アイのない恋人たち・第4話 [アイのない恋人たち]
「あなた、高校のとき『生態系を壊す女』って言われてたんですって? クラスの女子が男子にコクっても、みんな あなたを好きだからフラれてたって」
「自分らしく生きるのが、なんで こんなに難しくなったんだろう。まるで、毎日 勝者のいないゲームを戦っている気分だ」
テレビ朝日/2024年2月11日放送
【脚本】遊川和彦
さよならマエストロ ~父と私のアパッシオナート~・第5話 [さよならマエストロ]
「(あのひとは)おそろしく鈍感なの。恋の矢が自分の鼻先に向かってても気がつかないの。それで、無自覚に相手に優しくするから火に油を注ぐ」
「外野の人間は(彼女がバイオリンをやめるのは もったいないって)気楽で言うけどさ。どっちも地獄かもよ・・・続けるもの、やめるのも。10代で とてつもない緊張感の中にいて、10代で空っぽになって、そのあと それ以上の興奮も喜びも見つけられないとしたら・・・。ファースト キャリアがピークで、人生が終わる。なのに、父親は現役で音楽の世界にいる。しんどいんじゃない?」
「むかしは楽しそうにバイオリン弾いてたのに、(姉ちゃんは)途中から変わっちゃった。小さいころは簡単に優勝してたコンクールも、そのうち勝てなくなって・・・まあ、化け物がいるからさ。レベルが違うやつら。(中略) なにかを表現するために生きてるひとって いるんだよ。そのひとの中に、いくらでも湧き出る泉がある。それを外に出す方法を探して、勝手に疑問 持って、勝手に研究して、とことん のめり込む。知識も、テクニックも、表現力も、どんどん吸収して化け物になる。あのころの姉ちゃんはカラッカラの泉。表現したいことなんて なんにも なさそうなのに、ムキになって練習してた。まわりに ほめられても一切 喜ばないで、自分で自分に落第点をつけてた。まるで、戦い。勝ちたかったんだと思う」
TBS/2024年2月11日放送
【脚本】大島里美
王様戦隊キングオージャー・第48話 [キングオージャー]
「宇宙に光る無数の星――。その昔、ひとは星をつなげて星座を作った。そして、星座から物語を生んだ。ひとは ただの点に意味を見いだそうとする。なぜだろう。自分という ちっぽけな点に、意味があると思いたいからじゃないかな」
「生きてください。ひとを助け、生かしてください。それが続く限り、ぼくたちが負けることは絶対にない。これは・・・いつか勝つための戦いです」
テレビ朝日/2024年2月11日放送
【脚本】高野水登
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第6話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]
「メイク方法で『むかしから こうやってたから』とか、『このやり方に慣れている』から、という理屈で うまくいくことは ひとつもありませんからね。メイクも、自分も、毎日 変わっていきます。常にアップデート、これが基本です」
「仕事ってね、塊で考えと大変な気がするけど、自分がやりがいを感じられる職業なら、向き合い方は違うと思うの。自分が何になら人生の いちばん元気な時間を使ってもいいって思えるのか、じっくり考えたほうがいいんじゃない」
「ゴミ捨ては とっても面倒くさい。でも、3分でできる仕事なのになって思うと、できない自分が情けなくなる」
「オレをあきらめないでくれ。怒らないってことは、話してもムダってことだろ」
フジテレビ/2024年2月10日放送
【脚本】藤井清美/【原作】練馬ジム