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波よ聞いてくれ・第8話(最終回) [波よ聞いてくれ]

「あたしは父親のちゃらんぽらんさと、母親のダメ男好きを受け継いだ、ハイブリッド ダメ娘だから」


テレビ朝日/2023年6月9日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・第6話 [波よ聞いてくれ]

「(わたしは恐れている――)ネットには明るい未来もあれば、きっと暗い未来もあるはずだから。(中略) 誰もが自由に自分の意見を発信できる世の中になるということはね、他人を簡単に批判したり、否定したりできるようになるってことだから」



「たった一度の過ちで、相手のすべてを否定できると考えるのは間違いですよ」



「炎上という現象は、問題のある言動をとった側と、それを批判する側を、分けて考える必要があるでしょうね。(中略) もちろん、発端となる問題を起こした側が、可能な限り責任を負って、反省と謝罪をすべきですし、反省を促すための的を射た批判はされて当然だと思いますが、相手を叩き潰すことだけを目的とした誹謗中傷はキャンセル カルチャーでしかありませんから」



「(火中の栗を拾いに行かせるようなもの)だから面白いんじゃねえか。ミナレの場合、火中の栗が熱いってキレまくってさ、せっかく拾った栗を食わずに、壁にたたきつける感じになるだろうからよ」



「あんたらは、どうしたいわけよ? 反省はしないけど、世の中には許してもらって、炎上が治まって欲しいわけ? 口だけの謝罪でどうにかしたいと思うなら、せめて反省してるってダマせるぐらいの演技力みがけよ、この大根役者」



「番組の存続に影響が出る炎上とは、パーソナリティが根本的なモラルに欠けていたり、他人を見下した言動があった場合に発生するものです。そして、炎上が起きた以上、パーソナリティを起用した局には、局としての責任の取り方というものがあります。一方で、彼らがアンチという言葉で表現していたように、顔も名前もわからない相手からの誹謗中傷には、反省を促す効果というものは ないのでしょう。むしろ、本人たちは被害者意識を募らせていく」


テレビ朝日/2023年5月26日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・第5話 [波よ聞いてくれ]

「女が情緒不安定になんのは、執着してる相手にだけだから。どうでもいい男に対して、女は泣きも怒りもしないってこと。あんたと話してるときの あたしの温度の低さ見てたら わかるでしょうよ」


テレビ朝日/2023年5月19日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・第4話 [波よ聞いてくれ]

「放送事業として、ラジオがテレビにまさってる部分が4つだけある。なにか、わかるか。(『地域密着性』『災害への対応力』『反応の早さ』――。あとひとつは)『自由』だ。作家が思いついた企画。パーソナリティとの雑談で浮かんだアイディアが、次の放送で実現できる。成功か失敗かも、リスナーの反応ですぐに わかっちまう。まどろっこしさのない怖い世界だが、それが癖になるんだよな」



「ディレクター、AD、ミキサー、構成作家を贅沢にそろえられる番組なんて、いまじゃ ほんの ひと握りよ。近い将来、ラジオ局から作家は いなくなるわ。結果的に番組の質も低下する」


テレビ朝日/2023年5月12日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・第3話 [波よ聞いてくれ]

「焼き鳥を串から外して食べるひとをどう思う? (中略) これね、うちの番組でアンケートとったことあるのよ。ほとんどのリスナーがあなたと同じ、串に刺さったまま食べたいって答えるの。でも、不思議なことに、飲み会で串から外さず食べるひとをどう思うって質問に変えると、空気を読んでない、身勝手だと思うっていうリスナーが増えるわけ。すごく日本人的で、面白い話だと思わない?」



「あなたの番組(中略) 面白かったわ。でも、あれって、ラジオの面白さじゃなくて、鼓田こださん自身の面白さでしょ。アドリブだらけの架空実況も、大ポカやらかして公開謝罪も、成立したのは あなた自身が面白いひとだったから。言ってみれば、素人が自分の趣味なんかを一方的に配信するのと同じ。リスナー不在でも成り立つ、あなたが主役の番組なのよね。職業ラジオパーソナリティである わたしにとってはね、主役はリスナーなの。わたしの仕事は、彼ら、彼女らの思いをすくい上げること」



「笑いってのはね、誰かを笑いものにするんじゃなくて、自分自身が笑ってもらうのが いちばんなんだ。成熟した文化には、ちゃんと笑いを表す言葉がある」


テレビ朝日/2023年5月5日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・第2話 [波よ聞いてくれ]

「男女関係のもつれで生み出される悲劇が、すべて善悪の二元論でかたづけられるなら、この世はどんなに味気なかっただろうか」



「ラジオの強みっていうのは、リスナーとの距離感だ。テレビの視聴者はお客さん。ラジオのリスナーは参加者だ」


テレビ朝日/2023年4月28日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・第1話 [波よ聞いてくれ]

「度重なる遅刻。昼のかき入れ時に職場放棄――。世の中はチュッパチャプスか。ナメすぎだろ、ペロペロと」



「話、違くない? 男運が尽きた分、仕事運は回ってくんのが人生の法則ってやつなんじゃないの?」



「男に金だまし取られた挙句、逃げられて、それをバーで愚痴ったら、勝手にラジオで流されて、その上 仕事もクビって・・・。宝くじ当たるか、油田 掘り当てるかくらいしないと、釣り合い取れないっての」


テレビ朝日/2023年4月21日放送
【脚本】
古家和尚/【原作】沙村広明
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波よ聞いてくれ・補遺 [波よ聞いてくれ]

別カテゴリーでエントリーされている「波よ聞いてくれ」の台詞は以下からどうぞ

波風よ立ってくれ・第1話 (配信)
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