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ハケン占い師アタル・第3話 [ハケン占い師アタル]

「あなたはね、自分に自信があるひとだから、相手を追いつめて逃げ場がなくなるような、そういう言い方になっちゃうの。でも、いまの若者には そういうの通用しないってわかってよ、そろそろ」



「言われたこと ちゃんとやってりゃ文句ないだろって態度、直せって言ってんだよ。命令されたことなんかな、誰だってできんだよ。こいつはな、結局ラクしたいだけなんだよ。ツラい現実から逃げたいだけなんだよ。そのくせ、自分の権利だけ ちゃんと認めろってか。ふざけんじゃねえよ。言っとくけどな、誰のアシスタントにつこうが、自分で変わる気がなきゃ、仕事できないやつは一生 できねえ まんまだから。いい加減、逃げてねえで、てめえの仕事とちゃんと向き合えよ」



「大学のときも、そうやって逃げたわけだ、自分の思い通りにいかなくなったら。で、なにが残った? 後悔だけか。あのまま続けてれば、オレもここにいれたのかもっていう。逃げてばっかりいるやつに、自分の居場所なんか見つかるわけないっつーの」



「真っ暗なトンネルの中、歩いてるみたいでも、いつかは光が見えてくるって信じて(みんな、働いてるんだよ)。そもそも あんたみたいな若僧に、働く意味や喜びが簡単にわかってたまるかっつーの。そういうのは いろんなこと経験して、初めて わかるから ありがたみがあるんだろ。それなのに、ツラいことがある度に、ひとのせいにしたり、ちょいちょいって検索して、答え見つけようとしてんじぇねえよ。この世にひとりもいないっつーの・・・なにが正解かわかって生きてるやつなんて」


テレビ朝日/2019年1月31日放送
【脚本】
遊川和彦/【脚本協力】阿久津朋子柴田泉
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