分を責め続けてる」
「あなたが ひとに条件を出す限り、誰も家族になれないんです。無条件で受け入れるから、家族なんです」
フジテレビ/2022年9月22日放送
【脚本】大林利江子
純愛ディソナンス・第9話 [純愛ディソナンス]
「自分さえ我慢すれば、丸く収まるって思うの、やめたほうがいいよ。それ、全然 優しくないから。相手のためにって やってることが、逆に相手を追い詰めることもあるんだからね」
フジテレビ/2022年9月8日放送
【脚本】武井彩
純愛ディソナンス・第8話 [純愛ディソナンス]
「覚悟というのは 突然 決まる。もう誰を傷つけてもいい、ほかのことは どうでもいいと思えたら、きっと そのときだ。そして、一度 覚悟を決めたら、もう引き返せない」
「ムリに新田をつなぎ留めても、どうせ あんたは また自分で関係を壊すよ。(中略) どうして自分で壊したくなるのか教えてやろうか。そもそも、あんたが自分自身を愛してないからだよ。だから、他人に愛されるわけない、自分は幸せになれるわけないと思って、試すようなことをする。で、傷つく前に壊すんだ。結果、自分で自分を傷つけて・・・次は自殺未遂でも するつもりかよ」
「恋愛って、(中略)本気になると、ブレーキが利かなくなる。誰かを裏切ったとしても、自分を優先したくなる――」
「(恋愛は)努力じゃ、どうにもならないことも、きっとあるんだよ。(中略) ここで過ごした数年なんて、好きなひとと過ごす一日にも値しないんだよ」
「恋愛すると、みんな自分のエゴで動く。だから、まわりは傷つくし、逆に こっちが傷ついても、恨みっこなし。なんでもありなんだよ、残酷だけど」
フジテレビ/2022年9月1日放送
【脚本】大林利江子
純愛ディソナンス・第4話 [純愛ディソナンス]
「オレが なんで おまえを そばに置いてると思う。おまえが優秀な人間だからだ。優秀な人間とは どんな人間だ。なにも ためらわず、ひとを蹴落とし、踏みにじることができる人間だ。おまえには その素質があると信じてる」
「心が満たされない人間同士は、どうしたって引き合ってしまいます。過去に事情があれば、なおさらです」
フジテレビ/2022年8月4日放送
【脚本】玉田真也
純愛ディソナンス・第3話 [純愛ディソナンス]
「なんの打算もない、お互いを思い合った真っ白な恋・・・。(中略) 純愛って、自分よりも相手のことを優先するでしょう? それって、結局 お互い 幸せに なれないんじゃないかしら」
「その運命が本物なら、どれだけ逃げても追いかけてくる――。ただ、二度目の出会いは、より覚悟が必要だ。ときが流れた分、ひとは多くのものを手に入れ・・・そして、多くのものを失ってしまうから」
フジテレビ/2022年7月28日放送
【脚本】大林利江子
純愛ディソナンス・第2話 [純愛ディソナンス]
「大学に行っても、なんの保証にもなりません。ですが、パートナーが人生を保証してくれるとも限りません。幸い、いま和泉さんには幅広い選択肢があります。その中で、彼女が選ぶ道なら間違いないと思います。親から宝物のように大事にされた子供は、自分自身を大事にできるからです」
「幸せは、自分の道を自分で選ぶことから始まるんだと思います」
「大事なことほど、感情的になっちゃダメだろ。それより、相手が言って欲しいこと、言ってやればいい。相手が気持ちよくなれば、コントロールしやすいだろ」
「どこまで娘を追い詰めれば、気が済むんですか。(中略) あんたは母親を武器にしてるだけだ。和泉は母親としての あんたを あきらめない。あきらめたくても、できないんだ。なのに、あんたは そこに つけ込んで・・・娘を自分の所有物とでも思ってんだろ。大事なアクセサリーのひとつとでも。いまの あんたが、あいつのために できることは ひとつだけだ。さっさと娘を解放してやれ」
フジテレビ/2022年7月21日放送
【脚本】大林利江子
純愛ディソナンス・第1話 [純愛ディソナンス]
「わたしが(歓迎会に)参加しなかったら、あのひとたちの希望通りじゃないですか。少しでも嫌な気持ちになってほしいから(参加しました)」
「(人生の)敵はさ、すごいスピードでぶつかってくるからさ、巻き込まれたら、体はバラバラだよ。(中略) そこで死ねたならさ、問題はないけどさ。そのまま死ねずに、ずっと生きてたらさ、ヤバくない? 逃げよう。全部、捨てちゃおう」
フジテレビ/2022年7月14日放送
【脚本】玉田真也