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カルテット・第8話 [カルテット(2017年)]

「ひとの夢の話 聞いても『へえ』としか答えられないでしょう。『へえ』からは、なにも生まれませんよ。『へえ』を生まないで」



「好きだってこと忘れるくらい、いつも好きです」



「わたしの好きなひとには好きなひとがいて、その好きなひとも、わたしは好きなひとで、(ふたりが)うまくいくといいなあって・・・」
「きみの “好き” はどこ行くの。置き場所に困らないのかね」



「わたしの “好き” はそのへんにゴロゴロしてるっていうか、寝っ転がってて。で、ちょっと、ちょっとだけ頑張るときってあるでしょ。住所を真っ直ぐ書かなきゃいけないときとか、エスカレーターの下りに乗るときとか、バスを乗り間違えないようにするときとか。白い服 着てナポリタン食べるとき・・・そういうね、ときにね、そのひとが いつも ちょっといるの。いて、エプロンかけてくれるの。そうしたら、ちょっと頑張れる。そういう、好きだってことを忘れるくらいの好き」



「みんながみんな向上心 持つ必要ないと思います。みんながみんな お金持ち目指してるわけじゃないし。みんながみんな競争してるわけじゃないし。一人ひとり ちょうどいい場所って、あるんだと思います」



「いいんです、わたしには片思いでちょうど。行った旅行も思い出になるけど、行かなかった旅行も思い出になるじゃないですか」



「このまま、みんなと一緒にいたいんです。死ぬなら いまかなってぐらい、いまが好きです」


TBS/2017年3月7日放送
【脚本】
坂元裕二
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