悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第10話（最終回） [悪女（わる）]
「己の正しさは結果で示せ」
「男性より女性のほうが、早めにカウンセリングに来るんだって。男性は症状がひどくなって、ようやく通院を考える。男のひとって、自慢話は好きだけど、弱みをひとに話したり、オチのない話をするの苦手だから。（中略） 女性は誰かに話して、共感してもらうことで、悩みならツラさを和らげたり、喜びを共有できる。でも、男性は そもそも目的のない打ち明け話が苦手」
「（間違った記事でも）一部が本当なら、全部 真実だって思われても仕方ない」
「峰岸さんがやりたいこと全部 かなえて、世界一 幸せな社長になって・・・女が出世するって、こんなに楽しいんだぞって、みんなに見せつけてください。（中略） 峰岸さんが険しい道を切り開いてくれたら、田中が そのあとを楽々と続きます。世界一ハードルの低いロールモデルになってみせます」
日本テレビ／2022年6月15日放送
【脚本】後藤法子／【原作】深見じゅん
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第９話 [悪女（わる）]
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第８話 [悪女（わる）]
「一生、備品管理課から出られないなら、部署ごと出世しちゃえばいいんです」
「ルール上は、みんなが働きやすい会社のはずなんだけどね、実際は暗黙のルールに縛られてるひとが多い。むしろ、書かれてないルールのほうが厄介かも」
「なにかを選んだら、なにかを あきらめなきゃいけないなんて、誰が決めた？ あなたは ほかのひととは違う。全部、手に入れなさい」
「（ルールが邪魔をする？）決められたルールなら、熟知すれば勝てる。ルール知らざる者、ゲームは制せない」
日本テレビ／2022年6月1日放送
【脚本】松島瑠璃子／【原作】深見じゅん
※ ２段目は２名による連続した台詞をつなげたものです
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第６話 [悪女（わる）]
「先輩って言葉の意味、知ってる？ 先に入って来た仲間――。後輩とは、後から入って来た仲間。どっちが偉いとか関係なく、仲間って意味なんだよね」
「仕事相手も人間だ。いいと思った案を、ただ ぶつけただけじゃ、相手に良さは伝わらない。人柄を読め。国安さんみたいなのは、ひとにアイデアを求めておいて、結局 自分が思いついた案がいちばん いいと思うタイプだ。だから、説得するときは、まるで相手が思いついた案かのように話を持っていく――。最短距離がいつも最善ルートとは限らない」
「若いってことは、気楽なことだと思ってたけど、時代が変わったのかな。（おまえたちは）キャリアを作るために努力して、勉強して、学生時代から積極的に社会に関わって・・・。失敗が許されないシビアな価値観でやってきたんだろ」
日本テレビ／2022年5月18日放送
【脚本】松島瑠璃子／【原作】深見じゅん
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第４話 [悪女（わる）]
「そういうとこ、変に突っ込むとフェミニストって言われちゃうよ。面倒くさい女だと思われる。なんなら、フェミニストはテロリストぐらいに思ってる男 多いからね」
「今回、オレ すっごい 気づき を得たぞ。気づかいはタダ――。お茶 片づけただけで、高いメシおごるより ずっと喜ばれる。これからの時代はな、『金を使う前に、気を使え』だ」
日本テレビ／2022年5月4日放送
【脚本】後藤法子／【原作】深見じゅん
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第３話 [悪女（わる）]
「仕事で正しい評価を受けられない理由――。アピールの方法を間違えている。もしくは、そもそも本当に能力がないか。どっちかね」
「人間、息してるだけでも、払わなきゃいけない お金は どんどん たまってく。いま31の女が、独りで85まで生きちゃったとして、54年 生き延びるのに必要なお金は？ 単身女性の月の平均生活費、約17万。それに住居費、親の介護 葬式費用。保険に、将来の老人ホーム費用いれて計算すると、1億5000万は下らない。あなたも、なにも考えないで生きてると、将来、路頭に迷うよ」
「リサーチっていうのは、それだけじゃ なにも生まない。ただ そこにある事実をまとめて、伝えるだけだから。企画の立案もしなければ、戦略を提案したりもしない。クリエイティブな仕事とは違うの。会社にはね、役職に序列があるのと同じで、部署にも序列がある。うちの（リサーチ）チームは、声を上げちゃいけない弱小チーム。上が決めたことに したがうだけ」
日本テレビ／2022年4月27日放送
【脚本】松島瑠璃子／【原作】深見じゅん
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第２話 [悪女（わる）]
「そもそも おかしくないです？ 部下に厳しい男なんて山ほどいるのに、なんで女だと、女王蜂とか、お局とか、呼ばれちゃうんですかね」
日本テレビ／2022年4月20日放送
【脚本】後藤法子／【原作】深見じゅん
悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～・第１話 [悪女（わる）]
「（会社に）骨をうずめる？ 昭和じゃあるまいし。骨なんか うずめなくたって、あなたは もう死んだも同然。ここはね、クビを切るに切れない人間が捨てられる『オウミ』の姥捨山なの。あなたは最初から そういう部署に配属された。なんにも期待されてないってこと」
「2020年入社のわたしたちは、別名『コロナ年 入社組』――。入社して最初の３か月は、家で研修動画を見てただけ。先輩の顔も覚えられない。覚えてもらえない。仕事を教えてもらうこともなければ、質問することもできず、 ほめてもらうこともなければ、怒られることもない。（中略） 世代ガチャなら、完全なハズレ組。うちの会社では『使えないコロナ年 入社組』とレッテルを貼られている。普通に戻ったら仕事も楽しくなる――そう思ってたけど、３年目という肩書のくせに、経験値は新入社員と変わらないいま、出社がツラい」
「本当に上質なものと、見栄えだけの安物が、同時に あふれ返るのがネットの大海原だ。そんなとこで無条件に比べられるのはイヤだ」
日本テレビ／2022年4月13日放送
【脚本】後藤法子、松島瑠璃子／【原作】深見じゅん
