トップリーグ・第６話（最終回） [トップリーグ]
「オレは、裏金だの、不祥事だの、そんなことに興味はない。政治記者が伝えるべきこと、それは政局だろ。国の情勢だ。政治家のくだらんスキャンダルばかり声高に流すから、国民は重要なことに目が行かなくなるんだ」
「次の世代を考えるのが政治家で、次の選挙を考えるのが政治屋」
「政権は続けることに意味がある。（中略） 日本の政治には課題が山積みです。なのに、政治屋の連中は、選挙に有利か不利かというだけで、政策をころころ変える。政権が変わる度に、一からやり直しになり、膨大な金と時間がムダになる。これでは なにも前に進まない。政治家を政治家でいさせるためには、誰かが強力な政権を作り、政権を安定させる必要がある。そのための汚れ役は、わたしが引き受ける」
WOWOW／2019年11月9日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】相場英雄
参照）２段目：「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代のことを考える」（ジェイムス・フリーマン・クラーク）
トップリーグ・第３話 [トップリーグ]
「政治記者っていうのはな、政治家の建前論だけ聞いてたって、なんの意味もないんだよ。相手の感情をつかんで、戦略の本音を引きずり出すことが必要なんだよ。上っ面だけのつきあいで、そんなもんが取れるか。癒着するほどの深い信頼関係、これが必須条件だ。そこで終われとは言ってない。政治家に食い込む努力と、常に相手との距離を持って判断する精神、このふたつを持った記者だけが本当のトップリーグになれるんだ」
WOWOW／2019年10月19日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】相場英雄
トップリーグ・第２話 [トップリーグ]
「簡単に質問をするな。こうですか、と本人に聞くときは、それなりの取材をしてからにしろ」
「亡くなった時間っては、そのひとの人生が終わった時間なんです。それを（30分ずらして記事にすれば、春の交通安全期間の死亡者をゼロにできるだなんて）警察のくだらない都合で、あのひとの尊厳を傷つけるなんて、あり得ません」
WOWOW／2019年10月12日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】相場英雄
トップリーグ・第１話 [トップリーグ]
「（ “合わせ” は）政治部の決まりごと。取材相手がどう答えたか記事にするときに、各社で違わないように、一語一句 合わせるの。（中略） 政治家は全部 計算してしゃべってるの・・・ライバルにどう伝わるか、地元の有権者にどう映るか。正確に記事にするのが、政治部の仕事」
WOWOW／2019年10月5日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】相場英雄
