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正直不動産2・第10話(最終回) [正直不動産]

「おまえも教師なら、ひとの道に外れることだけはするな。自分の息子のために、誇れる父親でいろ」



「たとえ(営業で)1位になれなくても、自分のやったことで、ひとりでも幸せだと感じてくれたら それでいい――。なんか、そう思えるようになりました」


NHK/2024年3月12日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第9話 [正直不動産]

「サブリース契約とは、オーナーが所有している賃貸物件を不動産会社に一括管理してもらい、毎月、定額の家賃保証を受けられるというものだ。メリットとしては、入居者に関する管理をサブリース会社に託せるだけでなく、空室が発生しても家賃は満室保証されてオーナーに入ってくるため、リスクが軽減できることである。しかし、デメリットもある。このサブリース契約はオーナーが貸主かしぬし、サブリース会社が借主かりぬしという関係になるため、借地借家しゃくちしゃっか法が適用される。そのため、借主であるサブリース会社が大きく保護されることから、契約中でもサブリース会社からオーナー側が賃料減額の請求をされたり、契約内容によっては莫大な違約金を払わなければ解約できない場合もある。(中略) 借主は保護されるが、貸主は守られない。それが借地借家法だ。サブリースの場合、それが いびつなことになってしまう」



「(借地借家法に守られて、ミネルヴァ不動産に手が出せないなら)そんなもの、ぶち壊せばいい。むかしから 間違った法律はいくらでもあった。それをぶち壊して、作り直して、世の中うまくやってんだ。やってやれないことはない」


NHK/2024年3月5日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
※ 1段目は2名による台詞をつなげたものです
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正直不動産2・第8話 [正直不動産]

「数字は嘘をつきません。ですが、嘘つきは数字を使うんです」



「不動産業界にはびこる一部のハイエナどもは、あなたのような(マンション投資で赤字になっている)情報弱者に すぐに目をつけます。そして、数年ごとに物上ぶつあげ屋が現れては、格安でマンションを買い上げ、さらにワンルーム屋が現れて、新たな物件を売りつけることを繰り返す――。まさに無限ループ地獄へと叩き落すんです」



「(赤字の無限ループに)はまったな。これはコンコルド効果。これまでの投資分を惜しんで、止められなくなる心理的傾向だ。次に、ダニングクルーガー効果。能力や経験が低い者ほど、自らを過大評価してしまう心理現象だ」


NHK/2024年2月27日放送
【脚本】
清水匡/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第7話 [正直不動産]

「手付金が用意できない客に『貸し付けますから』とか、『あとでいい』『分割でいい』などと言って、契約を急がせ、不動産を売りつける『契約の誘引』は宅建業法違反だ。バレたら、罰則として6ヶ月以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金、または その両方が課せられる。不動産屋の営業停止は確実。場合によっては宅建免許取り消しという、きついペナルティも課される。(中略) 多くのひとにとって、家の購入は一生に一度のビッグイベントです。売買契約が成立すれば、われわれ不動産屋に少なからぬ仲介手数料が入ります。しかし、不動産屋が目の前の成約に目がくらみ、購入意思が不確実なお客様に、手付金を貸し付けるような行為で契約を急かしたら、どうなると思いますか。よく考える間もなく契約した家に一生 住むことになって、土井さんは後悔しませんか」



「花澤さん、頑張ってますね。でも、ムリしないほうがいい。むしろ、2位であることを誇るべきです。だって2位なら、敗者の中のトップってことじゃないですか」


NHK/2024年2月20日放送
【脚本】
木滝りま/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
※ 1段目は3名による連続した台詞をつなげたものです
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正直不動産2・第6話 [正直不動産]

「『ひとがいい』って自分で言うやつが、ひとがいいわけないですって」



「これがミスなら、振り込め詐欺は、全部 ただの間違い電話だよ」



「いま最も稼ぐ格闘家は、最も強いやつではなく、最も有名なやつだ。悪評上等。悪名が無名に勝る時代だ」



「タムパ、タムパって、オウムみたいに いつまで繰り返すんだ、この野郎。ムダに思えることもな、振り返ってみれば、意味や価値があったなんてこと、いくらでもあるんだよ。(中略) おまえなんて、本当は失敗が怖くて逃げてるだけだろ」



「家賃は収入の3分の1という定説(中略)はもう古い。なぜなら、なんだかんだで いまの時代、物価も家賃も上がる。それなのに、収入は上がるひとばかりじゃない。そもそも、収入の3分の1なんて、いつオーバーしてもおかしくないんです。4分の1・・・わたしは4分の1をお勧めします。そこで家賃に振り回される生活ではなく、夢をかなえるための生活を送るんです」


NHK/2024年2月13日放送
【脚本】
清水匡/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第5話 [正直不動産]

「飲食業界はレッド オーシャン。中でもラーメン屋ってのは、血で血を洗うブラッディ オーシャン。その深紅の海は、消えていったラーメン屋店主の血と涙を、豚骨スープのように煮詰めて出来上がっている」



「なるほど、『ハイエナ店舗仲介』ですか。つぶれそうな死に体の店をチェックして すり寄り、いよいよってときに声をかける。店じまいをするなら、ご負担を減らす お手伝いをしますよって。この時点で、もう次の店子を見つけてる。そして、食器や厨房機器を新しい店主に売り、コンサルなどの名目で家賃の2、3か月分をぶっこ抜く」



「賃貸借契約を解約したいとき、通常店舗なら6か月前には申し出る必要がある。撤退を考えているのなら、当然、から家賃を支払う余裕がない。(中略) お店を畳むときには、解体費とか、かなり お金が かかるの。でも、次の同業種の店子が見つかってれば、そのまま居抜きで貸せる。解体費が浮く。什器まで買ってもらえれば、負担はさらに軽減される」



「ハイエナ仲介っていうのは言葉は悪いが、地道な努力が必要なんだ。ひたすら街を歩き回り、経営が苦しそうな店を探す。一軒一軒 自腹を切って食事をして、(もし2店舗目を考えているなら力を貸すと言って名刺を渡す。)もちろん2号店を出す体力なんてないことを わかっていて声をかける。それでも時間をかけて店主と信頼関係を築いていくと、むこうから声をかけてくる・・・撤退についての相談に乗ってもらえないかって。ただ、成約に こぎつけるまで、かなりの労力と交渉力が問われる。それだけのことを、花澤さんはやっていたはずだ」



「そんなやり方してたら、あんた、地獄に落ちるぞ」
「地獄? 上等だよ。落ちたら、地獄の住人にタワマン売りつけてやる」


NHK/2024年2月6日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第4話 [正直不動産]

「ひとが生きる上で欠かすことができないのが住居なのに、ひとの価値を職業、年齢、収入、国籍などで値踏みし、貸すか、貸さないかの線引きをおこなう。しかも、その線を引いているのがクレジット会社だったりする。おかしいと思わないほうが、おかしいです。(中略) 履歴やデータなど、目に見える基準だけで ひとは判断できません。信用できるか できないかは、そのひとの人間性であるはずです」


NHK/2024年1月30日放送
【脚本】
木滝りま/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第3話 [正直不動産]

「夫婦も元は他人だから、すれ違って、そのまんま取り返しがつかなくなることもあります。でも、岡田さんには まだ この家をどうするか、夫婦で話し合う最後のチャンスがあります。お互い 逃げず、ちゃんと向き合うべきです」


NHK/2024年1月23日放送
【脚本】
清水匡/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第2話 [正直不動産]

「拡張自我って、知ってるか? 人間は、服、靴、時計、身につけるもの すべて自分自身の一部だと思い込む傾向がある。だから、最高のものを身につけて、最高の家に住め。すべては自分自身を映す鏡だ」



「たしかに、わたしは過去、ナンバーワンをとるために なんでもやってきました。整形、自己負担で結ぶ契約による自爆営業、架空契約・・・なんでもです。当時のわたしのデスクに、なにが仕舞ってあったと思いますか。ハンコ屋並みの品ぞろえの印鑑です。成績トップが危ういと思えば架空契約をでっち上げ、締め日が過ぎてナンバーワンが確定したら、即、解約した」



「ひとの悩みは、過去への後悔か、未来への不安から生まれる。だが、金さえあれば、その9割は解決することができる。オレに手を貸せ。きみたちの悩みを解決してやろう」


NHK/2024年1月16日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産2・第1話 [正直不動産]

「いいですか、怒られて伸びるタイプの若者は、すでに絶滅してると思ってください。それから、『仕事を見て覚えろ』ってのは、彼らにとってはタムパ最悪なのでやめましょう。タイム パフォーマンスの略です。タイパとも言いますが、とにかくムダなことに時間は使いたくないっていう意味です」



「タワマンのデメリットをご存知ですか。そもそもタワマンは割高です。通常のマンションより、柱や梁がより太くなるので、同じ70平米のマンションでも、有効面積は小さくなります。それに、朝はエレベーターが大渋滞しますし、高層階では景観と安全の両面から、ベランダに洗濯物を干せない場合もあります。さらに、耐震性問題も心配ですよね。また、タワマンは戸数が膨大で、人間関係が複雑になり、トラブルが起きやすいとも言われてます。なにより、歴史の浅いタワマンの大規模修繕工事は前例が少なく、いくらかかるのか わかりにくい。想定していた修繕積立金では足りないこともあり、100万円オーバーの追加徴収があったりもします」



「(物件購入を検討している)お客様には何度も会いに行け。ひとは合う回数が多いほど親近感を抱く。これを単純接触効果という。その際は、必ず手土産を忘れるな。ひとは なにかをもらうと、お返しをしなくては、という心理が働く」



「価格の選択肢が3つあると、ひとは中間のものを選びやすい。これはゴルディロックス効果。その際は、本当に売りたい物件より、高い物件と、安い物件を、ダミーでもいいから用意しておけ。(すべて内見したいと言われたら)工事中とか、どうとでも言い訳つくから」



「家の購入を決定すると、心理的に無防備になりやすい。その隙をついて、『ついで買い』をさせる。これはクロスセルという営業テクニックだ」



「ひとは根源的にまわりと同じことをしたいと思っている。『みんながやっている』を殺し文句として使え」



「男は見栄っ張りが多く、妻の要望をかなえてあげたいと思うもの。男の虚栄心をくすぐれ。気持ちが浮ついてるあいだに、一気に契約まで決める」


NHK/2024年1月9日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産スペシャル [正直不動産]

「(金を)貸すときだけニコニコして、やむを得ぬ事情で返せなくなったとたん、怖い顔をして譲歩を認めないって、ひととしてどうなんですか」


NHK/2024年1月3日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第10話(最終回) [正直不動産]

「近隣のケアハウスに金を配ってる・・・年寄りが死んだら、医者の死亡確認と同時に訃報を伝えろとな。(不動産会社にとって)ひとの死は金になる。とくに身寄りの少ない老人の死はな」



「ぐるぐる同じ場所を歩いているとしても、それが らせん階段だったら、少しずつ上に のぼってることになるんじゃないですか」


NHK/2022年6月7日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第9話 [正直不動産]

「そうやって、社会のせい、会社のせい、時代のせい、性別のせい――ずっと なにかのせいにしておけばいい。きみの成功を阻んでいるのは、きみ自身だ。ほかの なにかじゃない」


NHK/2022年5月31日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第8話 [正直不動産]

「ひとを信じるということは、相手にすべてを かけるということだ。裏切られたとしても、それは かけた自分の責任でしかない」


NHK/2022年5月24日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第7話 [正直不動産]

「バカ正直っていうより、正直なバカでしょ」


NHK/2022年5月17日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第6話 [正直不動産]

「オレはずっと客のこと、金だと思ってた。(不動産売買)契約書に判を押して、入金が確認された時点でおしまいだと思ってた。ただ、『正直営業』をして、考えが変わった。オレたちと客との本当の関係は、契約書にサインをしてから はじまる。生活の拠点を仲介するってことは、そのひとの人生を背負うことだ」


NHK/2022年5月10日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第4話 [正直不動産]

「事故物件とは、入居者が なにかしらの原因によって、死亡した物件のことだ。国交省ガイドラインの見解では、自然死や自宅の階段から転落した不慮の事故死などは、基本的に事故物件には あたらないとされている。しかし、発見が遅れて、長期間にわたって放置されたりすると、事故物件という扱いになってしまうんだ」



「これからの時代、急速に高齢化が進みます。それでも、65才以上の方に部屋を貸さないおつもりですか。(中略) 人感センサーなどで、ひとの動きを察知し、住人の異変を早期発見できるシステムがあります。そういった機器を導入し、いっそ高齢者向けのマンションとしてリノベーションすれば、間違いなく需要はあります。オーナー、これを手間と考えず、ビジネスチャンスだと捉えてください」


NHK/2022年4月26日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第3話 [正直不動産]

「ぼくの ばあちゃんが言ってたんですよ。このひととなら一緒に暮らせるって思ったからって、結婚してはいけない。このひとと一緒じゃなきゃ生きられないって思ったひとと、結婚しなさいって」


NHK/2022年4月19日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第2話 [正直不動産]

「男にとってダイヤなど ただの石ころだ。だが、女からすれば、あの怪しい光が女心をくすぐるんだ。石ころみたいな物件に怪しい光をまとわせ、売りさばいてこそ営業だ」


NHK/2022年4月12日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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正直不動産・第1話 [正直不動産]

「(日本で2番目に高い山は)北岳だ。ほとんどのやつが知らないだろう。つまり、この1位と2位では雲泥の差がある。そういうことを、わたしは言いたいわけだ。いま不動産屋はコンビニの倍以上、存在する。2位じゃダメだ。1位を目指せよ」



「(このマンションのオーナーは)格安の家賃で、若い女性ばかりを入居させて、ストーカーを装い、無言電話などで嫌がらせをする。(中略) 契約書、読みました? しつこいくらいに書いてありますよ。『退去時は原状回復』って。安物だからといって、借り主が(部屋に残されていた)カーテンやカーペットを破棄したら、オーナーは原状回復が不可能と主張できる。その瞬間、敷金は返ってこない。ここは敷金、礼金が1か月ずつ取られる。たった数か月 住んだだけで、14万円が消える。マンションは20室。3か月や半年で入居者が変われば、その度に敷金 礼金が入る。オーナーは笑いが止まらない。それを わかった上で、嫌がらせに耐えて暮らすっていうんだったら、かなり お得な物件ですよ」


NHK/2022年4月5日放送
【脚本】
根本ノンジ/【原作】大谷アキラ、夏原武、水野光博
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