星屑リベンジャーズ・第8話 [星屑リベンジャーズ]
「思いがあっても、力が なければ なにも守れない。そうは思わないか」
「彼らは弱い。打たれれば へこむし、叩かれれば傷つく。普通の若者です。けれど、ひとつだけ武器があります。それは、あきらめが悪いこと――。かつて所属していた事務所では、自分たちが本当にやりたいことを あきらめられなかった。事務所を移籍して、むかしのように活躍できなくなっても、この仕事をあきらめられなかった。そして、再始動してからも、たくさんの理不尽に襲われました。それでもやっぱり、あきらめることが できなかったんです。いつだって、あきらめたほうがラクだったのに・・・。彼らは『あきらめなければ夢はかなう』なんて きれい事、信じていません。あきらめられないが故に、夢の道をどんどん奪われていった過去があるから。(中略) 決して悲しみは消えない。忘れることなんてできない。けれど、たとえ灰色の世界だって、歩き続けることはできる――。この歌詞に込められた その思いは、彼らの歴史そのものなんです」
tvk/2018年9月26日放送
【脚本】三浦希紗
星屑リベンジャーズ・第7話 [星屑リベンジャーズ]
「この業界で誰かが成功すれば、ほかの誰かが必ず傷つく。近くの人間なら なおさらだろ。もし その痛みに耐えられないなら、この業界から身を退くことも考えるべきだ」
「この仕事って、誰も終わりだって、もうムリだって、決めつけられないし、断言できないから、終わりを決められないじゃないですか。苦労して夢をかなえるひとが ひとりでも現れたら、そのひとと自分を照らし合わせて、また希望を持って・・・。何十万、何百万人の中のひとりだってわかってるのに」
tvk/2018年9月19日放送
【脚本】仁志光佑
注)1段目:実際の台詞は 「この業界から身を退(しりぞ)くことも考えるべきだ」 でしたが、こちらの判断で 「退(ひ)く」に変更しました。
星屑リベンジャーズ・第6話 [星屑リベンジャーズ]
「わたしずっと夢を語るひとって嫌いでした。(中略) でも、こんなに厳しい現実にめげな春さんや、みなさんを見てて、気づいたんですよね。ああ、リアリストってラクだったんだなあって。だって、リアリストはただ『現実はこうだ』って言ってればいいだけじゃないですか。でも、ロマンチストは違うんですよね。理想を現実に変える努力をしなくちゃいけない」
「いいですよね、春さんは・・・どれだけ落ちても、きれいなままで。次から次へと新しい目標を見つけられる。当たり前に、前へ進むことを考えられる。わたしは前じゃなくて、ここ。いまある仕事をなくさないようにってことぐらいしか考えられない」
「あたしは(芸能人として)なんの才能もない。とっくに飽きられてることなんて、もうわかってる。この世界で生きてく未来なんてもう、ずっと見えてない。(中略) 毎日、毎日、命綱なしで綱渡りしてるような気持ち。わたしはそこから先へ進む実力も、飛び出す度胸も、引き返す勇気もない」
tvk/2018年9月12日放送
【脚本】三浦希紗
星屑リベンジャーズ・第5話 [星屑リベンジャーズ]
「大切なものを得るためには、同時にそれを失う覚悟を持たないといけない。その覚悟のない人間には、誰もついてこないよ」
「まわりのひとに笑ってて欲しいとか、幸せでいて欲しいとか、そういうのって、きれい事なんかじゃないと思う。そうじゃないと、自分が楽しくないだけ。笑ってられないだけ」
tvk/2018年9月5日放送
【脚本】三浦希紗
星屑リベンジャーズ・第4話 [星屑リベンジャーズ]
「中規模のクラウドファンディングで重要なのは、投資するひとの多さじゃないんですよ。少ないひとたちを、どう熱狂させるか、それを考えたほうがいいでしょうね」
「なにかある度に平常心で仕事ができないなら、プロじゃないと思う」
tvk/2018年8月29日放送
【脚本】仁志光佑