集団左遷!!・第9話 [集団左遷!!]
「たとえ三友(銀行)が生き残るためだとしても、不正を働いた人間は、ひとの上に立つべきではないと、わたしは思います」
「不正を働いた上司に、人生 託したくないですよ」
「なんで、わたしが退任なんだ。わたしが なにをしたって言うんだ」
「なにもしていないからですよ。仕事ができると勘違いして、プライドだけ高いひとは、リストラの筆頭なんです」
TBS/2019年6月16日放送
【脚本】いずみ吉紘/【原作】江波戸哲夫
のの湯・第10話 [のの湯]
「自己嫌悪して、独りで暗くなるのやめて。そういうのが、相手に『怒ったのかな』って不安にさせるんだって、わからない?」
「ちゃんと怒らないとダメ。よくないのに『いいよ』って言ったら、相手が謝れないでしょ」
「悪くないのに、先に謝ったら、相手が謝れないでしょ」
BS12 トゥエルビ/2019年6月16日放送
【脚本】宝来忠昭/【原作】釣巻和
俺のスカート、どこ行った?・第9話 [俺のスカート、どこ行った?]
「事実もなにも関係ないのよ。ゲイで女装家の教師が、ひとを殴ったという事実に、世間は いま怒ってるの。斬りやすい悪をとにかく、その正義で斬りまくるのが大好きなの、みんな」
「正義の剣は、なんでも斬っていいわけじゃないです。第一、正義は剣じゃない。盾です」
「大人ばっかで考えんなよ。(オレたち)未成年に頼ってもいいんじゃねえの」
「正義というものは、振りかざして相手を傷つけるためにあるものではないと思います」
日本テレビ/2019年6月15日放送
【脚本】加藤拓也
デジタル・タトゥー・第5話(最終回) [デジタル・タトゥー]
「政治家は真っ白では いられない。だからといって、真っ黒でもない。灰色に染まりながら、自分が信じる善を選び取る――。それが政治家だ」
「(検事だったころは)巨悪を正す。大悪人を捕まえて、自白させて、牢にぶち込む――。それが自分の使命だと思ってた。でもな、世の中の、悪人って言われるやつの9割は、大きくも、強くもない。弱くて、小さな人間なんだ。弁護士ってのは、そういう人間に寄り添う仕事だ」
NHK/2019年6月15日放送
【脚本】浅野妙子/【原案】河瀬季
DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW [映画]
「子供できて、家 買って、もういまの仕事やめらんねえだろ。自分の息抜き、見つけとけよ。これからの人生、消化試合になるぞ。どんなにやめたくなっても、やめられない。あとは家族のために働いて、ローンを払うだけだよ。オレは35で詰んだわ。」
「若いときは金がない。大人になると、時間がない。けど、年を取ると、金も時間もあるのに体が動かないんですよ。要するに、動くなら(若い)いま なんすよね」
「(仕事をするのは)金とか、やりがいとか、もちろん夢とかあるけど、 “誰かのために” を忘れたら、なにをしてるか わかんなくなっちゃうもんな」
「思い出と同じぐらい、いまも大事やで」
「なあ、知ってる? あきらめへんための、いちばん確実な方法――。常に、もう一回 頑張ってみることや。もう一回・・・なにがあっても、もう一回や。そうしたらな、必ず幸せになれるから。影ばっか見とったらな、太陽も見えへんで」
WOWOW/2019年6月15日放送(2018年9月公開)
【脚本】渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久
当ブログはテレビドラマに限って台詞を採録していますが、ドラマの延長線上に作られた映画についてのみ、テレビ放映(CSを除く)された段階で採録の対象にしています。
きのう何食べた?・第10話 [きのう何食べた?]
「大事なひとに、絶対に浮気なんか されちゃダメよ。許すなんて、そう簡単にできることじゃないんだから」
「恋人がいるのに、まさか。ただの仕事仲間のつもりが、まさか。お客さん相手に、まさか――。半径5メートル以内の人間が恋仲になるとき、たいてい『まさか』って言いながら はじまるんだよ。ましてや、オレたちゲイじゃん。お仲間に出会うチャンスもない中で、もし本当にタイプのひとと会っちゃったらどう? そのひとに恋人がいて、それでも、この機会を逃したら、もう一生ないかもって思ったら、理性 失うことも あるんじゃない」
テレビ東京/2019年6月14日深夜放送
【脚本】安達奈緒子/【原作】よしながふみ
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第21話「濡羽色の恋」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「黒はどんな色にも染められない、世界でいちばん深い色です。黒で折ると、線や形がよりクッキリと浮き彫りになって・・・なんていうか、ごまかしが きかないんですよ。だから、わたしは黒の折り紙をいっとう大事にしてるんです」
NHK Eテレ/2019年6月14日放送
【脚本】近衛はな
執事 西園寺の名推理2・第8話(最終回) [執事 西園寺の名推理]
電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-・第10話 [電影少女]
なつぞら・第65話 [なつぞら]
「じいちゃんはクワを手に、まだ なにもない大地を耕しました。わたしは鉛筆を手に、まだ なんもない世界を耕しています。じいちゃんが歩いた道は まだまだ遠いけれど、いつか そこに たどり着けるように・・・」
NHK/2019年6月14日放送
【脚本】大森寿美男
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第8話 [カカフカカ]
「たった1、2回(セックスを)やっただけだよ。そんなの、なんの保証にも確証にもならない。ただ行為があったってだけで、つきあってもないし、好き合ってもない。問題ないよ」
「(同じ男を好きになったからって)謝罪される覚えなんてない。(中略) あなた、追いかけっこで、追い抜いた相手に『ごめんなさい』とか謝るの? 謝らないわよね。安易な軽々しい謝罪は、侮辱も同然だわ」
tvk/2019年6月13日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
ストロベリーナイト・サーガ・第10話 [ストロベリーナイト]
「結局、最後まで主任のことがわかりませんでした。あまりにも心の在りようが違う気がして。きっと主任とは、たとえ同じ場所にいても、同じ景色を見ることができないんじゃないか、そう感じたんです」
フジテレビ/2019年6月13日放送
【脚本】徳永友一/【原作】誉田哲也
なつぞら・第62話 [なつぞら]
「芝居は(社会)運動なんかじゃないです。演劇や文学の目的は、問題の解決にあるんじゃないと、イプセンは言っています。その目的は、人間の描写です。人間を描き出すことです。イプセンは詩人や哲学者として、それを描いたんです。そして、それを観た観客も、詩的や、哲学的になること(が演劇)なんですよね」
NHK/2019年6月11日放送
【脚本】大森寿美男
元町ロックンロールスウィンドル・第11話 [元町ロックンロールスウィンドル]
「(わたしがファンに石を投げるのは)ライオンがわが子を崖から落とすのと一緒です。強いやつだけが、オレのファン。オレのファンになりたかったら、強くなれと」
「一緒にワルツを踊ろう」
「まだ踊るのか。世の中に踊らされて、疲れ果てたバカが。もう踊るのは やめておけ」
TOKYO MX/2019年6月11日深夜放送
【脚本】島田角栄
ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~・第10話 [ラジエーションハウス]
「完璧になんて、できなくて いいんじゃないですかね。いるもんですよ、ちょっと まわりを見渡せば、自分に足りないものを補ってくれる誰か」
フジテレビ/2019年6月10日放送
【脚本】大北はるか/【原作】横幕智裕、モリタイシ
長閑の庭・第2話 [長閑の庭]
「嫉妬など、なくせはしない。嫉妬心を常に抱きながら生き続けるのが、人間ではないかね。そして、嫉妬心があるからこそ、人間は向上していく。嫉妬心を向上心に変えることができる人間は美しいと思う」
「触れてもいないのに、それがナイフかどうかなんて、わかんないでしょ。たしかに傷つくこともある。けど、怖れずに進んだ先には、それ以上に楽しいことが待ってるはずだよ」
「恋は『一緒にいたい』『こっちを振り向いて欲しい』――。相手のことなんか おかまいなしで、自分を押しつけちゃうとこ あるじゃない? でも、愛は違う。愛は『相手を大切にしたい』『相手を守る』――」
「混じりけのない、澄んだ心など、あり得ないと(わかりました)。憧れ、喜び、欲望、嫉妬――それら すべてが絡み合って、濁った色をした ひとつの魂こそが、教授がなんと おっしゃろうと、恋だと思います。わたしは教授に恋をしています」
NHK BSプレミアム/2019年6月9日放送
【脚本】荒井修子/【原作】アキヤマ香