階段下のゴッホ・第8話(最終回) [階段下のゴッホ]
「好きでい続けることは、死に物狂いです。覚悟や勇気、努力がいる。けれど、それでも歩みを止めなければ、いつか言葉のない手紙も届くんだと信じています」
「好きなものを見つけるのも、いちばんになるのも難しい世の中で、気づけたことがあります。好きなものを、好きでい続けること――。それこそが、なにより尊いものなのです」
TBS/2022年11月8日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第7話 [階段下のゴッホ]
「自分のことに集中したほうがいいんじゃない? 才能ってね、好きなことに時間を費やしたってこと」
「ソーダ味のアイスは、すぐ溶ける。ポタポタしたたるシロップで、コンクリートはちょっと甘くなるだろうか」
TBS/2022年11月1日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第6話 [階段下のゴッホ]
「絵の世界ってさ、10年に1度、ひとりの天才が出ればいいんだよ。あとは みんな どうでもよくて、見向きもされない。天才以外は、天才の踏み台で終わっちゃう」
「(この絵を見たとき)衝撃だった。感動っていうより、感電した。雷に打たれたって感じ」
TBS/2022年10月25日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第5話 [階段下のゴッホ]
「この社会って、段差ばかり。デコボコだよね。お金持ちとか、年齢とか、男女とか、知ってる 知らないとか・・・ひととの距離もある。そればかり気にしてると、ホントの自分が遠のく。でも、わたし、ひとからどう言われても、見られても、前に前にと歩いていく きみみたいに描けるようになりたい」
TBS/2022年10月18日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第4話 [階段下のゴッホ]
「人生って、本人が決めつけない限り、わりと自由なのかな」
「なんでもないことでも、つまらないことでも、ただ(そのひとと)共有したいと思う気持ち、ありますよね」
TBS/2022年10月11日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第3話 [階段下のゴッホ]
「評価されたものを引きずっても、新しいもは生まれないからね」
「なんでも できるっていうのは、努力してるからだし、(それを後輩に理解されないのは)癪にさわるな。働けて当たり前。できて当たり前。提出して当たり前。中堅なんだから後輩の指導はしないと。上の決定は絶対。でも、指導された覚えもない。常に『よきに はからえ』。中堅の悩みあるある。立ち回り、ムズイよな」
「会社における わたしたち中堅の役割は、バランサーに徹すること。一方で、絵の世界においては、出る杭でなければならない。実に交わらない世界線――」
「星空は難物だよ。ゴッホは星空を描いた数少ない画家のひとりだった」
TBS/2022年10月4日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第2話 [階段下のゴッホ]
「この世界の色は、赤・青・黄色の三原色と、橙、緑、紫の20色を組み合わせることで、ほぼ表現できるって言われてるの。(絵を描くには)もっと色を見る目をトレーニングしないとね。日頃から、なんでもじっくり目を凝らすこと」
「挑戦するって、スゴクない? 新しいことをはじめるとさ、誤解されるじゃん。でも、(鏑木さんは)突き進んだわけでしょ。正解を当てにいくひとだと思ってたけど、違ったんだ」
TBS/2022年9月27日深夜放送
【脚本】加藤法子
階段下のゴッホ・第1話 [階段下のゴッホ]
「絵は言葉のない手紙――。いまは誰かに届かなくても、言葉の通じない どこかの国のひとや、自分が死んでから次の時代を歩む誰かに、届くことも あるかもしれない」
「雷に打たれたことある? 金のチョコ玉が出る。双子が生まれる。お年玉 年賀ハガキが当たる――。すなわち、約0.5パーセント。東京芸大 油画科に現役合格できる確率。それなのに、美大に入ったからっていって、絵で稼ぐ方法は教えてくれないんだよ。だけど、様々な価値観のひとに出会うことができる」
「描いたら描いた分だけ、目に見えて上達するから、頑張るひとは最強だよ。美術には定年もない。いつ、誰が目指してもいい。ここは ひらかれた場所だよ」
TBS/2022年9月20日深夜放送
【脚本】加藤法子