束の間の一花・第10話(最終回) [束の間の一花]
「もしオレが くたばっても、悲しまないでいてくれる? いい日々だったなあって、笑ってくれる? オレはきみと出会えてホントに幸せだったから、オレのせいで きみが泣くのは もうヤだ」
日本テレビ/2022年12月19日深夜放送
【脚本】今井雅子/【原作】タダノなつ
束の間の一花・第9話 [束の間の一花]
「オレたちの一生は束の間だ。その束の間に、きみに引き止められた」
「死んでしまうことがわかってるのに、生きることに なんの意味があるのか。いずれ別れなくてはならないのに、出会うことに なんの価値があるのか。一生かけても、その答えは見つからないのかもしれません。わかったことは、泣いても笑っても、人生は束の間だということ。その束の間をどう生きるかで、人生の重みも、意味も、変わってくる。溶けていく雪を嘆くのも、残された雪を固めるのも、同じ一分一秒ならば、喜べることに時間を使いたい。その一瞬一瞬を重ねていけたら、人生は何倍にも豊かになる。(中略) 千田原一花さん、きみといると幸せなんだよ。オレはきみが・・・オレはきみのことが好きなようだ。きみと ずっと一緒に生きたい」
日本テレビ/2022年12月12日深夜放送
【脚本】今井雅子/【原作】タダノなつ
束の間の一花・第6話 [束の間の一花]
「ユーモアとは『にもかかわらず』笑うことである。いつか死ぬにもかかわらず笑う。悲しいにもかかわらず笑う。寂しいにもかかわらず笑う。みなさんの笑いには、なにが、誰が、必要ですか」
「ぼくは(中略)余命を知って、先に心が くたばってしまった。世界のいろんなものが、自分から離れていって・・・。でも、それを きみが引き止めてくれた。きみまで勝手に離れていかれると・・・困る」
日本テレビ/2022年11月21日深夜放送
【脚本】富安美尋/【原作】タダノなつ
束の間の一花・第4話 [束の間の一花]
「オレたちの一生は束の間だ。その束の間に、きみを想った」
「いいですか、一花さん。夏休みはね、やること多いんです。浴衣に、花火に、海でしょ。バーベキュー、プール、遊園地・・・。計画的に予定 入れないと、全部こなせませんよ。時間も浴衣も有効活用しないと。夏なんて、あっという間。バテてる暇ないよ」
日本テレビ/2022年11月14日深夜放送
【脚本】富安美尋/【原作】タダノなつ
束の間の一花・第2話 [束の間の一花]
「先生、時間も(雪みたいに)固められるんですか? なんとなく流されていく時間は、日なたの雪みたいに、すぐに消えてしまうけど、こうしてギュって固められたら、ずっと残るんですかね」
日本テレビ/2022年10月24日深夜放送
【脚本】今井雅子/【原作】タダノなつ
束の間の一花・第1話 [束の間の一花]
「哲学は驚きから はじまります。知らないものに驚くのは当たり前ですが、見慣れているものに驚きを見出す――。つまり、哲学は みなさんから、遠い、取っつきにくいものではなく、むしろ手の届くところ、日常の中にあります」
日本テレビ/2022年10月17日深夜放送
【脚本】今井雅子/【原作】タダノなつ