リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~・第1話 [リーガル・ハート]
「あなたの会社はいま、野球で言えば8回の裏で負けてる状態です。でも、まだ負けが決まったわけじゃない。9回の裏の攻撃が残ってますよ」
「(倒産寸前の会社に手を差し伸べる)先生のやり方は、末期がんの患者にやたらと手術をする医者と同じですよ。その患者のみならず、周辺の人間もろとも苦しめるだけ苦しめて、挙句、結果は同じ。死しかない」
「ラクダのひとワラ――。ご存知です? 重い荷物を限界まで背負ったラクダは、あとたった1本のワラの重さで、突然、耐えられなくなり、崩れ落ちる瞬間がある。わたしはその1本のワラが、金融マンの一言であってはならないと思ってます。(中略) 倒産は命にかかわるんです。だから、会社は絶対につぶすべきではない。どんなことをしても、救うべきなんです」
テレビ東京/2019年7月22日放送
【脚本】西荻弓絵/【原作】村松謙一
神の手・第5話(最終回) [神の手]
「わたしには自分自身の大義というものがありません。何者でもない自分を見つめることが怖くて、ただ目の前の権力にあこがれてきた・・・」
「自分の死に場所ぐらい、自分で決めさせて下さいよ。失礼だが、医者っていうひとたちはみんな、そのあたりが わかってない。まあ、死ぬってことに関してだけは、患者も医者も みんな まだまだ素人だってことなんですかね」
「正しい選択なんて ありませんよ。少なくとも、死ぬことに そんなものを求めちゃいけない」
「死期の迫った人間は、匂いでわかるそうだよ。残酷だねえ、美しく死なせてはくれない」
「ラミエル(安楽死薬)は時間を奪ってしまう。ひとはどんなに苦しくても、命を見捨てる時間は失ってはいけないんだ」
WOWOW/2019年7月21日放送
【脚本】田中洋史/【原作】久坂部羊
まどろみバーメイド ~屋台バーで最高の一杯を。~・第2話 [まどろみバーメイド]
「最初にドカンと成功すると、あとに残ってるのは長い長い下り坂だ。滑り落ちるだけの人生に、耐えきれるやつは そうはいない」
「夢を抱えながら生きていると、生活に追われるようになる。そのうち、金のことだけ考えるようになる。『客のための一杯』とか言ってると、いつかつぶれるだけだ・・・この店も、おまえ自身も」
BSテレ東/2019年7月20日深夜放送
【脚本】田中洋史/【原作】早川パオ
ウルトラマンタイガ・第3話 [ウルトラマンタイガ]
「あなたの憎しみが悪魔を呼んだように、わたしの強い思いは賢者を呼んだ。心優しい賢者さんは、わたしの願いをかなえてくれたの。(それは)あなたの復讐を止めること」
テレビ東京/2019年7月20日放送
【脚本】林壮太郎
鎧勇騎 月兎・第16話 [鎧勇騎 月兎]
御曹司ボーイズ・第3話(5&6話) [御曹司ボーイズ]
「ひとって、2種類に分かれるんだよね。群がられるひとたちと、群がるひとたち――。メインディッシュとパン。スターとゴミ。群がるひとたちは、一生、主役にはなれない。(中略) なにが言いたいかって言うと、あんたも本来はあっち側なのに、間違って来ちゃったねって話」
「いい子ちゃんぶって、心にもないこと言うよりも、本音 言って炎上するほうが、まだマシだよ」
TOKYO MX/2019年7月19日深夜放送(2019年5月5日よりAbemaTVにて配信)
【脚本】渡辺千穂
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
サ道・第1話 [サ道]
「あるひとが言った。サウナは全裸のオッサンがひしめき合う、ストレス社会が生んだメタボゾンビの墓場だ、と。サウナは裸の男たちが汗を垂らしながら ひしめき合う異空間――。100度の高熱の中、なにもせず、ただ時が過ぎるのを待つという、常識では考えられない場所。さらにサウナのあと、身が凍るほどの水風呂へ入る。それは まさに拷問そのもの。しかし、ひとはサウナに魅了され、今日もまた蒸されにくる」
テレビ東京/2019年7月19日深夜放送
【脚本】根本ノンジ/【原作】タナカカツキ
警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4・第1話 [警視庁ゼロ係]
「あなたは底なし沼です。あなたを知りたくて のぞき込んでも、なにも見えない」
「女が妬むようになっちゃ、おしまいよ」
「は? 妬まないようになってる女も、終わりかも」
「(あなたは)弟とお母さんを失った やり場のない気持ちを復讐に変えただけ。あなたの、お母さんと弟さんへの思いは正しくても、あなたがやったことは間違ってる」
テレビ東京/2019年7月19日放送
【脚本】吉本昌弘/【原作】富樫倫太郎
なつぞら・第95話 [なつぞら]
「結婚を認めてもらうことが幸せなの? したら、幸せはひとから与えてもらわなきゃいけないものなの?」
「(駆け落ちなんか、最初から うまくいくはずが なかったんだと思うようになったのは)あなたが うまくいかなかったからじゃないの? ジャズの雑誌に原稿 持ち込んでも、うまくいかなかったんでしょ。自分の実力を知って、こんなはずじゃなかったって、思ったんじゃないの、きびしいようだけど」
NHK/2019年7月19日放送
【脚本】大森寿美男
科捜研の女 SEASON19・第10話 [科捜研の女]
「寿司は学校で教わるものではない。親方のもとで修業して、見て、盗んで、覚えてく。そして、さらに自分なりの味を作り出す努力をした者だけが、本物の寿司職人になれるんだ」
「ひとりの職人が全身全霊をもって もてなせる客の数は限られている。それを欲張れば、味が落ちる。店を増やしたいなら、ビジネスマンになればいい。寿司職人としてのきみの評価はバツだな」
テレビ朝日/2019年7月18日放送
【脚本】真部千晶
なつぞら・第94話 [なつぞら]
「怒ると余計に腹が立ちますよ。腹が立ってることをますます意識するだけですから」
「お互いに好きになったんですから、お互いに強くならなければ、不公平になるだけです」
「男親は(恋人ができた)娘の気持ちより、相手の男を抹殺することしか考えないでしょや」
NHK/2019年7月18日放送
【脚本】大森寿美男
HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0・第1話 [HiGH&LOW]
偽装不倫・第2話 [偽装不倫]
「婚活パーティで知り合ったひとと何度かメールをやり取りして、悪いひとじゃなさそうだなと思ったら、約束して食事に行く。それから食事に行くための服を選んで、ちゃんとメイクして、髪もきれいに巻いて、ネイルもベージュピンクにして、時間をかけて いちばんきれいな自分を作って。待ち合わせのお店に行くと、そこには好きでもなんでもないひとが座ってる。(中略) まったく なんのときめきもない相手に、サラダを取り分けるときの、あの頭がグラグラする感じ。わたしは あれが嫌で婚活をやめた」
「正直にならなきゃ いいひとに出会えないと思って、婚活シートには ひとつも嘘を書かなかったのに。でも、勢いで嘘をついたら・・・わたしという つまらない人間に “既婚” というタグがひとつ付いただけで、わたしは危険で、ミステリアスで、情熱的な女になった」
日本テレビ/2019年7月17日放送
【脚本】衛藤凛/【原作】東村アキコ
スカム・第3話 [スカム]
「日本中の金の半分以上は、60才以上の年寄りが持ってる。(中略) 平均預金額2000万。年金は月18万。18万だぞ。若造が必死こいてもらう手取りより いいじゃねえかよ。(中略) そのうえ、やつらは もらった年金の4割を使いきれずに貯金してる。結果、死んだとき 残す金は、不動産なども込みで、なんと平均3000万。不思議だよな。オレも不思議でしょうがねえよ。年寄りどもは、なんで この大金を使わねえんだ。どうして、若くて苦労してる おまえらに分け与えようとしないんだ。(中略) やつらは世の中で最も金持ちであり、最もケチな人種だ。そう、人種が違う。生き物としての種族が違う」
TBS/2019年7月16日深夜放送
【脚本】継田淳/【原案】鈴木大介