君が心をくれたから・第5話 [君が心をくれたから]
「フラれた男ができることってよ、3つだけなんだよ。まず、ひとつ目な。相手の幸せを願ってやることだ。で、ふたつ目。何事もなかったように、いままで通り普通に暮らすこと。最後は、もしも おまえの その好きな子が、独りで泣いて悲しんでたら、そんときは もう なにを置いてでも駆けつけてやるんだ」
「大人になると、苦しいことや、悲しいことが、たくさん起こるの。でも、雨に魔法をかけてくれるひともきっと現れる。だから、そんなときは遠慮せずに、魔法に助けてもらいなさいよ。その代わり、雨も誰かに素敵な魔法をかけてあげてね」
「イフタム ヤー シムシム・・・この魔法にかけられたら、心の扉もひらいてしまう。素直になれる特別な呪文です。あなたは今日の選択をいつか後悔するでしょう。彼のもとへ行っても、行かなくても、必ず後悔する。だったら、いまはすべてを魔法のせいにして、幸せな後悔をするべきだ」
フジテレビ/2024年2月5日放送
【脚本】宇山佳佑
注)上記台詞中の『雨』は人名
アイのない恋人たち・第3話 [アイのない恋人たち]
「雄馬は見る目がないんじゃなくて、ちゃんと相手を見てないんじゃないか」
「うちの会社も ひどいと思いません? いくらこっちが成果 出しても、基本給が年に1万上がるだけだし、女だからって愛想まで求められるのは割に合わないっていうか、こっちはオヤジたちの価値観に合わせてる暇なんかないっての。女は30前になると、1年で3つくらい年 取るんだから」
テレビ朝日/2024年2月4日放送
【脚本】遊川和彦
さよならマエストロ ~父と私のアパッシオナート~・第4話 [さよならマエストロ]
「そういうの、よくないよ・・・誰かに ほめられたいとか、そういうマインドで練習するの」
「悪気がないやつが、いちばん悪いよ」
「家の鍵をなくすことは日常茶飯事。燕尾服をクリーニングに出すことも、受け取ることも忘れる。大切なスポンサーとの会食も平気ですっぽかす――。あなたっていうひとはね、まわりのひとをマネージャーにするのよ」
「あなたが指揮棒 振ってるあいだに、あたしは人生を棒に振ってたんだから」
TBS/2024年2月4日放送
【脚本】大島里美
王様戦隊キングオージャー・第47話 [キングオージャー]
「シュゴッダムには力があります。その力を戦いのためではなく、生きるために、守るために、救うために、使ってください。手の届くひとだけでいい。王である ぼくが、必ず みんなを守ります」
「われわれは各国に飛び、現地のケガ人の救護、治療にあたります。誰も死なせず、誰も死なないこと」
「避難は一日にしてならず。食の国、トウフの役目は悲劇を祭りに変えること。皆を腹いっぱいにして、笑顔の避難生活にして差し上げましょう」
「罪は消えない。だが、やり直せる。ゴッカンの牢を出られるのは、ひとのために生きる覚悟を決めた者だけだ」
「おまえさん方の頭には、戦って勝つことばかり。でも、いまは手を差し伸べて、助けてる。どんな気持ちだい? これを、これからのバグナラクの生き方にしよう。手と手を取り合う、優しい国に」
「貴様とオレ様の違いを教えてやる。手の温かさを知らないことだ。手をつなぎ、命をつなぐ。その力の前には、死など無力!」
テレビ朝日/2024年2月4日放送
【脚本】高野水登