鬼刑事 米田耕作2 ~黒いナースステーション~ [金曜プレステージ]
「親をかわいそうだと思うのは、子供が大人になった証拠だ」
「犯罪なんてものは けだもの がすることだが、誰でも けだもの になる心を持ってる。それを薄皮一枚で覆い隠してる。人間という顔をした薄皮でな。その皮の下には人間の本当の心が隠されてる。その心をオレたち刑事にわかって欲しいと(被疑者が)思ったときが、完落ちってやつだ」
フジテレビ/2013年9月13日放送
【脚本】矢島正雄
女医・倉石祥子2 死の研究室 [金曜プレステージ]
「学生のころ、臨床医になるか、研究医になるか迷ってね、先輩に言われたの。臨床医は目の前の患者を救う。研究医は一度に何百、何千の患者を救えるって。でも、ときどき思うの。目の前の誰かを救いたいっていう思いに勝るものはない」
「あなたが守るべきは、自分じゃない。患者よ」
フジテレビ/2013年8月23日放送
【脚本】加藤公平/【原作】霧村悠康
黒の滑走路3(山村美紗サスペンス) [金曜プレステージ]
「どうしても殺したいほど憎いひとがいる。だけど、普通のひとは殺さない。でもその気持ちをどうしても抑えられなくなったとき、ひとは自分自身を殺すんです。憎い相手じゃなくて、自分自身を」
フジテレビ/2013年8月9日放送
【脚本】田子明弘/【原作】山村美紗
推理作家・池加代子2 殺しの文学賞 [金曜プレステージ]
「恋愛って、所詮は引き算だからね。愛する人への情熱を、どれだけ失わずに守れるかってことよ」
「相手がどうでも、あなたが素敵ならいいの。自分を見失うと、どこまでも流されちゃうわよ」
「人を殺して解決することなんて、この世の中に なにひとつないのよ」
フジテレビ/2013年7月26日放送
【脚本】松下隆一/【原作】山村美紗
女信長・第一夜 [金曜プレステージ]
「領土を奪い合うために手柄を求め、力を示そうと勇んで血を流し合う。男の世のなんと愚かなことか」
「血を流すことでしか決着できぬか。憐れよなあ、信行。強いばかりに、利口になりそこねた」
フジテレビ/2013年4月5日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】佐藤賢一
警部補 佐々木丈太郎5(西村京太郎スペシャル) [金曜プレステージ]
ダブル・ミーニング Yes or No?(アンフェアシリーズ) [金曜プレステージ]
「いざというとき、自分の代わりに切り捨てられる者を、あらかじめ用意しておく。それくらいの慎重さがなければ、上には立てない」
「(組織のやり方に)流されても、染まらなきゃいい」
「大変だな、警察手帳を持った政治家は」
「ルールってのはな、ここぞってときにだけ、やぶるもんだ」
「(人間は)勝手で残酷な生き物だ。他人がどんなに苦しもうが、ひどい目に遭おうが、自分に影響が及ばない限り、問題意識を抱けない。自分さえ守れれば、他人なんてどうでもいい。だから、貴重な存在なのに・・・他人のために自分の命を捧げる、純粋な正義感は」
「自分の思いと、自分が実際にやってること。それが完全に一致する人間なんて存在しないよ。おかしいと感じながらも、どこかで折り合いをつけ、自分を納得させてんだ、みんなね」
フジテレビ/2013年3月1日放送
【脚本】大久保ともみ/【原作】秦建日子
逸脱 ~捜査一課・澤村慶司~(堂場瞬一サスペンス) [金曜プレステージ]
「被害者も加害者も人間だ。どっちがいいとか、悪いとか、簡単に白黒つけられるもんじゃねえ。被害者は善人、加害者は悪党、そんな料簡じゃ、捜査の方向を誤る」
「組織だからこそ、犯罪を構成することだってある。しかも、誰ひとり罪を犯してる意識がない。悪意の不在ってやつだ。実はこいつがいちばん たちが悪い」
「鬼塚さんの唯一の過ち、なんやわかるか。自己否定できんかったことや。正義は絶対や信じて、結局、正義につぶされてもうた」
フジテレビ/2013年2月15日放送
【脚本】吉川次郎/【原作】堂場瞬一
所轄刑事8 [金曜プレステージ]
「本庁にいようが、部下がたくさんいようが、正義感を持たない人間は、警察官失格よ」
「あんたはな、自分が愛した男の無実を証明したいがために(中略)警察権力を乱用したんだ。それはな、体面のために捜査を打ち切った、あんたの兄貴がやったことと、まったく同じなんだよ」
フジテレビ/2013年1月18日放送
【脚本】外村朋子/【原作】逢坂剛
悪党 [金曜プレステージ]
「姉ちゃんの墓の前や、おまえに向かって、泣きながら許しを請えば、おまえは許せるのか? 許すことなんか できないだろう? 悪党はそれを自覚してるんだ。だから、許してもらおうなんて、考えないし、求めない。だけど、悪党は自分が奪った分だけ、大切ななにかを失ってしまうことも、ちゃんとわかってる。・・・それでも悪いこと やっちゃうのが悪党なんだよ」
「いつでも笑って いんだぞ。いや、笑えるようにならなきゃ いけないんだ。オレたち(犯罪被害者遺族)は絶対に不幸になっちゃ いけないんだよ」
フジテレビ/2012年11月30日放送
【脚本】戸田山雅司/【原作】薬丸岳
積木くずし 最終章・第一夜 [金曜プレステージ]
最後から二番目の恋 2012秋 [金曜プレステージ]
「仕事っていうのはさ、押しつけられてると思うか、任せてもらってると思うかで、これ全然 違うの」
「大人になればなるほど、傷つくことは多くなり、傷の治りは遅くなる。だから、痛みに鈍感にならないと、生きていけないんだ」
フジテレビ/2012年11月2日放送
【脚本】岡田惠和
剣客商売・御老中暗殺 [金曜プレステージ]
「おまえの貧しさを恥じない姿勢は、立派だと思う。だがな、(中略) 剣客は貧しくあるべきだと思い込むな」
「政は汚れの中に真を見出すものだ」
フジテレビ/2012年8月24日放送
【脚本】金子成人/【原作】池波正太郎
外科医 鳩村周五郎10 [金曜プレステージ]
医療捜査官 財前一二三3 [金曜プレステージ]
「誰にも、どうにもできねえし、しちゃいけねえ。それが命ってもんなんだよ。(自分の命を)使うとか、使わねえとか、そんなもん、ただの傲慢だよ」
「誰かのために なんてのはな、そんなもんは、たいてい そいつのエゴなんだよ。エゴは真実を曇らせるんだ。結局は誰かが不幸になるんだよ」
「きみの命は、誰かの犠牲の上に成り立ってるわけじゃない。生き残ったんじゃない、生かされたんだよ。自分自身を大切に生きて欲しい」
フジテレビ/2012年8月3日放送
【脚本】入江信吾/【原作】酒井直行