闇バイト家族・第５話 [闇バイト家族]
PORTAL-X ～ドアの向こうの観察記録～・第４話 [PORTAL-X]
「歩み寄るって・・・要するに、わたしたちは共食いをやめるということですよね。どちらかの価値観に合わせることを強要されるのは、共生ではなく侵略だと思うんですけど」
「勝手なイメージで清廉潔白を望まれるのはイヤでしょ。日本人が よくやるやつですよ」
「日本の歴史をたどると、むかしから自己犠牲的献身を求められてきたじゃないですか。（中略） 家族、会社、お国のために、個を抑えて、不満を言わずに集団の利益を優先する生き方は、結構、地底人と似てると感じました。それが近代になって、我慢するのはバカらしいとか、自分の生きたいように生きるのがいいという、資本主義的な自由な思想が入り込んできて、変なバランスで固定化されてしまったのが、いまの日本人じゃないですか」
「（われわれ地底人は）地上を捨てるんじゃなくて、日本を捨てるんです。最初は、しゃべる口と食べる口が一緒だから、地上人の言動はわかりづらいんだと思ったんですが、やはり これは日本人特有の問題だと わかりました。日本人は変化することに耐性がないように思います。軸がないから、変わるべきことも、変わってしまったことにも、気づけないというか・・・自分たちのことすら よくわかってない。曖昧を美徳とするのは（われわれには）難しかったです。（中略） 全体のマインドや構造が変わらない以上、これ以上 関わっても仕方ない。だから（地上へのゲート）閉じるんです」
WOWOW／2024年2月2日放送
【脚本】伊藤峻太
アオハライド Season2・第３話 [アオハライド]
「見たはずなのに（そこに星があるって）わからなかったのは、星を意識してなかったからだよ。でも、一度 意識すると、今度はそれが勝手に飛び込んでくるんだって。オレには最近 吉岡さんが飛び込んでくる。ずっと意識の中にあるんだなって思ったら、なんか照れる。でも、すごくうれしくなった」
「オレを利用しなよ。最初は馬渕を忘れるためでいい。吉岡さんの心に いま誰がいたって負けたりしない。それごと全部 引き受ける。吉岡さんは いまのまんま オレのとこに来ればいい。馬渕を好きだったことなんて、すぐに忘れるぐらい、オレばっかりにさせてみせるから」
WOWOW／2024年2月2日放送
【脚本】桑村さや香／【原作】咲坂伊緒
不適切にもほどがある！・第２話 [不適切にもほどがある！]
「『（ひとりで抱え込まないで）オレにできること（があったら）』って おっしゃいますけど、おまえに なにができるか、わたし おまえじゃないから わかんないし、いま このシチュエーションで おまえに なにが できるだろうって考えるミッション、新たに生まれてるし。そもそも、おまえにできることって、ほぼほぼ わたしにも できることで、おまえにできて、あたしにできないことなんて、実際 そんな ないし。それが 果たして おまえさんが やりたいことなのかっていう問題もあるよね。おまえさんができることを、おまえさんに頼んで 嫌な顔されたときの むなしさを考えたら、（ひとりで抱え込んだほうがラク）」
「（仕事を）楽しむのって、強制ですか。楽しまなきゃいけないっていうストレスで、今日一日 ツラかったんですけど」
「あんたが いまして欲しいことが、オレにできることだよ」
「そもそも、働き方ってなんだよ。働き方って、がむしゃらと、馬車馬以外にあるのかね。（中略） 定時で帰るのは強制ですか。冗談じゃない。働き方ぐらい、自分で決めさせろ」
「時代に合わせなきゃダメかね？ 昭和、昭和って、まるで昭和が悪みたいに言うけどさ、少なくとも景気は いまより良かったぜ」
「あんたは正しいだけで、心がない。（中略） あんた、AIっすか。夫GPTなんすか」
「（あたしは）子育てに不向き？ わかってるわ、そんなこと。不向きだけど、やんなきゃだし、やりたいし。不向きだと思うんだったら、（夫のあんたも）やってよ。できることじゃなくて、やって欲しいことを」
「正論を振りかざす相手を、極論で翻弄しつつ、周囲に考えるきっかけを与える あなたのロジック、実にお見事でした」
TBS／2024年2月2日放送
【脚本】宮藤官九郎
院内警察・第４話 [院内警察]
「ぼくも先生のような医師になれるよう頑張ります」
「誰かになっても仕方ない。一人ひとりの医師が熱意を持ち、自分の才能を伸ばすことこそが医療の発展につながる。医師として、自分は自分だというプライドを持って臨むべきだ」
「関わりたくないって逃げるのは卑怯だと思わない？」
「循環器内科って、瞬発的な判断が求められるじゃないですか。患者さんの いちばん危険な瞬間にも立ち会って救う。その一方で、そのあとのリハビリにまで寄り添えることが多い。危険な瞬間から、退院したあとまで、患者さんと並走できるのが すごく魅力的だなって」
フジテレビ／2024年2月2日放送
【脚本】諸橋隼人／【原作】酒井義、林いち
