DOGENGERS ドゲンジャーズ・第2話 [ドゲンジャーズ]
「(深手を負ったが、オレはオーガマンを倒した。)いいか、だいたいの悪いやつらは、ここで手を抜くからダメなんだ」
TOKYO MX/2021年1月17日放送
【脚本】シャベリーマン/【原作】株式会社 悪の秘密結社
仮面ライダーセイバー・第18話 [仮面ライダーセイバー]
「世界は救いたい。ひとも救いたい。真実をつかみたい。でも、仲間のことを引きずって悩んでる。甘すぎるよな」
「きみはアヴァロンの力を手に入れた。それはつまり、望むと望まざるとにかかわらず、世界を守る運命を手にしたということだ。きみはその強大な力を使い、世界を救う覚悟はあるか」
「オレにとって、世界を守るってことは、そこに生きる みんなを守るってことなんだ」
「ひとが世界を作る・・・。面白いな。なるほど、1000年のあいだに『世界を守る』という意味が変わったということか。ならば、見せてくれ。きみが言う『世界も、ひとも、守る』ってやつを」
テレビ朝日/2021年1月17日放送
【脚本】毛利亘宏
3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語・第2話 [3Bの恋人]
「幸運だったな、オレの音楽、そばで聞けて。近い将来、この距離で聞けるのはVIPの客だけだからな」
「売れる前は、ただの騒音だから」
「あんた、地獄に落ちるよ。いや、もう あんた、地獄に住民票 移してる」
「教えてあげる。バンドマン、美容師、バーテンダー――。とにかく、べらぼうに お金がないの。はるちゃんが思ってる以上よ。夢を追うためにバイトなんかするかっていう謎のプライドでヒモになるバンドマンと、お給料 少ないくせに見た目は大事だからっつって、お洋服 買い漁っちゃう美容師と、同じく、お金もないのにフラフラ、フラフラ、毎晩、人づきあい大事だからって飲み歩くバーテンダー。お金が あるわけがないよね。そして、そう、この世の中には、そんな男に貢いじゃう女が、うじゃうじゃ、うじゃうじゃいるの。それが、あんた」
テレビ朝日/2021年1月16日深夜放送
【脚本】政池洋佑/【原作】横山もよ
その女、ジルバ・第2話 [その女、ジルバ]
「(体に重さがないように感じるのは)パートナーが羽みたいにリードしてるからなのに」
「その錯覚で、素人は(社交ダンスに)はまってくのよね」
「よく考えたらね、四十って まだまだ これからかなあって。(だから)あきらめるのを やめた」
フジテレビ/2021年1月16日放送
【脚本】吉田紀子/【原作】有間しのぶ
ここは今から倫理です。・第1話 [ここは今から倫理です。]
「『倫理』は学ばなくても、将来 困ることは ほぼない学問です。地理や歴史のように、生活する上で触れることは多くはないし、数学や英語のような実用性もありません。この授業で得た知識が役に立つ仕事は ほぼない。この知識がよく役に立つ場面があるとすれば、死が近づいてきたときとか・・・。倫理は主に、自分が独りぼっちのときに使う。信じられるものがなくなったとき、死が目前に迫ったとき、ひとは宗教による救いを求める。悩みが絶えず、苦しい。憂鬱。わたしは何のために生きている――。むかしの哲学者たちは、生涯をかけ、悩み抜いた。男はこうあるべきとか、女はこうしなきゃダメとか、そんなこと誰が決めた。死にたい。倫理は選択科目ですが、実は、人生における必修科目です」
「花魁って、知ってますか? 江戸時代の超高級風俗嬢です。(中略) 花魁になるには教養が必要です。古典や文学、囲碁将棋、舞踊や唄や三味線やお琴、茶道、華道――。彼女たちは書道を習い、文字まで美しかったといいます。つまり、ひとを魅了するのは、なにも性的魅力だけではない ということです。まあ、もちろん彼女たちが課されていた売春労働そのものを容認しているわけではありませんよ」
「あなたが倫理の授業を選んでくれてよかった。倫理はひとの心に触れ、自分の心に触れてもらう授業です。あなたの背中に触れ、慰めることはできませんが、あなたの言葉を聞き、あなたの心に触れ、慰めることはできる」
「善も悪も、いつだって曖昧です。『善なるものは吾これを善とし、不善なるものも吾またこれを善とす。徳は善なればなり』――。老子の言葉です。善人も悪人も、みな善人だということです。善人であるから救う。悪人であるから救わない。そうしてしまえば、あなたは いつか いじめっ子をイジメてしまうかもしれませんよ。わたしは きっといい先生じゃないけれど、あなたには なって欲しいな・・・いじめっ子も、いじめられっ子も、すべてを信じ、救える先生に」
NHK/2021年1月16日放送
【脚本】高羽彩/【原作】雨瀬シオリ
金色の海 [単発]
「どこにいるとかって、べつに理由は いらないんだよ。ただ そこにいたら、仲間もできるし、いる意味は出てくる。ただ体の向かうほうに行けばいいんじゃないの。理由なんて、あとで作れる」
NHK BSプレミアム/2021年1月16日放送
【脚本】瀬戸山美咲
注) 実際の台詞は 「どこにいるとかって、べつに理由とかいらないんだよ」 でしたが、こちらの判断で 「とか」 の連続を削除しました。
ペンションメッツア・第1話 [ペンションメッツア]
「人間って、ときどき 誰かのために なにかをしないと、ダメになってしまう生き物なんですね、きっと」
「動物は植物を食べ、そのフンや死骸によって、また植物が育つ。お互いに なにかを差し出して、この世界は回ってる。生き物とは そういうもんですが、そこに感情は含まれません。この感情ってのが厄介です。暗い森を好きなように歩き回る自由があるのに、木々の間から遠くに見える家々の小さな明かりに あこがれてしまう」
WOWOW/2021年1月15日深夜放送
【脚本】松本佳奈
明治開化 新十郎探偵帖・第5話 [明治開化 新十郎探偵帖]
「わたしは、なにひとつ持たずに生まれた、ただの女中だったの。(中略) 自分の知恵と器量でここまではい上がってきたの。男は戦に勝って、権力を得て、わが物顔してるじゃない? 女のわたくしが美しさを武器にして、どこがいけなくて? 明治の世は誰もが自由に、やりたいことができる世の中なの」
「自由に生きるとは、弱い者を握りつぶすことではない。あなたはこのピストルで、なんの罪もない一助を殺した。落ちるところまで、勝手に落ちればいい」
NHK BSプレミアム/2021年1月15日放送
【脚本】小松江里子/【原作】坂口安吾
今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕・第1話 [警視庁強行犯係 樋口顕]
「危険な兆候だ。美化された犯罪は模倣犯を生む」
「(法律には限界がある。)それでも犯罪者は法で裁くべきだ。もし犯人が自分こそ正義だと思ってるなら、それこそ傲慢だ」
「われわれ警察は法の下に存在し、その活動も法によって規制されています。もちろん、その法律は万能ではありません。捕まえたくても、捕まえられない。そういう悔しい思いをしている現場の警察官は大勢います。でも、たとえ万能ではなくても、それは先人が苦悩しながらも築き上げてきてたルールなのです。それを破れば、警察は警察でなくなると、わたしは思います」
「皮肉なもんだよな。この『正義』を意味するカード。逆さにすると、『自己満足』という意味もあるそうだ」
テレビ東京/2021年1月15日放送
【脚本】大石哲也/【原作】今野敏
江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第2話 [江戸モアゼル]
「この子は秘書として、いや社会人として、いや現代人としての、常識がなさすぎます」
「捨てちまいな、誰かに必要とされる生き方なんか。自分で自分を必要とするんだよ」
「この世に、好きになっちゃいけない ひとなんて、いないよ」
日本テレビ/2021年1月14日放送
【脚本】政池洋佑/【原作】江戸キリエ
夢中さ、きみに。・第2話 [夢中さ、きみに。]
「ムダなことするのって、なんか、いいでしょ。うまく言えないけど、ムダなこと できるほど、自由な時間があるってのが、なんか・・・心地いいんだよ」
tvk/2021年1月14日放送
【脚本】濱田真和/【原作】和山やま
テレビ演劇 サクセス荘3・第2話 [サクセス荘]
「お客様を徹底的に観察すれば、自分がなにを求められてるかっていうのが見えてくる。そうすれば、おのずと自分のできることから、求められてることまで、全部わかるから」
「おまえは眺めているだけで、全然、観察はしていない」
テレビ東京/2021年1月13日深夜放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール/【原案】松田誠
おじさまと猫・第2話 [おじさまと猫]
「(猫を飼って)神田は笑うようになったな。めちゃくちゃ うれしいよ・・・こんなに笑う おまえを久々に見られて。ひとには埋められないものを、動物は埋めてくれるよ」
テレビ東京/2021年1月13日深夜放送
【脚本】ふじきみつ彦/【原作】桜井海
ゲキカラドウ・第2話 [ゲキカラドウ]
「商売の本質は、売る人間の質だ」
「わたしたちは どこから来て、どこへ行くのか――。わたしたちは何者か、誰も知らない。だがね、答えを見つけることが重要なんじゃない。答えを得ようと努力することが、大切なんだ」
テレビ東京/2021年1月13日深夜放送
【脚本】吉本昌弘
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!・第1話 [ウチの娘は、彼氏が出来ない!!]
「恋愛って、刀を持つことだと思うんです。男と女の真剣勝負。きっと、ひとをどこまで切っていいかって、恋愛で学ぶの。刀を持たねば、血が出る頃合いも わからず、傷の治し方もわからない」
「恋をすることでしか、成長できない部分があると思うんです。それに なにより、あの恋い焦がれる気持ちを知らないなんて、この世に生まれてきて不幸じゃないですか。相手を求め続けて、傷ついて、傷つけて、人間を知っていく。そこを抜けてないひとは弱い」
「その手にしてるのは、たつやのようかんでは? 好きだけど、たつやのようかんって、なにかのお詫びだよね。(中略) お詫びの気持ちを練り込む たつやのようかん。そのようかんの重みが、罪の深さと比例。お詫びの気持ちと共に、ぐつぐつ煮込まれた小豆・・・。怖い。なにを謝られるのか、怖い」
「イケメン? 髪が目に刺さってるだけじゃないの? そもそもさ、いま若いイケメンって、みーんな、目に髪が刺さってるけど、ホントにイケメンなの?」
日本テレビ/2021年1月13日放送
【脚本】北川悦吏子