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最高のオバハン 中島ハルコ2・第10話(最終回) [最高のオバハン 中島ハルコ]

「どうしてかしら・・・政治家になった途端、政治の力の使い方を間違えるのは」



「ダマそうとしているわけじゃなくて、あなたなら わたしの真意をわかると思うから、余計なことは言わないだけの話よ」


フジテレビ/2022年12月10日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第9話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「(市民が)望んでないのに、勝手にハコをつくる政治は政治ではない。大きなゴミを作って、地球を破壊しているだけ。このSDGsの ご時世に逆行する愚策よ」


フジテレビ/2022年12月3日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第8話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「投資というのは、本来 企業を育てる志で取り組むべき仕事なのよ。そのためには、日々の勉強が必要。それを怠って(金儲けを目的にする)貧乏人に、投資をする資格などない」



「(町長なら)政治家の顔色をうかがう前に、地元の真面目に働く人々の顔色をうかがいなさい」


フジテレビ/2022年11月26日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第7話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「整形は心のマイナスをプラスに変えて、自分を前進させるための手段なのよ。だから、自分を本当にわかってほしいひとには堂々と言うべきなのよ」



「相手に嫌われるのがイヤで自分を取り繕うのは、本当は相手のことなんてどうでもいい、相手が本当はどういう人間なのか知るのが怖い――つまり、相手をなめてかかっているということなのよ。そんな根性で、人生を共にする まともな相手を探せるわけがないでしょう。(中略) 自分を取り繕うのが、シニア婚活 最大の闇よ。人生、自分をさらしてナンボよ」


フジテレビ/2022年11月19日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第6話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「この宇宙にある物質の95パーセントは目に見えない世界なのよ。だから、人間には見えないものは、うようよいると考えて当然なのよ」



「死んだ祖母の家系は “見える” ひとが多くてね。でも、怨霊とか悪いものは見えないように、己の魂を磨いたそうよ。これを見るということは、己の魂の練度を見せつけられるということだと、わたしは思うのよ。だから、(お化けが)怖いのよ」



「妖怪は ただ退治するものだと思っているようだけど、日本の妖怪は、本来 おそれ敬うもの。愚かな人間を戒める存在なのよ。だから、妖怪のとなる森や洞窟を大切にしてきたんでしょうが」



「エンタメとは、文化を解釈して万人を楽しませること」



「どんなに相手が大物でも、はっきり物を言いなさい。忖度そんたくして出る芽なんて、大した芽じゃない」


フジテレビ/2022年11月12日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第5話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「むくれて黙っているのは、ガキの証拠。人生の時間のムダづかいよ」



「敬語もロクに使えない高校生のあまちゃんに聞くわ。(酒蔵を)営業していたときの1年間の売り上げは? そのうちの純利益は? 高校生のあまちゃんには、すぐに答える おつむもない。経験もない。お金もない。おまけに、お酒の味も知らない未成年。その上、態度も目つきも悪くて、愛想もない。ないない尽くしの、ただのクソガキ(に跡継ぎなんて できるわけない)じゃないの」



「酒蔵というのは、江戸時代から地場産業の要としての責任感を持ち、祭りや祝い事には 必ず お酒を寄付し、農閑期には ひとを雇い、多額の税を納め、常に地域に尽くしてきたものよ。それを、あまちゃんのクソガキができるわけがないわ」


フジテレビ/2022年11月5日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第4話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「人生、ギラギラして なんぼのもんよ」



「政治家のことも、芸能人のことも、自分たちで転がしておきながら、都合が悪くなったら、こてんぱんに叩く。しかも、決して本丸には切り込まない。いちばん悪いのは、謝らずに逃げて、すっとぼけてばかりの あんたたちマスゴミよ。強い者に巻かれて、弱い者を叩く卑怯者ども、よーく聞きなさい。そもそも、あんたたちは取材力がゼロなのよ。ロクに調べもしないで、映像とナレーションでごまかして、インチキ商品を売りつける片棒を担ぐとは言語道断。コメンテーターだって、素人が がん首そろえて並んでるだけじゃないの。本当に能力のある、その道のプロフェッショナルが どんどん いなくなっている。パワハラで訴えられるのが怖くて、上が下をちゃんと育てようとしない。結果、ど素人のまま、大きな顔した若造だらけ。これこそ、日本のいちばんの悲劇よ」



「養蜂家は長生きするのよ。この天気で この花芽はなめなら、何日後に開花するとか、自然の中で五感が研ぎ澄まされて、本来の人間力が よみがえるのね」


フジテレビ/2022年10月29日深夜放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第3話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「その年で心が折れるなんて、バカじゃないの。折れない心を鍛えることに、年を取る意味があるんでしょうが」


フジテレビ/2022年10月22日深夜放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第2話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「世の中の会議の90パーセントは、なにも決めないということを決めるために、ひらかれてるのよ」



「リスペクトだの、自由だの、言い回しが お上手なだけで、結局は自分を押しつけて、周囲を巻き込んでいるだけじゃないの。盲目的に価値観を押しつけてくる女のほうが、まだマシだわ」


フジテレビ/2022年10月15日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ2・第1話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「名刀は代々の積み重ね。100年、200年かけて、技術と魂を受け継いで作られる神々が宿るもの。ひとりの刀鍛冶は、実は途中のランナーにすぎない。たとえば、これから20年、あなたがロバートに教え、ロバートが その30年後に国宝となる刀を作る50年計画とする。(中略) ロバートがダメでも、ロバートの弟子が さらに50年。つまり、100年の年月を考えるべきなのよ」



「年下のイケメンくんに告白する勇気は認めるわ。でもね、39歳であせって駆け込み婚して、不幸になった女を、わたしは何人も知ってるわ。いつまでも 若いつもりでいないことね」



「年増女がやってはいけない4カ条――。1、年増の涙は武器にならない。ただ鬱陶しいだけ。2、男の胃袋はつかまない。ただ重いだけ。3、結婚は迫らない。必ず逃げられるだけ。4、慌てる年増はワラならぬ、クズしかつかめない。以上」


フジテレビ/2022年10月8日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第8話(最終回) [最高のオバハン 中島ハルコ]

「すっぴんで おもてを歩こうなんて、日本古来の文化を無視した野蛮人か、貧乏人の所業よ」



「せっかく きれいに整形したんだもの。それに見合う奇麗な心で、いまからでも生き直しなさい」



「町おこしに本当に必要なこととは、イベントが成功して儲けることより、この町を知ってもらおう、おいしい食材を知ってもらおう、そのために頑張ろう――そういう大人たちの姿を見て、子供たちが この町に誇りを持つこと。親が子供に この町の素晴らしさを伝えること。親たちが郷土に誇りを持てば、大学で都会に出ても、仕事で海外に出ても、子供たちは必ず郷土に戻ってくる」



「わたしの持論はね、恩は売るため、着せるためにあるってことよ」


フジテレビ/2021年5月29日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第6話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「子供は親の願望をかなえる道具ではありません。子供(の目を)を二重ふたえに変える前に、あなたの その根性を変えなさい。あなた、自分に ご褒美を買ったことある? 自分が我慢している親ほど、子供の人生に期待をかけ・・・そして、子供をつぶす。もっと、自分に お金をかけなさい。そして、自分を いたわりなさい。でないと、お嬢さんは結婚して幸せになる感覚を持てないまま育つわよ」



「(後妻業とは)結婚相談所で金持ち老人を物色し、カップルが成立すれば、老人宅へベッドとか家具を持ち込んで、町内会に顔を出し内縁関係をアピール。公正証書遺言いごんを作成したら しめたもの。あとは、塩分過多の脂っこい食事を取らせ、炎天下を長時間 散歩させ、医者から もらった薬を隠すなどして、じわっと死に追いやり、公正証書遺言を盾に遺産を相続すると(ネットに)あります」



「ギャンブルで損が取り戻せるわけがないじゃないの。お金は汗を流して稼ぐものよ。ギャンブルは自分たちが楽しむためのゲームでしかないのよ」



「鼠小僧は。本当は盗んだ お金を博打ばくちと酒と女に使った ただの泥棒だったのよ。一説によると、4人の妻がいて、4軒を都合よく使って、自分も4つの名前を持って暮らしてたそうよ・・・捕まらないように、慎重に。近所と仲良くなると、バレないように引っ越して、それこそネズミみたいにコソコソしてたのよ」


フジテレビ/2021年5月15日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第5話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「(税務調査官は)年間30件もの件数ノルマをこなして、増差税額が多額だと出世。不正発見割合が高いと出世。そんなクソみたいな組織で、上に上り詰めたところで うれしくもねえし」



「あのひと、勝手に早期退職して、一日 家にいるのよ。(中略) 主婦の苦労がわからない夫が一日 家にいて 『俺の飯は?』。孫が来ても、世話もできない。ごみ捨て ひとつやろうとしない。こっちが めまいを(おこ)して つらくたって、ただ待ってるのよ。どうしようもなくイライラするの」



「ひとは誰だって、人生の落としまえをつけなきゃならないときがくるのよ。わたしみたいに独りで生きてきた人間には、孤独ってやつ。あんたみたいな専業主婦には、定年のポテサラおやじを背負わなきゃならないときがくるのよ」



「夫婦とは、独りでは生きられない人と人が暮らすこと――。わたしは独りで大丈夫だから、結婚はしないけどね。あんたは独りでは生きていけない。でも、それは恥ずべきことではないわ。堂々と『わたしは独りでは生きられない』と言いなさい。ほら、言えない。そうやって、自分を認められないから、夫のことも認められないのよ」



「そもそも、男が女心なんて わかるはずが ないじゃないの。そんなことも知らないで、『夫がわたしの気持ちを わかってくれない』なんて、アホ過ぎて話にもならないわ。いいこと? わかり合えないから、男と女――。しかも、独りで生きていけないのなら、独りで生きていけないことを楽しみなさいよ」


フジテレビ/2021年5月8日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第4話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「なにが情報化社会よ・・・薄っぺらい人間が、薄っぺらい情報ばっかり流して。人間が退化するだけじゃないの」



「ひとの噂とSNSには、真実もなければ、価値もない。自分の目で、耳で、舌で、確かめたことしか、信じるべきではないのよ。まして、顔も出さずに誹謗中傷するのは卑怯者のたわ言よ」



「悪口は、そのひとの目の前で堂々と言うべきものよ。悪口を言うには覚悟がいる・・・そのひとの人生を変える覚悟がね。(中略) そんな当たり前のことが、いまどきのSNS社会では忘れられている」


フジテレビ/2021年5月1日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第3話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「あなた、ひょっとして 東大出? できる女であることを隠しきれない、東大女子にありがちなタイプよね。まあ、東大男子よりマシね。なんたって、オレがいちばんって、心の底で思ってるイヤなやつばっかり。本当に性格のいい東大くんは、若いころ、とっくに誰かにつかまって尻に敷かれてるわよ。気の毒なのは、東大出の女子よね。東大出っていうだけでモテるわけがないもの。学生のときに相手を見つけとかないと、行き遅れちゃうのよね」



「(誠実で優しいひとがいいなんて)ためだめ。そんな一般論 言ってるうちは、結婚なんか できないわよ。ここだけは譲れないっていう、具体的な条件がなくちゃ、紹介のしようがないわ」



「本当に必要なのは、顔の整形じゃないのよ。人生の整形なのよ」



「『心は形を求め、形は心を進める』って言葉を知ってる? 美容整形で美しくなるということは、なんらかのコンプレックスを取り除き、心を晴れやかにすることだと、わたしは考えます。あなたは美しくなるということを勘違いしているわね。わたしは心を置き去りにした整形はしない主義なの」



「男は医者になった途端、どんなブサメンでもモテモテなのに、女医は婚期を逃すと、一生 独身というのが多いのよ」



「いまの若いひとはね、わたしみたいにズバズバ意見を言ってくれる人間がいないから、いつまで経っても成長できないクソガキが多くて、逆に気の毒よね。わたしの体がたくさんあったら、あっちでも こっちでも説教してあげたいくらいよ」



「笑っちゃうわね。だって、あなたのご両親も高卒でしょ? (いくら娘を東大に行かせたって、自分は高卒なのに)高卒が高卒のことをバカにするなんて、笑うしかないでしょう」



「学歴は ものすごく重要よ。役職と同様、日本では すごい力を持つわ。でも、その力を ただ ねたんだり、さげすんだりするのは、愚か者の所業よ。真央さん、あなたはご両親と同じ、学歴至上主義よね。『なんで東大出のわたしが』という前提でものを考えている――。東大女の陥りやすい穴に はまった、ただのアホよ。よく考えてごらんなさい。あなたは 所詮、東京の片田舎の、庶民出身の、たまたまの東大。エリート一族の家に生まれた、本物のエリートになれるわけがないのよ。そのコンプレックス、うまく落とし込まないと、この先 一生 苦労するわよ」



「整形は、そのひとのコンプレックスを取り除き、心を穏やかに保ち、ゆとりを もたらせるためにあるのよ。ただキレイになるだけとか、ただ男をつかまえるだけが目的の整形なんて、アホのすることよ」


フジテレビ/2021年4月24日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第2話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「(あなたの場合、)そのアニメ声と、貧乏くさい やせ方が、安い女の色気を匂わせてる。だから、男に軽く扱われんのよ」



「学歴があるのと ないのじゃ、大違いよ。学歴があれば、信用も、ツレも、勝手に増えるの。学歴は大いに利用すべき通行証みたいなものなのよ。(中略) 知ってるわよね。名古屋では早慶に合格したって、『名大めいだい(名古屋大学)にすりゃいいのに』としか言われないって。東京のせまいアパートで、自立して偉いなんて、愛知県民は誰も思わないの。親と暮らして、ひとり1台 車を持って、車で大学に通うのが普通。ツレコミュニティの中で、持ちつ持たれつ、一生 楽しくやろうという価値観なのよ」



「自由恋愛なんて、所詮 庶民がやることよ。それを結婚制度に、猫も杓子も持ち込んだのが大間違いよ。だから、不倫だなんだとケチな話題で すぐに炎上する おかしな世の中になったんじゃないの。バカバカしくて話にならないわ。お家とお家、会社と会社、それぞれが抱えている従業員の生活のため、政略結婚をして なにが悪いの? 信長公も、家康公も、みーんな政略結婚で世の中を平定してきたからこそ、いまの日本があるんじゃないの」


フジテレビ/2021年4月17日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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最高のオバハン 中島ハルコ・第1話 [最高のオバハン 中島ハルコ]

「愛人のくせに調子に乗るんじゃないわよ。あたしを動かそうなんて、あんた、100年 早いわよ。クリニックの お客様だからと思って我慢してたけど、あたしは あんたのためには1ミリも動かないわよ。こんなパーティひらいて、奥さんヅラして・・・。愛人は愛人らしく、もっと謙虚でいたらどうなの」



「愛人が本妻ヅラするようになったら、その男は お終いよ。ヨボヨボになったとき、看取ってもらおうとしても、奥さんにも、子供にも、冷たくされるのがオチよ。愛人だって、とうとう籍を入れてくれなかった男の下の世話なんて、まっぴらごめんよ。脅しじゃなく、最後は高級老人ホームにも入れず、しょぼいワンルームマンションで、独りぼっちで寝たきりって元経営者を、わたしは何人も知ってるわ。富と、地位と、若い愛人と、いまは すべてを手に入れた気になっているでしょうけど、女で けつまずいて転げ落ちる坂は、そういう地獄に続くのよ。所詮、自分の人生を壊すのは、自分なのよ」



「知ってるでしょ。大阪人のケチは値切るのが好き。でも、わたしみたいな尾張の人間のケチは、お値打ちが好きなのよ」



「不倫には、女が守るべき『四ないルール』があるの。『1、女の家には(男を)入れない』『2、女はお金を出さない』『3、鍵を渡さない』『4、男の言葉は信じない』――。この4つを守らなければ、ただの都合のいい女になるだけ」



「(その男が)あなたを捨てなかったのは、まあ、ケチな男にありがちな『ふたり愛人がいます病』にかかったから。ふたりいることが勲章に思えて、手放さなかったってことかしら」



「結婚するということは、さっきの奥さんみたいに、ケチで、バカで、女にだらしない男のために頭を下げたり、同じ遺伝子を継ぐ子供を育て、同じ遺伝子を持つ親の介護をするということなのよ。それが できるひとは、それは立派よ。死んだら、必ず天国に行けるわよ」


フジテレビ/2021年4月10日放送
【脚本】
西荻弓絵/【原作】林真理子
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