おカネの切れ目が恋のはじまり・第2話 [おカネの切れ目が恋のはじまり]
「お金の使い方は3つ――。消費、浪費、投資です。お金を使うごとに、3つのどれに当てはまるかを分類して、浪費を減らす。それが あなたの やるべきことです」
「統計学では5パーセント以上の確率で起こり得ることを、意味のある数字とします。20回に1回の確率でリターンがなければ、それはもうゼロと同じと みなされてしまうんですね。例えば愛するひとに20回 告白をしたとして、20回フラれたら、それはもう投資として脈がない。相手を変えたほうがいい」
「山鹿さんは(中略) まりあさんの気づかいを見てない。見ているのはスマートフォンか、ご自分にとってメリットのあることだけです」
「(いまさら別れられない――。)それはコンコルド効果ですね。埋没費用効果とも言います。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗のように、その投資が損失につながることがわかっているのに、投資をやめられない。これまでに費やしたお金や、時間や、思いが、ただの浪費だったとは思いたくないから。これまでの思いがゼロになってしまうのは悲しいから」
TBS/2020年9月22日放送
【脚本】大島里美
福岡恋愛白書15 「消えない恋の花火」 [単発]
「いちばん最後に とっときよ。あきらめるのは、いちばん最後」
「もっと会いたい、一緒にいたい、声が聞きたい――。(わたしは)どんどん重たくなる。どんどん欲張りになる」
tvk/2020年9月22日放送
【脚本】青塚美穂
DIVER -特殊潜入班-・第1話 [DIVER]
「警察官が悪を見逃し、追うことをあきらめてしまったら、誰が被害者の無念を晴らし、治安維持を実現するの? 警察は正義であり続け、その根幹にある すべての悪を根絶やしにしなければ ならないの」
「少し金が入ったからって、すぐに ひとに おごるってのは、どうも気に入らねえ。そんなんだから、借金なんかしちまうんだよ。いいか、入った金はひとに使うな。腹が はちきれるぐらいまで蓄えろ」
「オレたちみたいなヤクザもんを悪とするならば、悪が消えるってことは、正義が勝ったってことじゃねえ。悪を追い詰めた正義は、そこに甘い蜜を見つける。その蜜ってのはな、うまいんだよ。誰もが手をつけちまう。正義も悪も表裏一体ってことだ。どんなに正義ぶってても、心の中の悪が叫ぶんだよ。『甘い蜜を吸いてえ』ってな。だから、全員、悪だ。おめえも悪だ。オレが特別じゃねえ」
フジテレビ/2020年9月22日放送
【脚本】宇田学/【脚本協力】植村好宏/【原作】大沢俊太郎