よだれもん家族・第24話「嘘から出た…の巻」 [よだれもん家族]
「家事で疲れ切った主婦の体が、DNAレベルで欲してるものって、なんだと思う？ プリンよ。プリンは家事で失った糖分を補給してくれる魔法の一品」
「好きなもの食べて、好きなことをやる――。そういうふうにナチュラルに生きる女こそが、真のいい女だって気づいたの」
「それ、面倒くさい女が言うやつだ」
テレビ東京／2022年9月18日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
よだれもん家族・第22話「失敗していこうぜ！の巻」 [よだれもん家族]
「元ちゃんとの結婚は、結局 失敗しちゃったけど、あたしは いい失敗だと思ってるよ。家族としては続かなかったけど、打ち上げ花火的な意味で、うん、大切な時間だったなって・・・」
テレビ東京／2022年9月4日放送
【脚本】伊達さん／【原案】秋元康
よだれもん家族・第20話「イタリアンナイトメアの巻」 [よだれもん家族]
「これだけを楽しみに、今日、バイト頑張ってきたんだよ。（それを勝手に食べちゃうなんて・・・。）無職も長くなると、こういう労働者の気持ち、わかんなくなるんだね」
テレビ東京／2022年8月21日放送
【脚本】野崎浩貴／【原案】秋元康
よだれもん家族・第18話「明日、何話す?の巻」 [よだれもん家族]
「そういうアピールやめて。アピールしてたじゃん。『なに悩んでんの？』って、こっちが聞くの待ってたでしょ。悩んでる顔が、見られてるってことを意識したパフォーマンスになってたから」
「朝礼がつまらない いちばんの理由って、社員のために いいこと言ってますっていう、上からのスタンスがあるからじゃない？ 朝礼のスピーチで社員をどうにかするっていう、そういう発想がもう傲慢だよ」
テレビ東京／2022年8月7日放送
【脚本】伊達さん／【原案】秋元康
よだれもん家族・第18話「糖質廻戦（厨二廻戦）の巻」 [よだれもん家族]
「８月だ。間野家にとって、最も厄介な月がやってきたな。しかも、今年は自粛生活２年間を経ての８月――。運動不足の権化と化したお母さんのダイエット熱は上りに上がりまくってるはず。（中略） お母さんの、糖質制限によるイライラ毒舌レベルは特級クラス。元さんレベルのマインドじゃ、瞬殺よ、瞬殺」
「たしかに、オレは心の弱い無職だよ。ただね、42才の無職なんだ。そんじょそこらの無職とは、無職の質が違うんだよ」
「これは確証ある予測だった。お母さんはいつもインターホンを２回鳴らす。しかし、通常の精神状態の際は、１回目と２回目の間は1.2秒。しかし、いまの間は0.8秒――。確実にイラついていることが予想できた」
テレビ東京／2022年8月7日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
※ １段目は２名による連続した台詞をつなげたものです
よだれもん家族・第17話「時間差の巻」 [よだれもん家族]
「なんでまた、急に料理はじめようと思ったんだよ。ほらあの、高２のときに作った かやくご飯が、本当の火薬の味みたいになっちゃって以来さ、『あたし、もう料理やんない』って言ってたけど」
テレビ東京／2022年7月31日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
よだれもん家族・第14話「隠密ドレッシングの巻」 [よだれもん家族]
よだれもん家族・第13話「僕らポジショントーカーズ、の巻」 [よだれもん家族]
「（新幹線で）移動のあいだに弁当を食う あの独特の優越感――。なにに優越してるか、ぶっちゃけわからないが、とにかく感じるあの優越感」
「いままで、わが家の会話は まず絵理子が元さんの無職をイジったり、だらしない態度に突っ込んだりして、次にオレがそれに対し『まあ、まあ、まあ』的なフォローコメントをする流れがデフォルトなんです。そして、会話が だれないように、アクセントとして、そらの若者目線の鋭利なコメントがランダムに入っていく――。これで わが家の会話は回ってた。つまり、オレはポジション的に、絵理子のキツめの元さんへのイジリがないと話しづらかったんですよね。（中略） 絵理子と そらが いないだけで、こんなに元さんと しゃべりにくいとはな」
テレビ東京／2022年7月3日放送
【脚本】伊達さん／【原案】秋元康
よだれもん家族・第13話「怖い話・・・の巻」 [よだれもん家族]
「（いくら怖い話だって）そんな粗い使い方の『おまえだ！』にビックリするわけないじゃん・・・フリもないし、早すぎだし。そうか、じゃないよ。元さんの無計画な だらしない性格が、怖い話にも出てるんだよ。そんなんだから、40過ぎても結婚できない ひどい人生 送ることになるんだよ」
「（このタッカンマリ）めちゃくちゃ濃厚なんだけど。見た目、こんな あっさりしてるのに、（鶏のコラーゲンがたっぷり入ってて）すごいね、これ。それに、飲んだ瞬間に肌に いいことがわかる。もし自販機に これが売ってたら、普通に買うよ、わたし。ていうか、このスープで洗顔したいぐらい」
「鶏肉自体に濃厚なスープが染み込んでるから、それとタレが相まって・・・口の中で鶏肉とタレが、ケンカして仲直りしてるみたい」
テレビ東京／2022年7月3日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
よだれもん家族・第12話「ふたり占めの巻」 [よだれもん家族]
「ヤバ。いま しらすと目 合っちゃった。フェスに出てるアーティストって、こんな気持ちなのかな」
「（おいしそうな しらすを前にすると）『生まれてきてくれて、ありがとう』って気持ちになるね」
「さっぱりとした しらすに、絶妙にマッチする しらす専用醤油――。（中略） 抜群に相性がいい、相思相愛のふたつ。こんなの、絶対に恋が実る恋愛ドラマでしかない」
テレビ東京／2022年6月26日放送
【脚本】野崎浩貴／【原案】秋元康
よだれもん家族・第10話「そういえば・・・の巻」 [よだれもん家族]
「なに、この優しい味。わたし、この世でいちばん優しいスープって、シチューだと思ってたんだけど、その４倍くらいは優しい。しかも、甘い。こんな優しくて、甘かったら・・・こんなサムゲタンみたいな親がいたら、すごいワガママな子供ができちゃうよ」
「鶏肉のうまみが、口の中で一気に広がる。それと、具体的に なにか わかんないけど、体にいい漢方や薬味がいろいろ浸透してるのが、口の中に入れた瞬間にわかる。なんか、いろんなことが一気に巻き起こって、口の中で鶏が飛び回ってるみたい」
「これは もう完全食ってやつだな。このスプーンの中に、すべての栄養とうまみが入っているように思わせる いろんなものが凝縮した味だ。これは もうスプーンじゃねえよ。味の小宇宙だ。うん、これ食べたら、夏バテどころか、ある程度の風邪なら治っちまうんじゃねえのかな」
テレビ東京／2022年6月12日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
よだれもん家族・第９話「気遣いスクランブルの巻」 [よだれもん家族]
「肩書上は家族であるが、叔父など 事実上 ほぼ他人であり、思春期あがりたての乙女にとっては、気をつかうことが無限に存在する――。この足の爪切りも、本来であれば思う存分 脚を広げ、バツバツといくのだが、遠い親戚の前では あの姿を見せることはできない。（中略） さらに、これまで部屋着には襟が だるだるのＴシャツや、ドンキで買ったスウェットパンツを着用していたが、それらも封印。現在は、ユルすぎず、キメすぎずという、非常に難しいコーディネイトを意識している」
テレビ東京／2022年6月5日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
よだれもん家族・第６話「欠席ラベリング裁判の巻」 [よだれもん家族]
「（たとえ悪口でも）いないときに話題になるのって、大事なんだぞ。いちばん かわいそうなのは、欠席裁判の被告にすらなれないやつなんだから」
テレビ東京／2022年5月15日放送
【脚本】伊達さん／【原案】秋元康
よだれもん家族・第４話「邪道仕分けの巻」 [よだれもん家族]
「グランピングなんて、キャンプじゃないでしょ。あんなもん、布で できたホテルですよ」
「天津飯にケチャップ（をつけて食べるの）も、グランピングも、進化であって、邪道とは違うんですよ」
テレビ東京／2022年5月1日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
よだれもん家族・第１話「おじさん達の逆襲！の巻」 [よだれもん家族]
「女子高生がキラキラ過ごすのと同じ３年間を、おじさんは おじさんとして生きてんだよ。もうちょっと若い子に寄り添ったほうがいいかなとか、威厳を見せたほうがいいかなとか、もう葛藤の日々なんです。（中略） 誰に気をつかってるか わかんないことで悩むんだ。ね、おじさんは忖度の旅人です」
テレビ東京／2022年4月10日放送
【脚本】伊達さん／【原案】秋元康
よだれもん家族・第１話「フジロックとサニーパンの因果関係の巻」 [よだれもん家族]
「めんどくさっ。飲み会の三番手女かよ。いや、飲み会で なんでもプチクイズにする面倒臭い女って、だいたい三番手くらいだから」
「でた、フジロック マウント。『フジロック、行ってます』って言うことで、音楽に詳しいアピールして優位に立とうとすること。インスタとかでも多いんだよね。フジロックの写真アップして、マウント取ろうとするひと。（中略） ほかにも、字幕マウント、ブラックコーヒー マウント、選挙 行きましたマウント・・・まあ、いろんなマウントがあるんだけど、フジロック マウント取るひとって、自分でマウント取ってることに気づいてないことが多いんだよね・・・フジロックに心酔しすぎて」
「自分の薄っぺらい部分をひとに見られたくないから、マウントを取ることで、その部分を隠し、虚勢を張る。つまり、オレが思うに、マウントを取る人間は、異常にプライドの高い人間だと思うんだ。（中略） どんなに完璧に見えるひとでも、薄っぺらな部分はあるんだよ。それを隠さずに、逆に売りにする人間こそが、優秀な人間なんだと思う」
テレビ東京／2022年4月10日放送
【脚本】八代丈寛／【原案】秋元康
