BG ～身辺警護人～２・第７話（最終回） [BG]
「政治家が裏で関わる案件は、命が軽くなる」
「わたしは日本の国籍を持ってないからね。（疑われたら、逃げるしかない。）日本は母の国だが、カネ以外なにも与えてくれなかった」
「人間が人間に近づくのは、利益が目的だと知っている。そして、それをわたしは利用してきた」
「わたしは後悔しない。過去を振り返る者にカネは微笑まないからな」
「善良な人間は神に愛されるらしいが、わたしは もちろん きみも神に見捨てられた生々しい存在というわけだ」
「（ここで逃げても）あなたは また新たなビジネスが できるかもしれません。でも、あいつらは・・・警護課の人間は仕事を失います。あなたの言うビジネスとは、そういうものですか」
「おまえ、オレに聞いたよな・・・なんでボディガードなんかに必死になれんのかって。たぶん、ひとを信じられるかどうか、問われてるからじゃないかな」
「毎回、いろんな依頼人に会って、否が応でも ひとを信じることに全力を傾ける。たとえ敵対する人間でも、信じて守る。いまの依頼人を守ることが、そのひとの未来を守ることになる。それがオレたちの仕事なんじゃないの」
「真面目で立派なひとだったら信じる？ 親切で優しかったら信じれんの？ これまでに間違いを犯してなかったら信じられる？ 嘘かどうかなんて、わかんないよ。だから、信じてみるしかないんだよ。じゃなかったら、守るのに命なんて懸けらんないだろ」
テレビ朝日／2020年7月30日放送
【脚本】井上由美子
おしゃ家ソムリエおしゃ子！・第３話 [おしゃ家ソムリエおしゃ子！]
「普段、Macとか、iPadとか、デジタル機器を使ってる男に限って、なぜか音響機器だけはアナログレコードを買います。さあ、なぜでしょう。（中略） あんた、実はレコードの音なんか、なんにもわかっちゃいない。でしょ？ 図星でしょ。理由は簡単だ。そのレコードラック、直射日光が当たる場所に置いてある。そんなんじゃ、レコード盤は確実に変形して、いい音なんか出なくなる。そう、あんたはレコード盤の音なんか１ミリもわかっちゃいない『アナログレコード飾っちゃう男子』だ」
「あんたねえ、ネズミにはチーズ、女にはパクチー与えとけばいいって思ってるでしょ」
「あんた、少し前まで『サードウェーブ系男子』って呼ばれなかったか？ （中略） 嘘をつかなくていいんだよ。あたしは・・・あたしは、ちゃーんとわかってるからね。正直 言って、あんたの学生時代は清潔感だけが取り柄の、パッとしない三軍だった。サードウェーブ系だなんだってチヤホヤされて、ちょっとだけモテた・・・ちょっとだけ。で、勘違いした。でも、流行りが終わって、すぐ みんなに あきられた。でも、もう一度だけモテたかったあんたは、モテるためだけに『オーガニック、オーガニック』って言って、『ビーガン、ビーガン』って言って、『サスティナブル、サスティナブル』って（言って、ネイチャー志向を演じ続けた）。モテるために、必死にやって生きてきてたんだよね。インスタも死ぬ気で毎日 更新して生きてたんだよね。地球に優しくする人生を追いかけながら、いちばん大事な自分には ちっとも優しくなかった。地球に優しくする前に、まず自分に優しくしよう」
テレビ東京／2020年7月29日深夜放送
【脚本】伊藤正宏／【原作】かっぴー
ふろがーる！・第３話 [ふろがーる！]
「お風呂って、一日の終わりに、どんなにイヤなことがあっても、心と体をリセットして、明日も頑張ろうって思わせてくれる魔法みたいな場所だと思うんです。それが同じ家の中、たった数歩 歩いた先にあるって、すごいことだと思いませんか」
テレビ東京／2020年7月29日深夜放送
【脚本】仲村優果里／【原作】片山ユキヲ
