所轄刑事9 [金曜プレステージ]
「いつからかしらねえ、殺人事件が毎日 起こるようになったのは。(中略) 重大事件に追われて、警察は人員不足。半年で半分、一年経てば四分の一、捜査員は本部から削られる。早く解決しないと、事件は忘れ去られる。犯人を逃さないためにはスピードが大事なのよ」
「死んで罪を償おうなんて、自分勝手な妄想なんだよ。本当に罪を償うっていうのはな、自分が犯した罪と天命がくるまで向き合い続けることだ」
フジテレビ/2014年8月29日放送
【脚本】扇澤延男/【原作】逢坂剛
警察庁特別監察官 氷の女・氷室透子 [金曜プレステージ]
「わたしたち警察官は犯罪者を取り締まる権力を与えられています。だからこそ、普通の市民よりも襟を正さなければなりません。警察が腐ったとき、正義は死ぬんです」
フジテレビ/2014年7月11日放送
【脚本】篠原高志
外科医 鳩村周五郎13 [金曜プレステージ]
「(教祖様が)霊能力で治してくれるってか? 残念ながらムリだね。治せるのは天才外科医だけだ。そして、その天才外科医はここにいる」
「最初は(おまえたちにも)立派な志があったのかもしれん。だが、そんな気持ち、とっくに忘れちまってるだろ。ひとの上に立つ快感を覚えちまったんだ。ひとを支配する喜びを知っちまったんだ。同じなんだよ。幼かったおまえたちを力ずくで押さえつけた大人たちと」
「(自殺を図った)あんたに まだ命があるってことは、なにか意味があるはずだ。その意味にあんたが気づくまで、絶対に死なせねえぞ」
フジテレビ/2014年7月4日放送
【脚本】深沢正樹
警部補 佐々木丈太郎7(西村京太郎スペシャル) [金曜プレステージ]
女医・倉石祥子3 死の最終診断 [金曜プレステージ]
「ぼくら(病理医)は直接、患者と接することはありません。感謝されることも、恨まれることもない。細胞だけを見るんです。そこに患者はない。(診断を)間違うことなんてないんです」
フジテレビ/2013年6月13日放送
【脚本】加藤公平/【原作】霧村悠康
羽田空港殺人事件 ~黒の滑走路4~(山村美紗サスペンス) [金曜プレステージ]
「相変わらず検挙率は高いけど、クレーム率もお高いそうで。暴走、暴言、乱暴、横暴――。“暴”のオンパレードだとか。このまま、いっそマル暴に飛んで行っちゃったほうが、よろしいんじゃないですか」
「守るっていうのはね、自分の命を引き換えにしても、そのひとのことを助けたいって思う、それほど重い言葉なのよ」
「管理官がこの事件を隠蔽するのに手腕を発揮するのではなく、警察が失った信用を取り戻すことに発揮すると、わたしは信じてますから」
フジテレビ/2014年5月2日放送
【脚本】福島治子/【原作】山村美紗
剣客商売・剣の誓約 [金曜プレステージ]
「おまえの場合、斬り込んできた相手には、まともに剣を向けるところがある。そうなればよ、剣と剣とがぶつかって(中略) 抜き差しならない仕儀となるのさ。そうなるのを避けるのも知恵だ。いやいや、逃げるんじゃない、避ける。ふわりと相手の剣をかわすのも生きる道だよ」
「負けた者は、勝つまで挑みかかってくるのだ。己が負けた相手に勝たねば、剣士としての自信が取り戻せぬ。自信なくして、己が剣を世に問うことはできぬからな」
フジテレビ/2013年12月27日放送
【脚本】金子成人/【原作】池波正太郎
検事 霞夕子5(夏樹静子サスペンス) [金曜プレステージ]
「欲望を夢と置き換えることもできますが、夢ってのはいったい何なんでしょうな。ただ見ているだけがいいのか、現実にするほうがいいのか・・・」
フジテレビ/2012年12月13日放送
【脚本】吉本昌弘/【原作】夏樹静子
長谷川町子物語 ~サザエさんが生まれた日~ [金曜プレステージ]
「あたし、人生のほとんどを誰でもなく、紙と向き合ってるのよ。サザエさんなんて、どこにもいないじゃない、本当は。現実にいない人のために、毎日、知恵をふりしぼって、苦しんで・・・それだけの人生」
「キリがないよ。きのうより今日。今日より明日。面白いものを描くための追いかけっこ。いつも一緒にいたけど、漫画家の長谷川町子はずっと独りぼっちだったんだと思う」
「たしかに(漫画家は)変な商売さ。部屋に独り、閉じこもって、頭の中の主人公とひたすら格闘する。向かい合うのは、どこにもない世界、どこにもいない人たち」
「どの道に進んだって、ひとは悩む。選ばなかった ほかの道が、輝いて見えることだってある。ぼくだってそうだ。でもね、悩みながら、迷いながら、自分でつけてきた足跡を、きみはもう少し認めてあげてもいいんじゃないのかな」
フジテレビ/2013年11月29日放送
【脚本】大島里美
医療捜査官 財前一二三4 [金曜プレステージ]
「息子が遺伝子ドーピングに手を染めた事実に変わりはない。そう考えると、やりきれなくてね。ある意味、全否定されたようなもんですから。親から受け継いだ以上の能力を手にするっていうのは」
フジテレビ/2013年11月8日放送
【脚本】入江信吾/【原作】酒井直行
警部補 佐々木丈太郎6(西村京太郎スペシャル) [金曜プレステージ]
「オレは刑事だからさ、真実を突き止めるためには、ひとを不愉快にさせなければならないこともある」
「きみたちが、ジイイ、ババアと呼ぶ人たちはみんな、きみたちが子供のころ、きみたちの将来のために必死になって働いてきたんだ。なぜ、それがわからない。なぜ、感謝の気持ちが持てない。なぜ、そんなゴロツキになってしまうんだ」
フジテレビ/2013年10月25日放送
【脚本】石原武龍/【原作】西村京太郎
屍活師 女王の法医学 [金曜プレステージ]
「どんな分野の医学でも、医学と名のつく限り、それは人の命を救うことが目的であり使命――。そうでも思わなきゃ、(法医学者は)やってらんないわよ」
フジテレビ/2013年9月27日放送
【脚本】寺田敏雄/【原作】杜野亜希