5年後のタイムカプセル・第6話(トピックメーカー) [5年後のタイムカプセル]
「(一緒に卒業したい――)それは、わたしたちが そうしたいだけだよね。明日菜がそうしたいわけじゃない。やめたら負けみたいになってるけど、そうじゃない。どういうのが自分にとっていいかは、明日菜しか わからないよ」
千葉テレビ/2020年12月21日深夜放送
【脚本】渡邊豊
ハルとアオのお弁当箱・第11話 [ハルとアオのお弁当箱]
「いつもいつも元気なんて、できないですよ。いろんなときが あるんだもん。生きてんだもん。どよーんなときは、どよーんで いいんです。とことん自分を甘やかして、やり過ごしましょ」
BSテレ東/2020年12月21日深夜放送
【脚本】川崎いづみ/【原作】まちた
うつ病九段 [単発]
「べつに死にたいと思ってるわけじゃないんだよ。不安定になると、なんか、脳から『肉体を消せ』って、信号のようなものが出てさ。発作的に切っちゃうんだよね」
「オレは将棋で うつを治したいんだ。弱い棋士に居場所はない。オレはそういう弱肉強食の世界に戻っていこうとしてるんだ。強くなって戻らなければ、意味がないんだよ」
NHK BSプレミアム/2020年11月20日放送
【脚本】小松與志子/【原作】先崎学
閻魔堂沙羅の推理奇譚・第8話 [閻魔堂沙羅の推理奇譚]
「わたしにとって、死者復活のゲームとは、人間の可能性への確認。ひとは背負った運命、宿命や業に対して、どれだけ あらがうことができるのか――。人間は弱くもあれば、強くもある。立ち向かう者もいれば、逃げ続ける者もいる。過ちを重ね、大切なことを見失い、限りある生を浪費し、やがて死をむかえる。そして、あなたたちはこの場所にやって来る。その人生にふさわしい審判を下される。ここでは、犯した罪は必ず裁かれるのです・・・人間の世界とは違って、確実に」
「みんなが敵に思える――。それが あなたの生き方の、最大の間違いです」
「あなたは人殺しの娘という世間からの逆風に負けまいと、気を張って生きてきた。しかし、理解すべきです。自分のことを認め、助けようとする人間がいることを」
NHK/2020年12月19日放送
【脚本】古家和尚/【原作】木元哉多
先生を消す方程式。・第8話(最終回) [先生を消す方程式。]
「ひとに恐怖を与えるときに必要なもの――暴力と権力。でもさ、それだけじゃ、ダメなんだよね。自分の中にあるさ、勇気から正気を抜く行動をすることが大切なんだよ。だってさあ、大好き先生をさ、階段から突き落とすなんて正気じゃないよね。ひとにできない行動をとれるやつがさ、ひとに恐怖を与えられるってことに(ぼくは)気づけたんだよ」
「ひとを好きになることと、愛することは、似ているようで違います。ひとには2種類います。誰かを愛したことがあるひとと、誰かを愛したことがないまま死んでいくひと――。結婚したって、子供がいたって、本気で誰かを愛したことがないひともいます。本気でひとを愛したときに、言葉では言い表せない感情で体が覆われる。好きとは違う、その気持ち――。誰かを愛するということに気づけたときに、人生の色が増えていく。誰かを愛するということは、人生にとって、とてつもなく素敵なことだ。(中略) 自分が愛してるのに、その愛を向けられないことは、地獄だ。でも・・・でも、地獄だとしても、愛することを知った人間は臆病になれる。弱さを知る。さびしさを知る。だからきっと、ひとに優しくなれる」
「どれだけ殴っても、おまえは反省なんかしない。安心しろ、オレは おまえを殺さない。オレも、刀矢も、弓も、薙も、力も、もう みんな おまえなんか怖くない。いいか、人生でいちばんツラいのは、孤独だ。刀矢たちは おまえを殴らない。その代わり、全力でおまえに孤独を与える。(中略) おまえが なにをしたのか、警察に行き、罪を認め、償おうとしなければ、オレたちは正義を持って、全力でおまえをイジメる。罪を犯し、反省する気のない者に、オレはそうしてもいいと思ってる。おまえが なにをしたのか 世に広め、ネットに拡散し、孤独に生きるしかないように追い込む。これは復讐じゃない。生徒から先生へ、生徒から おまえへの教育だ。教育は先生から生徒に与えるもの? いや、違う。生徒から教育される先生もいる。おまえが そうだ。孤独に苦しめ。孤独に生き続けろ。それは地獄だ」
「力、力で開かない扉はたくさんある。その扉が開くとしたら、知恵と愛だ。薙、なにもなくなったときに残ったものを信じろ、そこにある愛を死ぬほど大切にしろ。そこから もっとたくさんの花がひらく。弓、たくさん恋しろ。無様に、たくさん恋して傷つけば、きっと愛にたどり着く。そのときの弓は最高にきれいだ。刀矢、自分の後悔は一生 消えることはない。たくさんの愛を知って、本当のリーダーになれ。(中略) 命、弱さを知る者がいちばん強い。おまえのおかげで二度 生きれた。ありがとう」
テレビ朝日/2020年12月19日放送
【脚本】鈴木おさむ
あのコの夢を見たんです。・第12話(最終回) [あのコの夢を見たんです。]
恋する母たち・第9話(最終回)
「あなたの信じられないところは、あたしになんか、考え方も、生き方もないと思ってるところ。タワーマンションの最上階から、下のひとを見下ろすことがステータスだと思ってるところ。自分の才能で生きていこうとしてる(息子の)重明を認めてくれないところ」
「あがいたって、なるようにしかならないですよ。ひとって、変わろうと思ったって、変われませんから。流されていけば、そのうち結論は出るんです」
「流されていけばいい とは思わないな。決めるときは、決めなきゃ。『えい、や』って瞬間がない人生は、つまらないよ」
TBS/2020年12月18日放送
【脚本】大石静/【原作】柴門ふみ
30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい・第11話 [30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい]
「プレゼンのコツは、聞き手の負担を減らすこと。結論から話す。話すことを予告する、が基本だね。『この商品のポイントを3つお話ししますね』とか、先に伝えるんだ。そうすると、相手に『こいつの話し方は わかりやすい』と思ってもらいやすい」
テレビ東京/2020年12月17日深夜放送
【脚本】吉田恵里香/【原作】豊田悠
東京デザインが生まれる日・第3話 [東京デザインが生まれる日]
「まわりに反対されるっていうことは、誰もマネできない新しいアイディアだっていうこともある」
「片平さんって、まわりのひとの生気 吸い取っちゃうタイプだと思うんだよね。それって、自分ばっか巨大化していくんだよ」
テレビ東京/2020年12月16日深夜放送
【脚本】清水匡
メンズ校・第11話 [メンズ校]
「『自由になりたい』か・・・。便利な言葉だな。自由――その響きだけで、ひとはついてくる。無責任だと思わんか」
「オレから言わせると、おまえを見つけたことが “当たり” だ。オレは おまえみたいに、ひとに気をつかうことも、空気を読むこともできない。ひとの気持ちを考えて行動するなんて、もってのほかだ。でもな、今回、おまえのために脱出してわかった。誰かのために動くって、気持ちいいな」
「自由って、もらうもんじゃなくて、自分でつかむものだったんだ。自分ひとりじゃムリだったけど、仲間がいたからここまで来れた。大切なのは、どこにいるかじゃない。誰と、どんなふうに生きてるかだよ」
「脱走? 古い。不自由から逃げるからダメなんだ。だったら、ここに自由を作ればいい」
テレビ東京/2020年12月16日深夜放送
【脚本】蛭田直美、いとう菜のは/【原作】和泉かねよし
ハンサムセンキョ・第11話 [ハンサムセンキョ]
「(選挙に勝つための『さしすせそ』は)『さわやかさ』『芯の強さ』『すこやかさ』『清涼』『染まってない』――。初めて会ったとき、オレはおまえに、その『さしすせそ』を見た」
「『サクッと切り替える』『深刻にならない』『すぐ次の手を打つ』『せっかくだから楽しむ』『それがどうした』――。あきらめないための『さしすせそ』です。ぼくは最後の最後まで(この選挙戦を)あきらめません」
「『なぜ、きみは敵に塩を送るようなマネをするの?』(って)よく聞かれる。でも、選挙に敵はいない。だって、みんな新光市の未来のために立ち上がったひとたちだろ。敵じゃない。同志だ」
tvk/2020年11月16日深夜放送
【脚本】三田理恵子、米山和仁/【原作】マーベラス
#リモラブ ~普通の恋は邪道~・第9話 [#リモラブ]
「(焼きもちを焼くのは)時と場合と・・・度合いと、相手よります」
「どんなに やりがいがある仕事でも、一緒にやる相手によっては、一瞬にして つまらない仕事になることもある。仕事ってのは、誰と一緒にやるかだよ」
日本テレビ/2020年12月16日放送
【脚本】水橋文美江
姉ちゃんの恋人・第8話 [姉ちゃんの恋人]
「この世界は、愛だけで成り立ってるわけじゃないし、いいひとだけしか いないわけじゃない。一歩 道を曲がれば、そこには得体の知れない、悪意とか、暴力とかがあって・・・それはきっと なくなることはなくて・・・。ぼくらに できることは、誰かに しっかり つかまって、誰かと しっかり手をつないで、自分たちを守るしかないんだ。でないと、不幸への落とし穴は そこらじゅうにある。でも、大切なひと、守るべきひとが、ひとり増えれば、その分、世界はいい方向に向かう。そういうことだよね。ぼくらは どんな嫌なことだって、楽しいことに変えてしまえる力を持ってるんだ。それを “強い” っていうんだ」
フジテレビ/2020年12月15日放送
【脚本】岡田惠和
ハルとアオのお弁当箱・第10話 [ハルとアオのお弁当箱]
「色恋ってさ、身近で、誰でも手にできる娯楽なんだよね」
「おうちって、帰ってきたらホッとするじゃないですか。で、お弁当(を食べてるとき)って、おうちに帰って来た気分になってホッとするじゃないですか。てことは、(おうちに帰って、お弁当を食べてる)いま、二倍ホッとしてますね」
BSテレ東/2020年12月14日深夜放送
【脚本】阿部沙耶佳/【原作】まちた
5年後のタイムカプセル・第5話(トピックメーカー) [5年後のタイムカプセル]
「プロ意識も大切だけど、わたしは一般常識とか、ひとを思う心とか、そういうのも大切だと思う。必死なら、なにをしてもいいってことじゃないでしょ。プロ意識を言い訳にして、上に行くためなら なにしても許されるって思ってんじゃないの。そのほうが、よっぽど甘いと思う」
千葉テレビ/2020年12月14日深夜放送
【脚本】渡邊豊