不要不急の銀河 [単発]
「だからね、6月でさ、オレは18才になってしまうんだよ。17才と18才は とんでもない差なの。ファーストキスは17才、これがギリなんだよ。18だと、もう遅いの。この事実は永遠に残るから。(中略) だからね、はっきり言い過ぎだよって言われるかもしれないけど、オレはキスがしたい」
NHK/2020年7月23日放送
【脚本】又吉直樹
おしゃ家ソムリエおしゃ子!・第2話 [おしゃ家ソムリエおしゃ子!]
「あれも、これも、これも、これも、ぜーんぶ無印良品じゃーん。オールインワン無印良品の家やないか。悪かないよ。悪かないんだよ。良品さんたちに落ち度はないよ。だけど、無印の家具に、無印のカトラリー、無印のチルド――。オール無印で決めても、オシャレなのは無印であって、決して あなたではない」
「どうでもいいけどさ、無印 好きなやつって、絶対 Macにシール、ペタペタ貼んないよね」
「あなたはデザイナーなんでしょ。ひとつ買ったら、どんどん、どんどん、無印でそろえたくなる気持ちは よーくわかる。日本で何万人が その無印スパイラルに はまっていることか。しかし、コピペで増やしたような部屋からは、コピペみたいな作品しか生まれない。この部屋のコピペ感は、あなたの表現者としての自信のなさなのよ。まず、引っ越そうよ。この街、下北は無印良品 乱立地帯。新宿に行きやすすぎる」
テレビ東京/2020年7月22日深夜放送
【脚本】辻健一/【原作】かっぴー
ハケンの品格2・第6話 [ハケンの品格]
特捜9 season3・第10話(最終回) [特捜9]
「99.8パーセント――この数字の意味をわかっていますか。(検察が起訴した裁判で、有罪判決が出る確率?) それじゃ、答えになってない。正解は『検察は過ちを犯さない』です。この数字を保つため、起訴を見送ることさえある」
「警視総監、あなたは全警察官のあこがれです。ということは、なりたい人間は いくらでもいるということでもあります」
「それはつまり(次席検事のあなたの指示に)したがわなければ、警視総監の椅子には いつでも ほかの誰かを座らせることができる――。そういうことですか」
「年を重ねてきますとね、自分のことには、あまり興味を持てなくなるんですよ。それより、これから先、若い連中になにを残すべきか。毎日そんなことを考えてますよ」
テレビ朝日/2020年7月22日放送
【脚本】徳永富彦
マイラブ・マイベイカー・第2話 [マイラブ・マイベイカー]
「商品がお客さんの手に渡ったら、それはもう お客さんのものじゃない? どう食べたって、どうアレンジしたって、それはお客さんの自由だと思う。あたしはただ、おいしいって思ってくれたら、それでいい」
「信じらんないね、いきなり(ラーメンに)コショウとか入れるやつ。店の味を確認せずに、勝手に味を変えるなんて、料理人を冒涜してるよ」
tvk/2020年7月21日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】らくだ
私の家政夫ナギサさん・第3話 [私の家政夫ナギサさん]
「あのひと、お姉ちゃんが致命的に家事が苦手だってこと、全然わかってないから。メイは なんでも できる子だって、いまだに呪いを かけ続けてるんです」
「苦手なことや、できないことの ひとつや ふたつくらい、誰にでもあります。メイさんは、本当に何事にも一生懸命な方です。それはきっと、お母様の期待に応えたいんだと思います。できるところだけじゃなくて、できないところも見てあげてください」
TBS/2020年7月21日放送
【脚本】山下すばる/【原作】四ツ原フリコ
節約ロック ちょっと特別編・第1話 [節約ロック]
「ムダづかいしてるのは、わたしのほうだったみたい。タカオといる時間が、わたしの人生のムダづかい――」
「タカオちゃんぐらいの年齢なら、バンバン金 使ってナンボ。ゲームと一緒。課金すれば、それだけ強い武器が手に入る。金を使うってのは、自分への投資だから」
日本テレビ/2020年7月20日深夜放送
【脚本】森ハヤシ/【原作】大久保ヒロミ
半沢直樹2・第1話 [半沢直樹]
「上司を裏切れば、返り討ちに遭いますよ。そうならないためも、裏切るときは徹底的に裏切らなければなりません。ひとを刺すときは、準備は念入りに。仕留めるのは一瞬で」
「銀行員ってのは、結果がすべてです。あんな子会社でいくら頑張ったところで、将来なんてない。負けだ。でも、銀行はひとも金も桁が違う。いるだけで勝ちなんですよ。一度でも銀行に勤めた人間なら、誰だって銀行に戻りたいと思うはずだ」
「オレたちの仕事は、ひとや会社の成長を願い、その手助けをすることだ。証券(会社)も、いや、どんな仕事も、めざすところは同じはずだ。そこに勝ちも負けもない。大事なのは、どこで働くかじゃない。どう働くかだ」
「オレたちは顧客の人生そのものを預かっている。経営者、従業員、そして その家族、すべての人生を預かってるんだ。おまえに その自覚があるか。おまえが売ったのは情報じゃない。オレたちの信頼だよ」
「(銀行員は人事には逆らえない?) なにかあれば『人事、人事』と、先生に言いつける小学生のようだ。証券営業部の部長が、そんなことしか言えないとは情けない」
TBS/2020年7月19日放送
【脚本】丑尾健太郎/【脚本協力】槌谷健、李正美/【原作】池井戸潤
女ともだち・第11話 [女ともだち]
「あきれちゃうわね。あんな女に惚れてたわけ? 浮気するなら、もっといい女にしてよ。これで、身に染みて わかったでしょ・・・自分が人生でいかに大きな過失を犯したか。苦しみなさい。悩みなさい。恥じなさい。当然の報いよ」
BSテレ東/2020年7月18日深夜放送
【脚本】吉川菜美/【原作】柴門ふみ
未満警察 ミッドナイトランナー・第4話 [未満警察]
「限界を迎えてから、初めて自分には できることと、できないことがあると、気づいたんじゃないのか。だったら、自分にできることをやればいい。それに、たとえ限界がきても、われわれには組織がある。チームや仲間がいる。自分がいま できることに集中することだ」
「世の中、いろんなやつがいるよ。けどさ、心が折れて、死にたいとか言うやつが、(オレは)どうしても許せないわけ。そういう弱い、劣等遺伝子の人間が、この地球の空気を吸って、酸素を減らしているのが、頭にくるわけ。食料だって、ガソリンだって、限りってものがあるでしょ。なのに、なんで そんな弱っちい連中のために、オレたちの分までプレゼントしなきゃいけないわけ? おかしいよね。だから、そういう連中を全員、殺したいって思ってる。そんなわたしって、変ですか」
日本テレビ/2020年7月18日放送
【脚本】渡辺雄介/【原作】韓国映画『ミッドナイト・ランナー』
妖ばなし5・第3話(第47話)「アマビヱ」 [妖ばなし]
「わたしが(疫病除けの)神様かどうかなんて、人間が勝手に決めること。わたしは予言をして、絵に自分の姿を写して、ひとに広めてもらうだけなり。わたしは豊作の予言をして『姿を描いて見せよ』としか言わないなり。わたしの仲間のアマビコも、神社姫も、描き写した姿を見せたら、疫病の難を逃れるとか(人間は)言っているが、そんな都合のいいことがあるわけなかろうなりよ。(中略) しかし、言霊というのがあって、口にした言葉は現実となる。願い事が かなうかどうかなんて、人間次第でそうろう。いままで長く人間は そうしてきたんじゃないなりか」
TOKYO MX2/2020年7月18日放送
【脚本】杉本末男/【原作】木川泰宏
女子グルメバーガー部・第2話 [女子グルメバーガー部]
「わたしが あんたぐらいのときには、世間のことも、自分のことも、なんにも わかってなかった。わからず、ずっと もがいてた。でも、いま振り返ると、そんな時間も必要だったのかなって思ってる」
テレビ東京/2020年7月17日深夜放送
【脚本】村上大樹
家政夫のミタゾノ4・第7話 [家政夫のミタゾノ]
「どうしてサスペンスドラマの最後は、こうして容疑者が全員 集まるのでしょう。みなさん、 考えたこと ございますか。理由はひとつ。これが、お約束だからです。ですが、本当はこの “お約束” に甘えて、脚本家が新しいことを考えるのをやめしまっただけなのかもしれません。もし脚本家が新しいチャレンジしていないだけだとしたら・・・」
「完璧だと思っていても、ちょっとしたことで形が崩れてしまうものですから・・・ネクタイも、計画も」
テレビ朝日/2020年7月17日放送
【脚本】林誠人
ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~・第1話 [ディア・ペイシェント]
「ひどい話だけれど、ここにきてすぐ、患者にはS、M、Lの分類があると教えられた。まず、病状を簡潔に伝え、こちらの説明もすぐに理解してくれる『スムーズ』のS。すぐに答えられるようなことでも、いちいち首をひねったりする『まどろっこしい』のM。そして、Lは英語で低気圧を表す『Low pressure』の頭文字。災いをもたらす台風のようなタイプ」
「医者というものは、だいたいが ほめられて育ってきているので、ひと一倍 承認欲求が強い。患者様からの『ありがとう』は非常に医者を喜ばせます。逆を言えば、その感謝という報酬を得られない状態が続けば、徒労感が募り、やがて心が折れてしまう。患者様はお金を払って医療を受けるのですから、本来、医師に感謝する義務はありません。それなのに、エリート病のお医者様方は感謝されたがる。『ありがとう』を求めるから、医者はつぶれるんです」
NHK/2020年7月17日放送
【脚本】荒井修子/【原作】南杏子
MIU404・第4話 [MIU404]
「いいことをするには、心の余裕と、金銭的余裕がいる。いや、そうでもないな。金持ちは金儲けのために、悪いことをする。この世に金がある限り、事件は起こる」
「土壇場でわかるよな・・・そいつが どんなやつか。(中略) ウサギってさ、追いつめられると、オオカミも真っ青な強烈なキック、繰り出すんだって。アニマルチャンネルで観た。そいつの本性 知るには、生死がかかった瞬間を見るといい」
「暴排条例ができてからこっち、悪事に使うケータイを契約するのも一苦労だ。だが、店ごと買い取れば? 家が借りれなきゃ、不動産屋を買う。システムが欲しけりゃ、IT企業を買う。B――つまり、暴力団の手口は巧妙化してる」
「もし(わたしが働いている会社が暴力団のフロント企業だと)通報しても、警察は次の仕事を用意してくれるわけじゃない」
TBS/2020年7月17日放送
【脚本】野木亜紀子
今日から俺は!!スペシャル [金曜ロードSHOW!]
ギルティ ~この恋は罪ですか?~・第7話 [ギルティ(日本テレビ)]
「お互い、片目を閉じたまま結婚したわたしたちは、両目を開けて別れた。閉じた片目にカズくんは弥生さんを、そして わたしは(秋山を見ていた)・・・」
日本テレビ/2020年7月16日放送
【脚本】三浦希紗/【原作】丘上あい