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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第8話(最終回) [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

「誰かが新しく なにかを はじめようとするとき、調子よく走ってるとき、どん底に落ちて そこから這い上がって もがこうとしてるとき、決まって それを邪魔する誰かが現れる。落とし穴を掘ってるあいだは、自分も前に進めない。足を引っ張るには、自分も一緒に落ちなきゃいけない。それでも、ひとの邪魔をせずにはいられない――そんな誰かが必ず」



「芸能人が どっかの金持ちと つき合ってるって報じられれば、どうせ すぐ別れるでしょうとか思っちゃうし。誰かがYouTubeをはじめれば、誰もチャンネル登録しなきゃいいのにって思っちゃう。べつに そのひとたちに、なにをされたわけでもないのに」



「わたしたちは いったい なにと戦ってるんでしょうね。自分という人間を勝手に品評会に出して、その度に一喜一憂して、誰かが上がれば自分が下がった気になって傷ついて、誰かが下がれば自分が上がった気になって喜んでる。なんでしょうね、これ。自分の価値は べつに なんにも変わってないのに。そんなクソみたいな品評会は、どこでも開催されてないのに」



「自分は自分のために しっかり生きればいい。それで いいじゃないですか。ひとと違ったっていい。自分と違うひとをバカにしたり、恐れたりする必要なんかない。間違ったって、またやり直せばいい。迷惑をかけたら、迷惑をかけたひとに謝ればいい。誰かに期待したっていい。でも、たとえ期待が外れても、相手を責めるようなことは しなくていい。見る目がなかったのは、自分なんだから」


テレビ東京/2022年12月20日深夜放送
【脚本】
我人祥太
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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第7話 [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

「どういうわけか、むかしから ぼくは買いかぶられがちな人間なんですよ。ただボーっとしてるだけなのに、なんか すごい深いことを考えてると思われたり、ほかのひとが言った意見をなんとなく復唱すると、いつの間にか ぼくが いいことを言ったっていう空気になる」



壱子いちこさんにDMしたのも、実はシャドーボクシングのつもりだったんです。自分の思いを伝える訓練です。でも、やっぱりシャドーボクシングじゃ意味なかったんですね。ちゃんとリングに上がらないと、パンチが当たったかどうかすら わからない」


テレビ東京/2022年12月13日深夜放送
【脚本】
北川亜矢子
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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第6話 [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

「『匂わせ』っていうか、無理やり嗅ぎにきてんじゃんね」



「どこに到着するかは わからん。でも、目標に向かって突き進む。これが人生という旅の醍醐味やで。(中略) ガイド付きの旅は もう充分 楽しんだ。ウチもな、イッちゃんみたいに挑戦したいねん。えずくほどの人生の醍醐味、味わいたいねん」


テレビ東京/2022年12月6日深夜放送
【脚本】
我人祥太
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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第4話 [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

「アフター不倫あるある――。すべての判断がアダとなる」



「最強のしもの句を手に入れることです。いままでの壱子いちこさんのイメージは『不倫女』『生意気』『ぷっつん』――。これらは、いわばかみの句です。ここに最強の下の句を追加すると、『不倫女だけどキレイ』『生意気だけどキレイ』『ぷっつんだけどキレイ』――。急にカリスマっぽい。なので、次の一手は美のイメージをつけることです」


テレビ東京/2022年11月22日深夜放送
【脚本】
我人祥太
※ 2段目は2名による連続した台詞をつなげたものです
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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第3話 [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

「心が疲れてるときは、体をいたわるのが いちばん。体がツラいときは自分の心が、心がツラいときは自分の体が、必ず あなたを助けてくれるから」



「アフター不倫あるある――。他人の優しい言葉が、急に刺さる」



「世間様いうんは、あんたが思ってるよりも よっぽどしょう(が)悪いよ。あんたがいくら『(不倫相手に)ダマされてた』『自分も被害者や』って言うたところで、世間は真実よりも、あんたを叩ける嘘を選ぶ。あることないこと言われて、顔も見えへん誰かに謝らされて、ずっと独りでしんどかったやろ」



「陰ながらじゃなくて、あからさまに応援してもらえませんか」


テレビ東京/2022年11月15日深夜放送
【脚本】
北川亜矢子
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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第2話 [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

有加里ゆうかりってさ、ひとのこと、なめてるじゃん。笑顔が違う・・・メリットのないやつには、笑顔の口角が上がらない。(オレが)ザコだから、気づかないと思った? ザコほど、気づくよ。(中略) しがない平社員、若いAD、メイクさん、前説の売れない芸人、小さなプロダクションのマネージャー・・・。有加里と接すると、みんな、薄っすらヤな雰囲気になるんだよな。『なめてんのか』って、ぶち切れるほどじゃない。だからこそ、タチが悪い。(ジャマな魚の)小骨みたいな、イヤな気持ち」



「(不倫報道以来、メディアに出るのは)約1年ぶりですね。あ、でも、週刊誌をいれたら2週間ぶりぐらいですかね」


テレビ東京/2022年11月8日深夜放送
【脚本】
我人祥太
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完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの・第1話 [完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの]

「自分に無益な上司Bには、笑顔の口角13度まで。65度の口角は、自分を高みへ飛ばすジャンプ台だと思え」



「(声が大きくて)すいません。こいつ、ひとと話すの100年ぶりなんで、ボリューム終わってます」



「同級生が渋谷でフラフラ遊んでるあいだ、わたしは新聞をペラペラめくってました。同期が野球選手に色目 使ってるあいだ、わたしは勉強しすぎて白目むいてました」



「アナウンサーになったのは、サラリーマンのように安定した給料と、サラリーマンでは得られない社会的影響力を両得できるからです」



「彼女の原動力は自立と出世――ただそれだけです。感情に流される? あり得ません。冷静、冷淡、冷酷、冷血。ただ黙々と状況を判断し、最善を選択するための精密機械。それが有加里壱子ゆうかりいちこなのです」


テレビ東京/2022年11月1日深夜放送
【脚本】
我人祥太
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