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イチケイのカラス ~井出伊織、愛の記録~・第5話(最終回) [イチケイのカラス]

「(法律を色にたとえるなら)灰色――。白か黒か、そう簡単に色分けできるものじゃない」


フジテレビ/2023年1月13日深夜放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス ~井出伊織、愛の記録~・第4話 [イチケイのカラス]

「(入間さんが部長になるのは)年齢的には全然アリだけど、現実的には絶対ナシでしょ」



「ベートーベンの『運命』って、死後、まわりがつけた愛称らしいよ。それも運命だよね。でも、本人の意思に反して まわりが広めたとしたら、法律的には どうなんだろうね」



「いま(ふたりは お似合いだっていう)答えが頭をよぎったのに、戸惑いから、互いに口にするのを避けたよね」


フジテレビ/2023年1月12日深夜放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス ~井出伊織、愛の記録~・第3話 [イチケイのカラス]

「目の前に階段があるのに、なぜ それを登らないのか。体を鍛えたいなら、なぜ週一のジムで満足するのか」



「当然、出世はしたいですよ。でも、法に携わる者として、愚直にやるべきことをやる――。やり遂げれば、揺るぎない力がつき、おのずと出世の道がひらかれる。上に忖度そんたくしてエスカレーターに乗った出世ほど、危ういものはないんです」


フジテレビ/2023年1月11日深夜放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス ~井出伊織、愛の記録~・第2話 [イチケイのカラス]

「運命とは、あらかじめ定められたものではない。まず、自分が どう生きたいかを考え、日々の行動として積み重ねる。それは やがて習慣化する。それが運命」



「(あっという間にフラれて)傷つく暇もなかった」


フジテレビ/2023年1月10日深夜放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第11話(最終回) [イチケイのカラス]

「自分が多数派だと、安心してボコボコにする。自覚のない悪意は怖いね」



「心が痛い――。そう感じるなら、死んでない。痛いって感じるのは、生きている証拠だ。その痛みが、きみを強くする」


フジテレビ/2021年6月14日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第10話 [イチケイのカラス]

「名は体を表す――。どんな名前をつけるか大切ですよ。性格に影響します。その名前をまわりから呼ばれ、自分でも名乗る。潜在意識にまで作用して、名前のような人間になると言われています」



「わたしの考えでは(嘘は)9種類以上は あると考えています。悪事を隠す嘘。目的のための、便宜上の手段である方便。相手のことを思いやる優しい嘘。言い訳や、言い逃れ。自己保身。経歴詐称。自分を よく見せようとする嘘。冗談。守れない約束を交わし、結果、嘘になったり、悪意のない嘘もある。その様々な嘘が、ときとして法廷では飛び交います。そして、誰が、どういう理由で、どのような嘘をついているのか、われわれは見極めなければいけない。いかなる理由があろうと、真実をもって正しい裁判をおこなうために」



「被告人と被害者の、どちらが嘘をついているのか。あるいは、どちらも嘘をついているのか。それとも、予想外の人間が嘘をついているのか。そして、それが どういう嘘か知る必要がありますね」


フジテレビ/2021年6月7日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第8話 [イチケイのカラス]

「裁判官と書記官は夫婦みたいなもん。いい関係を築ければ、いい裁判ができるし、ロクでもない裁判官に出会ったら・・・自分がコントロールするつもりでね」


フジテレビ/2021年5月24日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第7話 [イチケイのカラス]

「いつだって、国民が怒ってるのは最初だけ。そして、いつの日か忘れる。忘れるのが得意なのが、この国の人間だ」



「上層部の意向に反した判決を下した裁判官は、出世の道を閉ざされる――。これが冤罪の温床ですよ。裁判官はただのサラリーマン。だから、上に にらまれることなく、賢くやっていきたいというヒラメ裁判官ばかりだ」


フジテレビ/2021年5月17日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第5話 [イチケイのカラス]

「『白鳥の湖』のオデットは、悪魔に呪いをかけられて白鳥に姿を変える――。そして、呪いが解けずに、最後、命を絶つ。あなたは馬場恭子さんに踊り続けるよう、知らず知らずのうちに、呪いのようなものを かけていたのかもしれませんね。ただし、『白鳥の湖』には別のラストもありますよね・・・呪いが解けて、幸せになるハッピーエンドも。どちらになるかは、これからに かかっていると思いますよ」


フジテレビ/2021年5月3日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第4話 [イチケイのカラス]

「傑作と呼ばれる裁判は、心を打つ優れた短編みたいなところがあるが、坂間千鶴の裁判は駄作」



「裁判はね、オセロなんですよ。白を黒に、また、黒を白にすることもできる」



「法律は人間が人間のために作り出したルール――。必ずしも、弱い者の味方になるとは限らない。法律はきみを救わなかった。きみには恨むべき理由があった」



「人生は自分の思い通りにならないことのほうが多い。努力しても、どう あがいても、どうにもならないこともあります。でも・・・それでも、自分の人生を投げてはいけない。いかなる理由があろうと、あなたは罪を犯してはいけなかった。(判決を下した わたしを)許さなくていい。あなたの苦しみ、憤りを、受け止めます。そして、願っています。いつか、あなたが・・・あなたたちが、手を取り合い、前を向いて生きていけることを。あなたが逆境をはね返し、努力して自分の人生を切りひらいていけることを。そして、つらい経験があったからこそ、いまがあると、いつか そう思える日が来ることを」



「自分を裁くことに、これだけ苦しんでくれた人がいる。それが少年にとっては、救いになったはずだよ。冷静に、客観的に、そして誰よりも被告人のことを考えていた――。坂間さんにしかできない裁判だったよ」



「(入間くんは坂間さんが)イチケイのカラスになれると思っているはずです。(中略) 神話の中のカラスは、気まぐれに世界を作ってたりする。ただ、その知恵を駆使して、自ら人間に、光や、火や、水を与えたりもする。神様や英雄のような存在じゃないけど、何者にも束縛されない、個性的で、自由の象徴――」


フジテレビ/2021年4月26日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第3話 [イチケイのカラス]

「疑うことは、信じることだと思うけどな」



「裁判所は、警察や検察がどんな証拠を持ってるのか わからない。具体的に指定して、こっちから出しなさいと言うしかない。それでも、あなた方は『ふけんとう』だという。『不検討』じゃない。見当たらないと書いて『不見当』。(中略) ずいぶん便利な言葉です。『ない』と言って、あとから出てきたら嘘をついていたことになる。あるのに見せたくないから不見当か、本当に見当たらないのか――」



「誰と出会うかで、人生は変わる。生きてみないと、それは誰にも わからない」



「わたしは あなたを疑った。でも、疑ってよかった。信じることは、相手を知って初めてできること。あなたを疑い、改めて どういう人間か知った。あなたなら人生をやり直せる。わたしは信じています」



「ただ単に信じることは、知ることの放棄だからね」


フジテレビ/2021年4月19日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第2話 [イチケイのカラス]

「あなたは、言うなれば、密室があれば あえて飛び込む、そう『迷える』と書いて迷探偵」



「元アルゼンチン代表のマラドーナ。(中略) ゴール前に上がったボールに、マラドーナは手を使い、ヘディングのようにしてゴールを決めた。この試合を裁いた主審は、のちに言った。『副審はゴールを指していたし、自分にはハンドは見えなかった。それに、会場にいた8万人も同じように気づいていなかった。間違っていたのは、ぼくひとりじゃない。会場全体だよ』と。これ、裁判に置き換えたら興味深いよね。マラドーナ本人だけは真実を知っていた。裁判官は、真実を知っている被告人に判決を言い渡さなければならない。ぼくたちは被告人を裁いてるように見えて、実は ぼくたちも裁かれてる」



「法廷には様々な正義が飛び交います。今回のケース――。たしかに虐待は許されない。それと同時に、冤罪も許されない。わたしたち(裁判官)は その中で最善の答えを導き出さなければならない」



「裁判官にとって、いちばん やってはいけないことは なんですか。(あなたは間違えることだと言いました。)わたしは、そうは思いません。裁判官だって、間違えることはあります。でも、それ以上に大きな罪は、間違いを認めないということではないでしょうか。(中略) 間違いを認めることは、勇気がいります。しかし、われわれは裁判官です。判決によって、ひとの人生を左右することもある。だからこそ、間違えたときに、われわれは どう行動すべきなのか・・・それが大事だと、わたしは考えます」


フジテレビ/2021年4月12日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・第1話 [イチケイのカラス]

「わたしは(面倒くさい堅物だと)周囲にそう思われている――。そのことは理解しています。正しいこと、それは『面倒くさい』の同義語。正しいことを言って、面倒くさがられている。つまり、わたしには避けられない問題だと、受け止めています」



「(判決を出すときは)基本、悩みません。検察は時間をかけて綿密な捜査をおこなう疑似裁判的な役割を担います。そこで出てきた証拠で間違いなければ起訴するし、そうでなければ起訴はしない。簡単に言えば、99.9パーセントの確証がないと、起訴はしない。だから、(裁判官が)悩む必要はありません」



「裁判官は常にひとりで250件前後の事件を担当しています。処理した事件数が、新規の事件数を上回っていれば『黒字』、逆の場合は『赤字』と呼ばれます。赤字を出さないこと、それが裁判官にとって、いちばん大事なことだと考えます」



「ぼくはこう思うな。裁判官にとって大事なこと。話を聞いて、聞いて、聞きまくって、悩んで、悩んで、悩みまくって、いちばん いい答えを決めること。違うかな。(中略) きみは裁判官としては優秀なんだろうね。でも、 “悩まないこと” に悩むことになるよ」



「学歴は大事です。学生時代、どれだけ努力してきたか明確にわかる ものさしです」



「本人が納得してない刑を下すと、どうなると思う? 出所したら、また罪を犯すかもしれない。今度は傷害では すまないかもしれないんだよ。ぼくたち(裁判官)の仕事は なんだったんだって思わない? (中略) すべて わかった上で、この事件に関わったひと全員にとって、いちばん いい判決を下したい。これは譲れないな」



「(浦島太郎に出てくる乙姫の罪状はなにか、)答えは明白でしょう。地上とは時の進み方が違う竜宮城に連れて行ったことに関して、詐欺罪が適用される。さらに玉手箱の煙は、明らかに危険物。それを、まるで お土産のように、明確な使用目的を告げず持たせた結果、浦島太郎を老化させ、甚大な苦痛を与えた。煙の量を間違えれば、死んでいた。殺人未遂も視野に入れるべきです」


フジテレビ/2021年4月5日放送
【脚本】
浜田秀哉/【原作】浅見理都
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イチケイのカラス・補遺 [イチケイのカラス]

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