シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。・第4話 [シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。]
「銃を向けられたら、銃を向け返すのではなく、満面の笑みで枯れたバラを差し出す――。それが わたしの戦い方です」
「要求を通すために、命を取引の道具に使う――。そんなやり方に成功体験を与えるべきじゃない・・・本人にも、まわりにも」
「優しさは強さなんだよ。直輝も誰かに助けてって呼ばれたら、必ず助けに行くんだぞ。それが直輝のことも救うことになるんだ」
「おまえのためじゃない。自分のためだ。ひとは自分のために、他人を助ける。強くなって、(次は)おまえが ひとを助けろ」
日本テレビ/2020年2月2日放送
【脚本】蛭田直美
注)1段目:実際の台詞は 「満面の笑顔で枯れたバラを差し出す」 でしたが、こちらの判断で 「満面の笑みで枯れたバラを差し出す」 に変更しました。
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。・第3話 [シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。]
「(言いたいことが)あるなら聞くよ。そのあと、すぐボコボコにするけどね」
「光に虫が集まってくるように、光を放つ人間のまわりには、必ず悪意を持ったグレーな人間が集まってきます」
日本テレビ/2020年1月26日放送
【脚本】佐藤友治
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。・第2話 [シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。]
「人間独自の集団求愛行動『合同コンパ』がおこなわれているということで、モニタリングにやってまいりました。この合コンと呼ばれる文化は、自分が優秀な相手をゲットするため、あえて魅力のない仲間を集めたり、突然 裏切って 抜け駆けするなど、高度な心理戦が展開されてるということで、一瞬たりとも目が離せません。おっと、現場では、いかに自分が優秀な遺伝子を引き継いでいるかを自慢し合う威嚇行動のひとつ、『わたしのパパ、すごくない?』のコーナーがはじまった模様です」
「(あたしたち)パンダはさ、群れを作らないし、笹 食べてゴロゴロしてるだけで、充分 幸せだから よくわからないんだけど、(人間は)仲間に嘘ついたり、ダマしたりしてまで、なんで そんなに偉くなりたいの?」
日本テレビ/2020年1月19日放送
【脚本】佐藤友治