サイン -法医学者 柚木貴志の事件-・第１話

「解剖される体から聞こえるのは、真実のみだ。嘘という方便を使うのは、生きてる人間だけだ」

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「法医学は予防医学。被害者の死因を解明し、その結果を社会に還元することで、今後の犯罪再発を防止することができる」

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テレビ朝日／2019年7月11日放送
【脚本】羽原大介／【原作】韓国SBS『サイン』（脚本 キム・ウニ、チャン・ハンジュン）

やすらぎの刻 ～道・第69話

「気が合わんようになったのなら、話し合って、きれいに別れりゃいい。だけどな、口をきかんとか、目を合わさんとか、そういう陰湿な態度はやめろ。そばにいるもんが、みんな迷惑する」

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「これまで親しかったモンと別れるっちゅうのは、その別れ方が難しいんだよ。ひとには きれな別れ方と、あとで後悔する別れ方がある。嫌な別れ方をすると、のちに尾を引く。そういう別れ方は、気持ちのいいもんじゃない」

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「（三平にイライラするのは）あいつが弱虫だからか。戦争に行くのを怖がってるからか。だとしたら、それは少し違うぞ。いまの日本で『戦争はイヤだ』『死ぬのは怖い』とはっきり言い切ることは、弱い人間のできることじゃない。よっぽど覚悟した、強い人間だから言えることだ。オレなんぞ、弱虫だから、そんなことは よう言わん。だから、怖いのを必死に抑えて、ムリして表面 強がっとるフリして、お国の命じるままに、行きたくもない殺し合いに出かけようとしとる。あいつは決して弱虫なんかじゃない」

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テレビ朝日／2019年7月11日放送
【脚本】倉本聰

びしょ濡れ探偵 水野羽衣・第２話

「この３日間、推理してみた結論はこうだ。この事件、なにから手をつければいいのか、一切わからない」
「うん。堂々とした実力不足だと思うよ」

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テレビ東京／2019年7月10日深夜放送
【脚本】ブルー＆スカイ

his ～恋するつもりなんてなかった～・第５話（最終回）

「頭にきたけど、別れることにした。しょうがないじゃんか、それは。（あたしの）ほかに好きなひとができたって、あきらめるには、いちばん納得できる理由だから」

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「これはママが若いころ、大失恋したとき、教えてもらった失恋から立ち直る方法です。その１、高級レストランでいちばん高い骨付き肉を注文する。その２、本能のまま、その骨付き肉をむさぼる。その３、残った骨を箱に入れて持ち帰る。その４、骨を入れた箱を土の中に埋める。こうすれば、あなたをふった相手は死んだも同然。すぐに記憶から消えます」

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「（会いたいって思うなら、）それ、好きってことだよ。うん、『好き』より『会いたい』のほうが、なんか本当な気がするよ」

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tvk／2019年7月10日放送
【脚本】アサダアツシ

偽装不倫・第１話

「すごいな、女って。一旦 嘘つくって決めたら、まるで流れるように嘘が出てくる。知らなかった・・・わたしに こんな才能があったなんて」

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日本テレビ／2019年7月10日放送
【脚本】衛藤凛／【原作】東村アキコ

Heaven? ～ご苦楽レストラン～・第１話

「『この世の果て』という名のレストランは遠かった・・・どの駅からも、繁華街からも、住宅地からも。利益からも遠く、なにより理想のサービスから ほど遠かった、果てしなく」

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TBS／2019年7月9日放送
【脚本】吉田恵里香／【原作】佐々木倫子

なつぞら・第85話

「あんたら兄妹って、ヘンゼルとグレーテルみたいだもんね。（中略）　深い森の中に連れて行かれるとき、兄は帰り道がわかるように、パンをちぎって落としていくでしょ。あんたら兄妹にとって、そのパンが “絵” なんだわ。パンを落とす代わりに（家族の）絵を描かいてんの。それが自分の家に帰るための道しるべなんだわ。だけど、そのパンは鳥に食べられてしまって、兄妹は帰り道を見失ってしまう。その鳥は、そう “ときの流れ” という名の鳥なんだわ。ときは流れて、子供はいつしか子供じゃなくなっていく・・・」

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NHK／2019年7月8日放送
【脚本】大森寿美男

あなたの番です -反撃編-・第12話

「ひとは なにを語るかより、語らなかった なにかに本音が隠れているものです。だから、大事にしてるものよりも、捨てたゴミの中にこそ、そのひとの真実がある」

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「（あたしのことが）あやしいって、りっしんべん のほう？　女へん のほう？　女へん のほうなら許す」

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「すぐに答えてもらえる？　間が空くと、嘘 考えてるのかなって思っちゃう」

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日本テレビ／2019年7月7日放送
【脚本】福原充則／【原案】秋元康

神の手・第３話

「誠意を見せれば許してもらえる時代じゃないんだ。いま騒いでる連中の半分は、安楽死の問題なんて どうだっていいんだ。誰でもいいから、さらし者にして楽しもうって やつらばかりなんだから」

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WOWOW／2019年7月7日放送
【脚本】幸修司、田中洋史／【原作】久坂部羊

ベビーシッター・ギン！・第２話

「演技のコツは、その役とお友達になること。その役を身近に感じて、気持ちをつかむの。自分がそうだと信じれば、男が女を演じることだってできるのよ」

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NHK BSプレミアム／2019年7月7日放送
【脚本】泉澤陽子／【原作】大和和紀

警視庁・捜査一課長 新作スペシャルＩ

「あいつは運がいいわけじゃない。自分の力で運を手繰り寄せているんだ」
「そうですね。半々、つまり50パーセントの勝算を、ひとの何倍も頑張って、膨大な情報を仕入れ、分析して、51パーセントにしてるんですよね」

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「この捜索は困難を極める。干し草の中から針を探すようなものだ。しかし、一か八かではない。見つかる、見つからないを、運だけに託してはならん。われわれ警察官は、どんなときでも全力を尽くし、運を手繰り寄せるんだ」

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「罪を犯した人間に、運など語る資格などない。犯罪に運の良し悪しなど関係ない。罪を犯せば、必ず報いを受ける。そのためにわれわれ（警察官）がいる。覚えておけ」

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テレビ朝日／2019年7月7日放送
【脚本】深沢正樹

ノーサイド・ゲーム・第１話

「社内政治で結論が変わるような意見書なら、はじめから ないほうがマシです」

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「わたしはサラリーマンだ。手柄を立てたい。本社に戻りたい。出世したい。そう思うことの、なにが悪いんです。きみたちこそ、どうなんだ。きみたちは最初に、こう言った。目指すはワールドカップ日本代表。プラチナリーグ優勝、と。でも、本音はどうだ。リーグ優勝なんて、夢のまた夢。実際は、リーグ脱落だってあり得る。現状維持ができれば万々歳ってところか。企業でいえば、今年は大して ものが売れませんでした。来年もこの調子で、もう少しだけ頑張りましょう――。ふざけるな。そんな危機感のない会社は、即刻つぶれる。そんな社員は、即刻クビだ。サラリーマンに努力賞なんてものはないんだよ。この世界、正義が勝つんじゃない。勝った者が正義なんだ。勝者は喝采を浴びて、敗者は批判にさらされる。ラグビーだろうが、ビジネスだろうが、それは同じだろ。リーグ残留でいいだと？　冗談じゃない。残留どころか、２位でもダメだ。はなからトップを狙わなければ、売上げなんか出せない。勝てるものも勝てないんだ。きみたちのその目標が、すでに負け犬なんだよ。（中略）　いいか、きみたちは いま どん底だ。それをまず自覚しろ。そして、あとは上だけを見ろ。もちろん優勝だよ。プラチナリーグで優勝するんだ。それならば、誰も文句は言えない。誰だって価値がわかる。このチームはきっと勝ってくれる。そんな期待を抱かせるチームだったら、客は観にくる。試合を観ていた父親が、今度は子供の手を引いて、次は友人を連れてくる。きみたちが勝つことで、その輪は大きく広がり、ラグビーの文化、精神が、この世に大きく広がっていくんだ。それが本当の社会貢献というやつだろ」

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TBS／2019年7月7日放送
【脚本】丑尾健太郎／【原作】池井戸潤

水戸黄門（第２シリーズ 九州編）・第７話

「身分が卑しゅうて、罪を犯す者はおらん。皆、金に目がくらんでじゃ。長崎奉行でありながら、その地位にふんぞり返り、抜け荷までして私腹を肥やすとは・・・。そのような輩やからを、なんというか知っておるか。匹夫下郎ひっぷげろうという。大バカ者」

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BS-TBS／2019年7月7日放送
【脚本】尾西兼一

騎士竜戦隊リュウソウジャー・第16話

「自分の愚かさに気づかされた・・・おまえたちに過去の恩讐だけを授け、未来への希望を渡していなかった自分のな」

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テレビ朝日／2019年7月7日放送
【脚本】荒川稔久

歌舞伎町弁護人 凛花・第12話（最終回）

「感情だけなら、原告の望みを かなえてやりたい むきもあるでしょう。だが、それでも毅然と、あくまで法に則って、様々な証拠を持ち合い、結論を出す。それが法治国家における裁判のあり方ではないでしょうか」

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BSテレ東／2019年7月6日深夜放送
【脚本】守口悠介／【原作】松田康志、花小路ゆみ

聖☆おにいさん 第Ⅰ紀・第３話（5,9,10話）（最終回）

「（地獄では箸が長すぎて自分の口に届かず常に空腹だが、天国では長い箸で お互いの口に入れてあげるため お腹いっぱいっていう）あれね。実際はおこなわれてないんだけど・・・まあ、観光向けっていうか、いまはもう、ああいうのは式典や祭りのときぐらいしかやらないな。なんか、出し物のゲームみたいな感じで、みんな楽しんでるけど」

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「観光として（地獄ツアーの）ネックはあれかな、ホントに治安 悪い。ひとは全員 泥棒と思え、どころじゃないから」
「まあ、だてに地獄じゃないからね。かなり斬新なサファリパークだよね。のびのびと生活する鬼が見れますって」

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NHK／2019年7月6日放送（2018年10月18日よりピッコマTVにて配信）
【脚本】福田雄一／【原作】中村光
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています

湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー・第１話

「聖母なんかじゃないですよ。外面そとづらがいいだけです。わたしの母は毒親です。理想の母親って、子供を自分の思い通りにコントロールする親のことですか。『お母さんがいないと、なにもできない』と洗脳して、『親を悲しませる子は悪い子だ』って罪悪感を植えつけて・・・そんなのが理想の親？　みんなに優しくなんかないですよ。他人を学歴や肩書きで判断するし、見栄とプライドのかたまり。わたしも『つきあう相手を選べ』って言われ続けて、つい最近も彼氏と別れさせられました。彼は高卒で、仕事も不安定だから・・・。あのひとは学歴や仕事でひとを判断するんです。教師になれって言われ続けてきたけど、大学３年のときにデビューしました。最初は反対されたけど、最後は許してくれた。きっと “女優の母” っていう肩書きも悪くないって思ったんでしょう。『女手ひとつで育ててもらった』って、わたしにとっては呪いの言葉です。母に不満を持っちゃいけない。いちばん正しいのはお母さん――。その刷り込みのせいで、たくさん傷ついてきました。（中略）　母に逆らえなかった人生を、いまは死ぬほど後悔しています。わたしの人生はわたしのもの。家族だからって、もう支配されるのはイヤ。お母さんなんて、大っ嫌い」

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WOWOW／2019年7月6日放送
【脚本】清水友佳子／【原作】湊かなえ

愛しのナニワ飯

「三食しっかり食べることができる。それだけで人間は幸せになれる生きモンなんですわ」

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テレビ東京／2019年7月6日放送
【脚本】有働佳史

ウルトラマンタイガ・第１話

「ぼくは助けたいんだ。いま逃げ出したら、ここに、自分のきもちに、心に、嘘をつくことになる。だから、ぼくは絶対に助ける」

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テレビ東京／2019年7月6日放送
【脚本】林壮太郎

なつぞら・第84話

「人間は独りで生きようと思えば、さびしいのは当たり前じゃ。それでも、独りで生きなきゃならんときがくる。誰といたってだ。家族といたって、独りで生きなきゃならんもんだ。だから、支え合う。離れていたって、支え合える」

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NHK／2019年7月6日放送
【脚本】大森寿美男
注） 実際の台詞は 「独りで生きなきゃならんときがくる。誰といたってもだ」 でしたが、こちらの判断で 「も」 を削除しました。