ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~・第4話 [ディア・ペイシェント]
「病気というのは、山と同じだ。いろんな山があって、いろんな登り方があることを、医者は患者に教えなければいけない。患者の症状、診断、治療、予後、それぞれが違うということを、丁寧に説明するんだ。そして、そのひとの山を一緒に登る。一人ひとりのペースに合わせて、ゆっくりと・・・。それが、患者に寄り添うということだから」
「身構えるのは、目の前の敵に心がとらわれてるということです。(中略) 大切なのはリラックス。ストレスに直面してもなお、リラックスしてれば出遅れは解消されます。緊張は有限ですが、リラックスは無限ですから」
「ひとって、ずっと孤独で、ずっと不安なのかもしれない。ずっと誰かのこと うらやんで、ずっと後悔し続けるのかもしれない。でも、自分の幸せも、自分の人生も、自分で決めていいと思うんです。足りないものはあるけど、自分の人生を愛していいと思うんです」
NHK/2020年8月7日放送
【脚本】荒井修子/【原作】南杏子
MIU404・第7話 [MIU404]
「意味とか言い出したらさ、この世のほとんど、意味なんてないよ」
「10年間、誰かを恨んだり、腐ったりしないで、本当によかった。オレはラッキーだったなあ。大熊の不幸は、10年間ここから一歩も動かず、誰にも見つからなかったことだ」
「時効が終わっても、オレたちの名前は記録に残る。家 借りられる? まともな仕事に就ける? あのとき自首してたら、8年ぐらいで出られたのに・・・。いまごろ、とっくに罪を償い終わって、堂々と生きられた。普通に生活ができたんだよ。オレたちはもう死んでるのと おんなじだ」
「完全に閉じちまった人間の手は、つかめねえんだ」
「世人が(刑事局長である)わたしの息子だということは、ひとつの不幸です。二世って、厄介でね。それだけで気をつかって、ゴマする者もいれば、目の敵にする者も出る。そのうち、自分の立ち位置を見失う。流されずに、己の道を探せるようになって欲しい」
TBS/2020年8月7日放送
【脚本】野木亜紀子
ギルティ ~この恋は罪ですか?~・第10話(最終回) [ギルティ(日本テレビ)]
「贅沢ですよ。目の前に・・・すぐ目の前に幸せがあるのに つかまないなんて。お互いが、お互いの幸せを望んで離れてたら、いつまで経っても、ふたりとも幸せになれない」
日本テレビ/2020年8月6日放送
【脚本】泉澤陽子/【原作】丘上あい
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋・第4話 [アンサング・シンデレラ]
「ぼくみたいな中途半端なやつをバカにするのは、かまわない。だけど、ほかのみんなは違う。ここにいるひとたちは、薬のプロだ。薬については、誰よりも詳しく知ってる。だから、認めろよ。あんたを救ったのは薬剤師だ」
フジテレビ/2020年8月6日放送
【脚本】黒岩勉/【原作】荒井ママレ