警視庁・捜査一課長スペシャル [警視庁・捜査一課長]
「科学の発展がひとを豊かにするわけではありません。手軽に写真が撮れ、ネットで他人と簡単につながるようになった結果、他人と比較し、ひとの目を気にして自分をアピールしなければと焦る 承認欲求モンスターを生んだのです」
「わたしは昭和あるある、嫌いじゃないです。むかしは一日25時間働いてたんですよね、ドリンク1本飲むだけで。風邪を引いても休まないひとが表彰されたり、満員電車に乗れないときは屋根の上に乗ったり。むかしのテレビはひどいドッキリやってたそうですね。チャネルを回してたっていうのは意味不明ですけど、ちょっとエモい」
「わたしは事件を解決したいだけです。そのために自分の勘が外れて、笑われても全然かまわない。それよりも疑問に目をつぶることのほうが怖いです」
「職を辞する覚悟は、常にあります。ですが、同時に続ける覚悟もあります」
テレビ朝日/2024年4月18日放送
【脚本】齊藤よう
警視庁・捜査一課長スペシャル [警視庁・捜査一課長]
「世の中は論破ブーム。屁理屈で他人を否定することがイケてる風潮の中、言いたいことを言えずに あきらめるひとたちが爆誕してます。世界にガン萎えする ひとたちの代わりに、いまこそ わたしたちギャルが立ち上がり、ガチギレしましょう」
「(あんたたちが)あたし疑ってるのって、ギャルだったからっしょ。ひとを見た目で判断するって、なに? 見た目 まともで、頭 空っぽの輩なんか、いっぱい いるよ。偉そうなやつらが悪いことしても、見て見ぬフリすんのに、マインド通してギャルやってきた あたし イジメて楽しい?」
テレビ朝日/2023年4月4日放送
【脚本】伊達さん
警視庁・捜査一課長シーズン6・第10話(最終回2時間スペシャル) [警視庁・捜査一課長]
「あなた、古いわね。いまどきのゲームには、リセットボタンなんてないのよ。あるとしたら、猫ちゃんがイタズラをして壊しちゃうネコリセットぐらいかしらね」
「あなたが10年で成し遂げたことは少なくないわ。凶悪犯罪の数だって徐々に減って、10年前は年間 約2000件って言ってたのに、いまや 約1000件って言い換えてるくらいだもの」
「わたしたちモブキャラは、いつも同じことの繰り返しで、『飽きること』さえ飽きるしか、生きる道がないのだと思ってきました」
「いままで数々の壁にぶつかってきた。だが、必ず突破できたのは なぜか? オレたち(警察)が、真実を求めることに飽きていないからだ。捜査は単純な繰り返しではない。その都度、相対する被害者や ご遺族の悲しみを思えば、オレたちが あきらめることなど絶対にあり得ない」
テレビ朝日/2022年6月16日放送
【脚本】穴吹一朗、池澤辰也
警視庁・捜査一課長シーズン6・第9話 [警視庁・捜査一課長]
「自由気ままに生きるなんて、リスクしかない――そう思ってました。でも、そうするうちに、ひとに言われたことしか できなくなってしまったんです」
「自由ほど怖いものはありません。でも、あなたの人生は扉の外にある。自分で自分の道を決めるチャンスが、そこにはあるんですよ」
「自由気ままに生きるのが怖い――。それは当たり前のことです。でもね、自分の心に従わないで生きるって、それ、もったいなくないですか」
「大切なひとを守るのも、大きな決断です。ただし、真実を隠すことが、本当の意味での解決になるのか、よく考えたほうがいい」
「悩むのは、生きている人間のみに与えられた特権です」
「正義を貫く心で共鳴し合えば、言葉の通じない相手ともコミュニケーションを取ることはできるのだ」
テレビ朝日/2022年6月9日放送
【脚本】政池洋佑
警視庁・捜査一課長シーズン6・第5話 [警視庁・捜査一課長]
「オワコンって言ってる時点で、オワコンです」
「『マンネリだから新しくしろ』って言われて、新しくしたら、今度は『変わりすぎだから、むかしに戻せ』っつって・・・。基本的にファンなんて、好き勝手 言う生き物なんです」
「わたしは一発屋って言葉が、嫌いじゃないです。ほかのひとが できないことを成し遂げた すごいひとだと思っています。その努力も知らずに笑うひとは、マンネリなことさえできない悲しいひと。そんなひとに負けないでください」
「リーダーは笑われるくらいが、ちょうどいい。オワコンだ、マンネリだと言われようが、己の道を突き進め」
「ひとのマネをしても、超えることはできません。二番煎じ、三番煎じと、薄まっていくだけです。簡単に極められることなんてないんです。基礎からやり直して、本当にやりたいことを見つけてください」
テレビ朝日/2022年5月12日放送
【脚本】池澤辰也
警視庁・捜査一課長シーズン5・第9話 [警視庁・捜査一課長]
「向かい風を一身に受けて走り続けるのは、あとを走るひとのためでもあるんでしょうかね」
「最先端なんて、簡単に作れるんです。なんでもないキャミソールも、あたしが少し手を加えて、デザインしたと言えば、みんなが最先端だと思い込む。世間の評判に惑わされて、誰も正しい評価ができない――」
テレビ朝日/2021年6月10日放送
【脚本】深沢正樹
警視庁・捜査一課長シーズン5・第3話 [警視庁・捜査一課長]
「オタク、なめんなよ。オタクはな、自分のすべてを懸けて、推しを愛し続けることができる超人的なやつらなんだ。そういう思いが、ひとを豊かにするんだ。だから、オタクは あんたなんかに とうてい味わえない、最強で、最高の人生 送ってるんだ」
テレビ朝日/2021年4月29日放送
【脚本】吉田真侑子
警視庁・捜査一課長シーズン5・第2話 [警視庁・捜査一課長]
「最初に書く線は、誰だって曲がっちまう。何度も、何度も、修正するから、真っ直ぐになる。人間だって同じだ。間違ったり、道を踏み外したりして、ひとは真っ直ぐ生きる大切さが わかるようになる。要は、間違ったと思ったときに、ちゃんと悩むことだな」
テレビ朝日/2021年4月22日放送
【脚本】田辺満
警視庁・捜査一課長シーズン5・第1話 [警視庁・捜査一課長]
「ほとんど追いついてたし、本気 出せば追い越せたんで、トータル、ぼくの勝ちです」
「あきらめないひとには、誰も勝てない。だから、最後まであきらめないで」
「おまえは信じる道を貫け。ギリギリまで戦い、圧倒的な生き様を見せてみろ」
テレビ朝日/2021年4月8日放送
【脚本】安井国穂
警視庁・捜査一課長2020・第14話 [警視庁・捜査一課長]
「ひとりの天才より、みんなで力を合わせるほうが、よっぽど強い」
「捜査に行き詰ったときには、常識を疑うのも ひとつの手だ」
「どんどん失敗しろ。失敗すればするほど、成功に近づくと思えば、落ち込んでる暇なんてないだろ」
テレビ朝日/2020年8月20日放送
【脚本】田中孝治
警視庁・捜査一課長2020・第13話 [警視庁・捜査一課長]
「背伸びしたっていいじゃないか。見たい景色があるなら、見に行けばいい」
「犯罪のない社会を目指す――。途方もない目標だが、われわれに不可能なことなどない。やるべき道筋は きわめて単純。目の前の事件を、ひとつひとつ解決していくだけだ」
テレビ朝日/2020年8月13日放送
【脚本】阿部沙耶佳
警視庁・捜査一課長2020・第10話 [警視庁・捜査一課長]
「わからんなら、わからんなりに考えろ。考え抜いた先に、きっと なにかが見えてくる」
「悩んでいるひとに、たった一言でいい。感謝や励ましの言葉をかけるだけで、行き詰まっていた なにかを煮詰まらせ、結論へと導くことができるのだ」
テレビ朝日/2020年7月9日放送
【脚本】遠山絵梨香
警視庁・捜査一課長2020・第8話 [警視庁・捜査一課長]
「(プランクトン?) わたしは そんなに小さな存在でしょうか」
「大きい小さいの問題を言ってるんじゃない。水の流れに逆らって泳ぐ力を持たない生物のようだということだ」
テレビ朝日/2020年6月25日放送
【脚本】田辺満
警視庁・捜査一課長2020・第7話 [警視庁・捜査一課長]
「どんなダイヤモンドも、発掘されたときは ただの石ころ。きれいにカットして、みがいてあげないと輝かない。それと同じように、ひとも自分という原石を ちゃんと みがいてあげないとダメなんです」
テレビ朝日/2020年6月18日放送
【脚本】田辺満
警視庁・捜査一課長2020・第6話 [警視庁・捜査一課長]
「困ってるひとを助けられるのが、いちばん強いひとなんだって」
「大人の背中を見て、子供が育つっていうだけじゃなくて、子供の成長する姿を見て、大人も頑張らなきゃっていうのも、あるんじゃないかしら」
テレビ朝日/2020年5月14日放送
【脚本】野地由久
警視庁・捜査一課長2020・第2話 [警視庁・捜査一課長]
「大人が涙もろくなるのは、人生経験を積んだ証拠とも言われている。目の前の出来事に、自分の思い出を重ね合わせることで、若いころより ひとの気持ちに深く寄り添えるそうだ」
「靴底 減らして、足で稼いだ経験が、いちばん汗をかいて探したやつに(真実を)見つけさせてくれると、オレは信じてるんだから」
「罪を犯したひとを かばっても、それは助けたことにはならない」
「『もう大丈夫。ここからは、よくなる一方』――。頑張ってケガした人には、こう言うと、治りが早くなるって聞いたんです」
「アフリカの雨乞いが100パーセント当たるというのは、なぜか。それは雨が降るまで、待ち続けるからだ。つまり、未来は変えられる。部下に『きみならできる』と言い続け、成長を導くのもリーダーの役目だ。 “いま現在” と “理想の未来” の順番を逆にして伝えれば、それまた予言となる。だが、リーダーにとって最も重要なのは、もし、その勘がハズレて失敗に終わろうとも、部下のハシゴは絶対に外さない(ことだ)」
「刑事の仕事は現場百遍 。同じ時間に、同じスピードで歩いていれば、なにかが見えてくると、先輩たちがそう言ってた」
テレビ朝日/2020年4月16日放送
【脚本】神田頼男