ひともんちゃくなら喜んで!・第10話(最終回) [ひともんちゃくなら喜んで!]
「東京の夜景もいいでしょ。光ひとつひとつが、誰かの頑張りって感じがして」
「最初から完璧な会社なんてありません。問題が起きるのは、改善点からのシグナルなんです」
テレビ朝日/2023年3月18日深夜放送
【脚本】マンボウやしろ/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第8話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「ラブ ジャイアン――。他人の大事なものに惹かれすぎてしまう癖の持ち主。ルックスという暴力を使い、ワガママの限りを(周囲に)許させ、組織の平和を乱す」
「許されスキル1『すっとぼけ』――。完全クロでも、ルックス強者が とぼければ、みんな『かわいい』ですませてくれる」
「許されスキル2『高みからのほめ』――。顔が良すぎて他人とルックス高低差があり、普通にほめても『思ってないでしょ』と とらえられるので、一旦けなして信憑性をプラスする」
「許されスキル ギガフォース『苦労ちら見せ』――。恵まれた容姿に生まれ、すべて思い通りかと思いきや、意外と苦労人感を出して、相手をホロリ。もう(これで)全部が許される」
テレビ朝日/2023年3月4日深夜放送
【脚本】灯敦生/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第7話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「誰かのために頑張れるひとが、利己的なやつに食われるような、そんな会社はクソだ」
「悪口や愚痴を共有しただけの関係なんて、すぐ壊れますよ」
「おまえさ、目的のためなら、まわり巻き込んで能動的に動けるくせに、なんでその力、自分のためだけに使ってんの? (中略) 狡猾なのは、社会では むしろスキル。会社のためなら、どんどん使え。自分のちいせえ世界 守ってないで、嫌われようが、うとまれようが、会社のプラスになってみろよ」
テレビ朝日/2023年2月25日深夜放送
【脚本】諸橋隼人/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第6話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「人事評価制度を作りましょう。評価制度がない、もしくは制度の作りが甘い――。どちらも中小企業あるあるです。だからといって、おざなりにするのがブラック企業たるゆえん」
「わが国の社会人は ほめられることに飢えている。的確な ほめ言葉はストレートに心に響く」
「アドバイス シーキング――。ひとは普通、好意を持つ相手を助けるもの。『好き』と『助けたい』はセットの感情。だけど、好きじゃない相手をうっかり助けた場合、脳は矛盾をなくしたくなり、好意が生まれることがある」
「マニピュレーター、それは目的のためなら道化にもなり、他人を意のままに操る人物。自分の意見をさらっとひとに言わせて責任転嫁。都合の悪い話題をスムーズに転換。話術、声色、しぐさで、かわいそうな子羊を演じ、相手を加害者にする」
「マニピュレーター奥義『ハートを狙い撃ち』――。相手がなにを言われると良心の呵責を起こすか、的確に見極めて攻撃する。どちらが正しいかは無関係。自責の念を待たせ、優位に立つための技である」
テレビ朝日/2023年2月18日深夜放送
【脚本】諸橋隼人/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第5話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「ナルシシズムを持ったひとは、世の中に結構いる。(小さいころ)ほめられ、認められ、自己肯定できるよう育てられたのなら、それはごく自然なこと。しかし、そのうちの多くは、大なり小なりの挫折を経験し、自己愛を歌えなくなる」
「力は同等。でも、ぼくは売り上げを譲った。なら、誇り高い分、ぼくの勝ちだ。やっぱり、ぼくはスゴイ。いつもナンバーワンだ」
「(経歴詐称だなんて)大袈裟だなあ。ぼくが ぼくに ふさわしいスペックを自称して、なにが悪い。世のニーズは、パッケージや謳い文句に左右される。ぼくは自分を売り込むためのブランディングをしてるだけさ」
「こじらせナルシストは、自分が正しいと妄信し、非を認めない。対話は困難を極めるだろう」
「こじらせナルシストは、自分に都合のよい空想をふくらませ、事実のように思い込む」
「どんだけ ひとを惹きつけて、魅力的に振る舞えても、それは ひとづきあいの はじまりに過ぎない。『ぼく、ぼく、ぼく』のごり押しで、他人を ないがしろにするクソ野郎は、つきあっているうちに、絶対バレる」
テレビ朝日/2023年2月11日深夜放送
【脚本】灯敦生/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第3話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「シャーデンフロイデ――それは心理学用語で、ねたましい相手の失墜を望む感情のこと。自分を差し置いて目立つ存在を許せない。愛しの佐京さんに かまわれてる新参者は、もっと許せない。まことしやかな言葉で心を惑わし、ほうぼうにわたり毒を注入。(中略) 気がつけば、ねたみの毒はすっかり回り切り(ターゲットは追い詰められる)」
「ねたみ奥義『逆恨みイジメ』――。『わたしの平穏を乱すものは許さない』の精神で、目障りな相手に実害をもたらす行為。モラルに欠ける ねたみ気質の専売特許である」
テレビ朝日/2023年1月28日深夜放送
【脚本】諸橋隼人/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第2話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「『やる気ないなら やめろ』は誰も幸せにならない言葉。仕事はやる気のある人間だけで成り立っているわけではない。温度差のある相手を追い詰めすぎると、マジで飛んじゃって、結果、会社にとってマイナスになる危険も」
「すでに謝罪しているひとを責め続けるのは よくないかと・・・。それは指導というより、トラウマ作りです」
「“チームワーク” がしたいなら、自分の正義より、他人を大事にしましょう」
「ヒステリック奥義『物損』――。言葉にできない感情を破壊衝動に変え、近くにあるものを壊す。発動後のことなど考えない。いまを生きる姿勢で繰り出す 恐れ知らずの技」
「自分にとっての『(こうする)べき』をたくさん持ってると、その通りに行かなくなったときのストレスもたくさん。ときには『まあ、いっか』精神で、ぶん投げてしまおう」
テレビ朝日/2023年1月21日深夜放送
【脚本】マンボウやしろ/【原作】八海つむ
ひともんちゃくなら喜んで!・第1話 [ひともんちゃくなら喜んで!]
「情熱と誠実さがあれば問題ない・・・はずがありません。正しい情熱の使い方と、なにに対しての誠実さか、それが間違っていることに気づかないから、勘違いをするのです・・・うちの会社はブラックではない、と」
「いい? プライベートの(コンサルタント依頼の)誘いなんか、絶対のっちゃだめよ。枕営業とか言われて、プチ有名人がいちばん叩かれるんだから」
テレビ朝日/2023年1月14日深夜放送
【脚本】マンボウやしろ/【原作】八海つむ