やすらぎの刻 ~道・第38話 [やすらぎの刻]
「あなたは たしかに なぎなたが強い。でも、あれ以上強くなることはない。武道は相手を叩きのめすためのものじゃない。とくに女性には、自分の身を守るためのもの。それで充分です。いまの力で充分です。それより女性には、好きな相手をくるんでやる優しさ、そっちのほうが何倍も大事です。お転婆もいいけど、しのさんも もう大人だ。戦うことは男たちに任せて、もっと淑やかに、優しい女に おなりなさい」
テレビ朝日/2019年5月29日放送
【脚本】倉本聰
元町ロックンロールスウィンドル・第9話 [元町ロックンロールスウィンドル]
「政治家は国のために腹を切る覚悟がなくなり、ただの商売人に成り下がった。六本木の偽のバベルの塔に住む社長は、テレビで平気で『世の中は金ですよ』って、身も蓋もないことを偉そうに ほざく。金を持っていない人間はダメ扱い。ものがあふれ、豊かで便利になった世の中で、幸せを感じれない若者が多数出現。末端に生きてるオレがおかしくなっても、誰も文句は言えないはずだ」
「そいつは ひとを愛したことがありません。ひとは ただの風景のひとつ」
「才能もないのに、顔が可愛いだけで生きてるやつらがムカついてたから、(顔をケガして)ちょうどよかった。わたしはそうじゃないって、証明できるし」
TOKYO MX/2019年5月28日深夜放送
【脚本】島田角栄
都立水商! ~令和~・第4話 [都立水商!]
「本気 出す前に、負けるって決めつけんなよ。戦いもしないで逃げ続けてるだけの あんたと一緒にすんじゃねえよ」
「雑で不器用だったりするけど、自分の目指す方向には一生懸命で、手を抜かない。それがあいつの取り柄だから」
TBS/2019年5月28日深夜放送
【脚本】森ハヤシ/【原作】室積光
パーフェクトワールド・第6話 [パーフェクトワールド]
「障害 持ってるほうが壁 作ったら、相手は入ってこようにも、入ってこれないよ。その壁 取っ払うのが “心のバリアフリー” ってやつじゃないの」
「オレの幸せは、おまえのそばにいること。おまえの笑顔を見ること。おまえを喜ばせることだ。わかるか、おまえの夢をかなえることが、オレの夢で、オレの幸せなんだよ。それを、おまえは奪おうとしてるんだぞ。先のことなんか、どうだっていいよ。いまはオレたちにできることを全力でやろう。オレはあきらめないぞ。おまえの夢も、オレの夢も、絶対、両方かなえてみせる」
フジテレビ/2019年5月28日放送
【脚本】中谷まゆみ/【原作】有賀リエ
高嶺と花・第6話 [高嶺と花]
「この世で最もムダなものって、なんだと思う? 野郎がモジモジしてる時間だよ」
「(あの)おっさん、おまえに一度 追い返されたぐらいで、引き下がったか? (今度はおまえが押しかけるんだよ。)もしかして、助けてって言われねえと、助けらんねえのか」
「高級車も、お綺麗なドレスも、高いステーキも、これ見よがしな花束も、もう結構です。初めて会った日に言いましたよね。忘れたんなら、何度でも言ってあげますよ。あんたが誇ってるものになんか、毛ほどの興味もないんだよ」
フジテレビ/2019年5月27日深夜放送
【脚本】武田樹里/【原作】師走ゆき
警視庁捜査資料管理室・第9話 [警視庁捜査資料管理室]
スパイラル ~町工場の奇跡~・第7話 [スパイラル]
「オレは芝野さんのこと、尊敬してました。それはエリートだからじゃない。芝野さんはオレに誇りを教えてくれた」
「マジテックの社名を捨てることは、誇りを捨てることじゃない。誇りを守るために、社名だけを捨てて(実を取るんだ)」
テレビ東京/2019年5月27日放送
【脚本】羽原大介/【原作】真山仁
あなたの番です・第7話 [あなたの番です]
「役者というのは、なにをするにも動機というものが必要だと思うんですよね。脚本に書いてあるから登場する、では いけないんです。それは脚本の言いなりだ。作家の奴隷と言い換えてもいい。いま わたしには ここに登場する動機が必要なんですよ」
「一回 笑ってみて、無理やりでいいから。笑って。菜奈ちゃんが笑うと、オレが笑って。オレが笑うと、菜奈ちゃんが笑って。ふたりで笑ってさ、なんでも乗り越えていこうよ」
日本テレビ/2019年5月26日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
のの湯・第7話 [のの湯]
「プレゼントって、時間 割いて選んでくれたりするから、意味があるんじゃない? 好きだから、プレゼントしたいって思ったり、されたりするんじゃない? だったら、やっぱり(大切なのは)物じゃない気がするな」
BS12 トゥエルビ/2019年5月26日放送
【脚本】宝来忠昭/【原作】釣巻和
歌舞伎町弁護人 凛花・第6話 [歌舞伎町弁護人 凛花]
「花ちゃん、よく言ってた。この歌舞伎町は、世間から つま弾きにされたり、行き場を失ったひとたちを、優しく受け入れてくれる。そんな ひとたちが食いしばって、はいつくばって、でも肩寄せあって、たくましく生きてる街だって。そんなひとたちの力になるんなら、自分が社会の底の底に いなきゃなんない。硬いアスファルトに寝転んで、地べたから見上げて、初めて いろんなことが わかるんだって」
「証拠が見つかる前に、自首をすることをお勧めするわ。自首で罪が軽減されるのは、刑法42条1項、罪を犯した者が捜査機関に発覚す前までなのよ」
BSテレ東/2019年5月25日深夜放送
【脚本】村川康敏/【原作】松田康志、花小路ゆみ
腐女子、うっかりゲイに告る。・第6話 [腐女子、うっかりゲイに告る。]
「今週の『サムライ・ディストピア』、ありがたすぎ。沙枝ちゃん、まだ読んでないの? あたし、いま語りたみの かたまりなのに。いますぐ読むべき。てか、今朝にタイムスリップして、読んでから ここに戻ってくるべき」
「ふたりともさ、まだ遠慮してる感じするな。もっと自分をさらけ出して、お互いを知ってみたら? 情けないところが、いちばん可愛かったりするもんだよ」
NHK/2019年5月25日放送
【脚本】三浦直之/【原作】浅原ナオト
東京独身男子・第6話 [東京独身男子]
「大人の恋愛は長距離走。若けりゃ、『はい、双方その気になった。オッケー』の短距離走でかまわない。でも、オレたちの場合はそこからどう維持するか・・・」
テレビ朝日/2019年5月25日放送
【脚本】金子ありさ
俺のスカート、どこ行った?・第6話 [俺のスカート、どこ行った?]
「(わたし)ドラマ観て、教師カッコいいなって思って、はじめたんですよね。でも、そういう憧れて はじめるひとって、主人公になれないじゃないですか。そういうのに気づいてから、わたしもサブキャラ教師なんだろうなって思ってたんです。でも、原田先生を見て ちょっと変わったんです。(中略) わたしみたいなサブにも、日が当たる瞬間っていうんですか、サブの回みたいなフィーチャーされる回があるんじゃないかなって」
「あんた、娘の幸せ 全部 用意するってなに? うぬぼれるのも たいがいにして。あんたが用意するのは、こいつが見つけた幸せを認める気持ちよ。勝手に婚姻届 書いて、無理やり結婚させて、本当に幸せになると思う? 結婚ぐらい、好きなひとと させなさいよ」
「好きなひとと結婚しなくても幸せになれる。好きじゃないひとと結婚しても、そこから そこそこ好きにさえなれば、そこそこの幸せは得られるんだ。世の中の大半は、妥協して結婚してる。結婚してから、どうやって幸せになるかが重要なんだ」
「そこそこ(の幸せ)なんて、あきらめたこと言ってるからダメなのよ。もっと極上の幸せ求めなさいよ。一回きりの人生で、幸せ遠慮してどうすんのよ。(中略) つか、親がそこそこの幸せしか用意できないんだったら、ほっといてくれる? 子供が極上の幸せつかむ道、必死で探すから。子供の幸せくらい、子供に任せやがれ」
日本テレビ/2019年5月25日放送
【脚本】加藤拓也
デジタル・タトゥー・第2話 [デジタル・タトゥー]
「世の中には、いいひとと、悪いひとと、2種類いるんじゃないんだ。みんな、ちょっとずつ いいひとで、ちょっとずつ悪いひとなんだよ。だから、大野先生が いいひとか、悪いひとか、それは おまえが自分で決めろ」
NHK/2019年5月25日放送
【脚本】浅野妙子/【原案】河瀬季
白い巨塔・第4話 [白い巨塔]
「病理解剖とは、ひとつの生命の帰らぬ死を、次のひとの生に よみがえらせる尊い手段である。心ある臨床医なら、死因に少しでも疑問があれば、遺族に解剖を勧めるのが当たり前で、あなたのように病理解剖を医者の学問的興味によるもと決めつけるような、軽率、無礼な方は、医学のなんたるかをなにもご存知ないと思う」
「行儀よう並んで飛んでいる雁の列に鉄砲が当たったら、バラバラっと散ってしまいよる。あれみたいに、中小企業のワンマン社長が倒れたら、店もバタバタって倒れるんや」
「財前先生と里見先生は同じ医者でもまったく違う。(中略) ふたりとも名医と呼ばれ、患者からの信頼も厚く、たくさんの命を助けている。でも、里見先生は患者のために患者を救うお医者さん。財前先生は自分のために患者を救うお医者さん」
テレビ朝日/2019年8月25日放送
【脚本】羽原大介、本村拓哉、小円真/【原作】山崎豊子
劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- [映画]
「ひとは厄介だ。理解しあいたい――そう思うくせに、実際は衝突ばかりだ。親、兄弟、夫婦、大切な人間関係は いくつもある。だが、そのほとんどで ひとはすれ違う。それはきっと、心というものが目には見えないから」
「あなたに残された時間は少ない。でも、いまをどう生きるかは、選ぶことができます」
「好きって言ってくれるあなたがいて、わたしは幸せ」
「オレは好きと言いたくなる きみがいて、もっともっと幸せだよ」
「見えない心というものを相手に、わたしたちにできることはあるのか。伝えるしかないんだと思う・・・思いを言葉にして。でも、きっと思いの半分も伝わらない。言葉という道具は曖昧で、その上、使いこなすのが難しいから。それでも伝え続ける。いま伝わらなくてもいい、いつか心に届く日があれば。そう信じて、言葉にし続ける」
「遠回りして見えた景色はどうでしたか。あなたは情熱があって、頭もいい。強い意志もある。真っ直ぐ行けば、ひとより短い時間で一人前の医者になったことでしょう。でも、いまの あなたには きっとかなわない。短い道は、それなりの経験しか もたらしてくれないから」
WOWOW/2019年5月25日放送(2018年7月公開)
【脚本】安達奈緒子
当ブログはテレビドラマに限って台詞を採録していますが、ドラマの延長線上に作られた映画についてのみ、テレビ放映(CSを除く)された段階で採録の対象にしています。