宮部みゆき「ソロモンの偽証」・第８話（最終回） [ソロモンの偽証]
「（生きる意味なんて）いつか自然に見つかるし、見つかんなくたって、べつにいいんだよ」
「学校から出て行ったとしても、この世から出ていくのは、まだ早かったよね」
WOWOW／2021年11月21日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】宮部みゆき
宮部みゆき「ソロモンの偽証」・第６話 [ソロモンの偽証]
「いまの大出くんに必要なのは、罪をもみ消してもらうことじゃなくて、一緒に戦ってもらう経験だと思うから」
「変わらないですね、人間のやることは。勝手に体制を作ってしまって、その中で迫害したり、されたりする。自分だけは やられまいと画策する。うちの学校も そうですよ。誰かがイジメられてても、巻き添えになりたくないから、見て見ぬふりをする」
WOWOW／2021年11月7日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】宮部みゆき
宮部みゆき「ソロモンの偽証」・第５話 [ソロモンの偽証]
「弱い者が、さらに弱い者を叩くってことしかできない――。動物以下だよ。昆虫だ、おまえら」
「いちばんの問題は、きみと三宅さんの間に信頼関係がないことだね。信じてないでしょ、三宅樹理の証言。それなのに、彼女の前では信じてるフリをする。それじゃ、ダメだ」
「人間は嘘をつくからね。ときには、自分を守るために、自分すらダマして」
WOWOW／2021年10月31日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】宮部みゆき
宮部みゆき「ソロモンの偽証」・第２話 [ソロモンの偽証]
「かかわっている すべてのひとの話を聞く。依頼人はもちろん、相手の話もね。出てこなかったら、裁判で引っ張りだして主張させる。それが、はじまり。こっちから見て、白く見えるものでも、裏から見れば黒いかもしれないからね。まずは先入観を捨てて、全員の言い分を聞くの」
「視聴者は鈍感だからね。濃いめの味つけをしないと、問題意識を持ってくれない。子供たちがイジメに苦しんでいても、上っ面の同情だけして、すぐに忘れる。ぼくは きみたちの味方なんだ。爆弾 落として、目を覚まさせてやらないと、イジメも、学校の隠蔽体質も、永遠に なくならないからね」
「あなたは１秒だって わたしたちの味方だったことはない。みんなを利用して、都合のいい筋書きを作って、あなたが戦いたくてしょうがない敵と戦う武器にしようとしてるだけ」
「警察も、学校も、マスコミも、みんな自分たちの立場でしか調べない。だったら、自分たちでやるしかない」
WOWOW／2021年10月10日放送
【脚本】篠﨑絵里子／【原作】宮部みゆき
