Destiny・第3話 [Destiny]
「お父さんの仕事(検事)は自分の正義を貫くこと。いや、正義を貫けるかどうか、それが試される仕事かもしれないな」
「父のことも、真樹のことも、もちろん信じたいけど・・・そりゃ、娘として、友達として。だけど、もう闇雲に信じることはできなくなった。検事だから」
テレビ朝日/2024年4月23日放送
【脚本】吉田紀子
95・第3話 [95]
「あのカメラの向こうに、オレたちと同じくらいの年齢のガキが山のようにいるんだよ。センター街うろついてるやつ、夢を追いかけてるやつ、空っぽなやつ、苦しんでるやつ・・・。これから おまえは そんなやつらの目標になる。ダセえ大人にならないための答えを出してみせるんだよ、おまえが」
「答えは当てるもんじゃない。作るもんだ」
テレビ東京/2024年4月22日放送
【脚本】喜安浩平/【原作】早見和真
ぼなぺてぃ。 〜召し上がれ!秋田のお菓子たち〜・第11話
「もっといい時間 過ごせば えかったなあ、もったいねかったなあ・・・っていう気持ちが、ひとの成長する糧なんで ねすか」
「反省とか、後悔とかが、明日の自分をよくしてくれるんだよね」
BSJapanext/2024年4月22日放送(2022年12月25日、ABS秋田放送にて放送)
※脚本クレジットなし
パーフェクトプロポーズ・第3話 [パーフェクトプロポーズ]
「無償の愛ってのは幻想だぞ。なにかしてもらったら、ちゃんと なにかを返す」
フジテレビ/2024年4月21日深夜放送(2024年2月9日より、FODにて配信)
【脚本】宮本武史/【原作】 鶴亀まよ
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
ミス・ターゲット・第1話 [ミス・ターゲット]
「ひとりでしか出会えない幸せもあるし、ふたりじゃないと出会えない幸せもある。どっちも尊いでしょ。なにが自分にとって幸せなのか、自分でしか決められないからね」
テレビ朝日/2024年4月21日放送
【脚本】政池洋佑
舟を編む 〜私、辞書つくります〜・第10話(最終回) [舟を編む]
「あたしね、若い時分、あのひとに言っちゃったの・・・『あたしと辞書、どっちが大切?』って。あのひと、ものすごく困った顔で、『それは きみ、靴の右と左、どちらが大切かと尋ねるのと同義だよ』って。なーんだって・・・。あたし、あのひとの全部にならなくてもいいし、あのひとを あたしの全部にしなくてもいいんだわって。だからね、あたし 安心なんです。どんなときでも、どちらかが いないときでも、あのひとと あたしは、裸足には ならないんです」
「残すべき言葉は、手渡すための言葉――。(中略) 災害や病気、生き抜く上での様々な困難は、どうしても、どんなに避けても やってきてしまう。きっと なくなることはないでしょう。それでも人間は、未曽有の困難に直面するたび、懸命にあらがって、大切な なにかを失って、でも同時に尊い なにかを獲得し、それを後世に手渡し、少しずつ前に進んできたんだと思います。手渡すためには言葉が必要です」
「ありがとうね、みどりちゃん。みっちゃんの人生に現れてくれて」
「抗がん剤の副作用は、オーダーメイドといわれるくらい個人差があるそうで、医師が薬を探り当てるために、われわれ患者は自分の症状を的確に自己申告せねばなりません。『手足がしびれる』と伝えると、医師に こう尋ねられました。『それはピリピリと電気が流れるような感じですか。それとも、氷水に長い時間 手を浸していたような感じですか。または、ゴム手袋を何枚も重ねて はめている感覚ですか』――。驚きました。わたしは手足に電気を流したことも、氷水に長時間 手を浸したことも、ゴム手袋を何枚も重ねて はめたこともないのに、ありありと その感覚がわかるんです。言葉の持つ力とは、なんと不思議なものでしょう。そして、なんと素晴らしいものなのでしょう」
「病を得た身としては、やはり死について考えます。もう充分に生きたはずなのに、恥ずかしながら、たまらなく怖ろしくなることもあります。そんなとき、こんな想像をするのです。わたしの死後、あなた方が言葉を潤沢に、巧みに使い、わたしの話をしてくれる――。そのとき わたしは、たしかに そこに あなた方と共にあるのです。言葉は死者との、そして まだ生まれていない者とさえ つながる力を持っているのだと、つながるために ひとは言葉を生み出したのだと、そう思えてならないのです。その瞬間、死への恐怖は打ち上がったあとの花火のように散り去って、消えることのない星の輝きだけが残るのです」
「馬締光也さん、あなたにとって言葉が宝であるように、言葉たちにとっても あなたは宝です。なにも恐れず、密やかに輝く小さな光だけを見つめ、深く、深く、言葉の海にもぐり続けてください。大丈夫です、あなたの仲間たちが決して あなたを溺れさせません」
NHK BS/2024年4月21日放送
【脚本】蛭田直美/【原作】三浦しをん
※ 2段目は2名による台詞をつなげたものです
アンチヒーロー・第2話 [アンチヒーロー]
「検察官というのは、自分たちにとって都合のいいストーリーを作り上げる生き物だからね。たとえばだ、上層部から大きな期待をかけられている優秀な検事が、ある殺人事件の担当となった。被疑者は犯人で間違いない。上層部も100パーセント有罪だと思っている。だが、実際に集まっているのは状況証拠ばかり。決め手となる証拠は いまだに つかめていない。(中略) 優秀な検察官であるからこそ、注目を浴び、上司からの期待も大きい。この事件に負けてしまったら、いままで積み上げてきた実績に傷がついてしまう――。そう思い込み、自分に こう言い聞かせる。あいつは必ずやっている。正義のために、なんとしてでも有罪にならなければいけない。そうだ、被害者の体・・・たとえば爪の間からDNAが検出されたとしたら、それは かなり有効な証拠となる――。そうして、改めてDNA鑑定に出せと、警察に指示を飛ばす。と同時に、深い 深い つながりのある教授に連絡をし、鑑定結果の改竄を依頼した」
「あなたが大変 優秀な方であるということは よくわかります。ですが、教授は絶対にあなたのことを認めないでしょうね。優秀な あなたを自分の下に置いて、都合よく利用し続けたいからです。ま、そんな上司に限って『おまえのためを思ってやってんだ』とか、言うんでしょうけどね」
「権力は求めはじめたら、後戻りできないんだろうね。相応の覚悟が必要なんだろうけど、姫野くんはちょっと足りなかったのかな。組織っていうのは、怖ろしいよね。『検察は正義じゃなきゃならない。なにがなんでも有罪にしろ』――そんなこと、一度も言ったことないんだけどね。ぼく、そんなに怖いかな」
「目の前で、ナイフを持った男に大切な家族が殺されそうになっている。こっちは、その男を殺せるナイフを持っている。赤峰くんなら どうする? 家族を守るために、その男を殺すか? (中略) 大事なひとを守るために、やむを得ずひとを殺した者。殺意を持ってひとを殺そうとしたが できなかった者。罪が重いのは どっちだろうね。正義とは何なんだろうね」
TBS/2024年4月21日放送
【脚本】宮本勇人、李正美、福田哲平、山本奈奈
おいハンサム!!2・第3話 [おいハンサム!!]
「よくいるじゃないですか。満員電車のドア付近で、みんなが降りようとしてるときに、自分はそこでは降りないからって、断固として動こうとしないひと。わたし、そういうひとの肩つかんで『ひとが たくさん降りようとしてるんだから、一回 降りたらどう?』って、『ここの立ち位置、そこまでして動かないほど好きなのか。動いたら、死ぬのか』って、聞きたくなっちゃうんです」
「あたしね、柳沢くんとは おつきあい できないですよ。あのね、あなたは たとえるならアイスクリーム3段積み。チャーシュー麺の麺大盛、トッピング 全部 乗せなの。だからね、多すぎるのよ。あたしはね、おいしいとこを ちょっとずつで いいの」
「むかし、お母さん、土用の丑の日には、やけに厳しいときあったよね。あたしたちが家 飛び出してもさ、土用の丑の日は家族そろってウナギ食べる日だから、ウナギ食べたくて絶対 帰ってくるって計算があったでしょ」
「普段 怒れないようなことも、存分に怒れる日だからね」
フジテレビ/2024年4月20日放送
【脚本】山口雅俊/【脚本協力】山岡真介/【原作】伊藤理佐
6秒間の軌跡 ~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱・第2話 [6秒間の軌跡]
「わたしは自分で恋愛のスイッチを切っいてます。星太郎さんは恋愛のスイッチが切れたままになっていて、スイッチの入れ方がわからない。いや、スイッチの場所が どこにあるかも わからなくなってます。わたしとは 全然 違います」
テレビ朝日/2024年4月20日放送
【脚本】橋部敦子
武蔵忍法伝 忍者烈風 9thシーズン・第8話 「鬼一口編 其の十七・窮鼠」 [武蔵忍法伝 忍者烈風]
「本物の鬼は絶対数が少ない。(中略) オレたちに あてがうように駒を進めたというなら、駒不足は お互い様だ。たしかに(あいつらには手足となる式鬼神やら、傀儡らはいる。)だが、やつには考えがない。それに、いくら鬼が統制を取り始めたからといって、やつらの根底には信用がない。強制による支配しかないから、詰めが甘いんだ」
TOKYO MX2/2024年4月20日放送
【脚本】木川泰宏/【原作】木川泰宏
季節のない街・第3話 [季節のない街]
「『あれから12年』とかさ、『過去の悲劇を教訓に』とか・・・いや、わかるけど、そのために生きてるわけじゃないでしょ、オレたち。過去でも、教訓でもないし。『大変だったね』に甘んじてたら、いつまで経っても大変ですよ。抜け出さないと、はじまらないでしょ」
テレビ東京/2024年4月19日深夜放送(2023年8月9日よりDisney+にて配信)
【脚本】宮藤官九郎/【原作】山本周五郎
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
白暮のクロニクル・第8話 [白暮のクロニクル]
「わたしは辻褄合わせのラストより、想像の余地が残るラストが好きでしてね。真相はきみら観客に委ねるよ。ああ、わたしの物語は これにて・・・終幕だ」
WOWOW/2024年4月19日放送
【脚本】小山正太/【原作】ゆうきまさみ
9ボーダー・第1話 [9ボーダー]
「まあ、(貫禄があるとは)よく言われますけど。ものすごく上に見えるとか。腹が据わってそうとか。前世は武士とか」
「絶対、離婚なんてしない。なんで、あたしが あいつらに幸せトス 上げなきゃいけないの? おめでとうって、花びら撒けってか。あんなやつらね、一生 不倫カップルでいればいい」
「この先、就職する しない。結婚する しない。出産する しない。そのすべてを、やる やらない――。どんどん迷路みたいに分かれて、みんな どっかで つっかえてる。29になっても、39になっても。お姉たち、つっかえまくりの、行き止まり。結婚できても、仕事ができても、幸せそうじゃないし、なんの希望もない」
TBS/2024年4月19日放送
【脚本】金子ありさ
イップス・第2話 [イップス]
「自分の満足なんか どうでもいいんです。客が満足してくれれば」
「自分の作ったものを いちばん最初に見る お客は自分。その客が満足してないものを、ほかの客に勧めるなんて、そんな不誠実なことはない」
フジテレビ/2024年4月19日放送
【脚本】オークラ
虎に翼・第15話 [虎に翼]
「わたしから見れば、どいつも こいつも 恵まれて、生ぬるい。けどな、これだけは言える。ツラくない人間なんていない。(あんたは それが)わかってないから、甘えて、泣いて、弱音を吐くんだ」
「わたし、みなさんを取り巻く問題に、なにもできない。でも、せめて弱音を吐く自分を、そのひとを、そのまま受け入れることのできる弁護士に、居場所に、なりたいの」
「わたくしが優秀なのは、わたくしが努力したからなのに、それを誰も認めてくれない。恵まれているからだ、華族だからって、まとめられるのがイヤ」
「よねさんは、そのままイヤな感じでいいから。思ったの・・・怒り続けることも、弱音を吐くのと同じくらい大事だって。だから、わたしたちの前では、好きなだけ イヤな感じでいて」
NHK/2024年4月19日放送
【脚本】吉田恵里香
25時、赤坂で・第1話 [25時、赤坂で]
「ラブストーリーって、全部 同じことを描いてると思うんです。ふたりが お互いのことを唯一無二の存在だと、やっと気づくまでの話――。それがラブストーリーなんじゃないかなって」
「初めての現場でも、100回目の現場でも、いい芝居をするのが(役者の)仕事です」
テレビ東京/2024年4月18日深夜放送
【脚本】青塚美穂/【原作】夏野寛子
ゴーストヤンキー・第1話
「ちょっと前までは、(陸上で)ワンチャン、オリンピックなんか狙ったりして・・・ザ・青春って感じだった。でも、選手生命を脅かすケガを負ってからは、もうグダグダ。学校も、友達も、未来も・・・。夢のリバウンドをまともに食らって、全部がどっかに吹き飛んでった」
tvk/2024年4月18日放送
【脚本】我人祥太