メンタル強め美女白川さん・第12話(最終回) [メンタル強め美女白川さん]
「(自分が嫌い?) それは普通のことだよ。たいていのひとは、100パーセント自分を好きなんてことは、ないんじゃないかな。でも、好きでいようとしてる」
「どうして、自分で自分を そんなに傷つけるの? 谷口さんを嫌いな『みんな』って誰? そんなひと、どこにいるの。わたしは谷口さんが好き、入社したときからずっと・・・いまも。わたしの大切な谷口さんに、これ以上ひどいこと言ったら、わたしは谷口さんを許さないから。だから、谷口さんが谷口さんを傷つけるなら、わたしは谷口さんを許さない」
テレビ東京/2022年6月22日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第11話 [メンタル強め美女白川さん]
「わたしたち みんなが、一人ひとり違う理由――。それって、みんなで力を合わせるためなんですよ」
「損得 考えて、要領よく生きるっていうのも、ひとつの戦術だよね。でも、わたしの人生には必要ないし、林檎ちゃんにも必要ないものだと思う。だって、ズルさとか、サボリとか、美しくないから」
「ズルして手に入れたものって、玉手箱の中身みたいなものだと思うんだよね。お宝を手に入れたと思っているのは本人だけで、最後にはモクモク消えちゃうの。やっぱり目先の玉手箱より、一生の財産のほうが欲しいじゃない。経験とか、自分で身につけたものは、絶対 消えたりしないから」
「未来の自分を裏切らないために、いまの自分が頑張るの」
テレビ東京/2022年6月15日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第10話 [メンタル強め美女白川さん]
「なんでもかんでもマウントされたと過剰にとらえるのは、自分がマウントしがちなやつって、誰かが言ってた」
「ご褒美を決めましょう。目標を決めて達成したら、好きな服を買うんです。我慢の先には、ご褒美が必要です」
「宅配の方に優しくしてもらったり、店員さんの笑顔が素敵だなって思ったりしたら、ノートにつけてます。次に会えたときに、お礼 言いたいし。会社に感謝のメールを送ることもありますよ。親切って、突然もらった素敵なプレゼントって感じします。だから、お返ししたくなるんです」
「ひとをほめるって、どんなポイントカード集めるよりも、お得なんですよ。1、ゼロ円でできる。2、言われたほうはハッピー。3、言ったほうもハッピー。ほめるのって、そのひとのことをちゃんと見てるよってことじゃないですか。誰にも気づかれないのって、すっごい寂しいです」
テレビ東京/2022年6月8日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第9話 [メンタル強め美女白川さん]
「(独身貴族? わたしは)貴族じゃなくて、庶民ですけど。あくせく働く独身庶民ですけど」
「結婚はゴールじゃないからな。(結婚後は)共働きか、専業主婦か。家は買う? 子供は持つ? 持たない? ひとり? ふたり? 育休か、退職。保育園か、幼稚園か。小学校は私立? 公立? (選択肢が多すぎる上に)選択通りに行かないこともあるしな」
「(産休を取る同僚の挨拶を聞いたときの気持ちは)『すごい』『いいなあ』『わたしも結婚したい』『うらやましい』『幸せそう』『おめでたい』『なんで わたしは・・・』。(その中から、自分の感情だけ消してみると)、『すごい』『幸せそう』『おめでたい』――。お、ポジティブだけ残った。自我さえ消せれば、他人の幸福は、ただの幸福か」
「報われなくても、わたしは努力できる自分が愛おしいです」
テレビ東京/2022年6月1日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第8話 [メンタル強め美女白川さん]
「世界に “わたし” はひとりしかいないのに、ときどき忘れちゃうんだよね。自分を誰かと比べて、卑屈になったりして・・・」
「アルバムは、日々 進化していく美しさの記録です。過去の自分は、努力している戦友。いまの町田さんが いちばんキレイって証拠ですよ」
「羽柴さんはいつも独りで戦ってる――。近寄りがたくて、憎まれ口 叩いても、媚びへつらうこともせず、凛々しく、背筋を伸ばして、傷を受けまいと、傷を見せまいと、独りで武装することを決めた、そんな女王様のようなひと」
テレビ東京/2022年5月25日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第7話 [メンタル強め美女白川さん]
「人生経験 積んで、仕事も頑張って、 “わたし” っていう唯一無二のブランドをみがきゃなきゃ。そう、年数が経って故障しても、捨てたりしない一生のつきあい。わたしが わたしを何度だってリペアしてあげる」
「人間、あこがれの向こう側は、ねたみ、ひがみ なんだよ」
「羽柴さんは羽柴さん。わたしは わたし――。わたし、美に競争は持ち込まないタイプなので」
「(他人の悪口は)なにも聞かなかったことにしておきます。ひとのフィルターより、自分の視力と心が大事だし」
「女の世界は、男より ずっと わかりやすい。手をかければ かけるほど、簡単に(美の)リターンが手に入るのに。(中略) あんたたちが そうやって、ぼーっと、だらだら“ブスの素” を借金みたいに ためていくうちに、あたしだけは どんどん上に行かせてもらうわね」
「一箇所だけキレイにしても、ほかのアラが目立つだけなんですね」
「この世には、軽い気持ちで焼かれたお節介は、軽くスルーしていいっていうルールがあるんだよ。どうせ、言った本人はすぐ忘れちゃうんだから。同じライトさでスルーしないと、フェアじゃなくない?」
「わたしたちはみんな、キレイになる手段も、速度も違うだけなんです。やせてなきゃダメ、そばかすは消すもの、くせっ毛は真っ直ぐにするもの――。それは本人が決めることです。他人がそうなれと言ったら、それは呪いです」
「その美しさも、長所も、すべて あなただけのものです。ひとを突き落とすために使うものなんかじゃないです」
テレビ東京/2022年5月18日深夜放送
【脚本】狗飼恭子、下田悠子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第6話 [メンタル強め美女白川さん]
「(SNSを使って)『嫌い』を伝えるひとがいるなら、わたしは『好き』を伝えるひとになる。誰かを傷つけるためじゃなく、幸せにするために、この人差し指を使うの」
「(『みんな噂してるよ』の)みんなって、なにものよ。どこに存在してんの? あの手の『みんな』ってのは、UMAみたいなもんだね・・・未確認生物の略称で、ネッシーとか、ツチノコとか」
「うわべだけ順調な人間関係なんて、いらないです。誇れる自分でいるために、わたしは わたしを変えません」
「(クラスでハブられてた)あのころの わたしに言ってあげたい――頑張って、生きててくれて ありがとう。そのおかげで、いまの わたしは25才になって、毎日 楽しく暮らしてるよ」
「今日も生きてる。それだけで100点満点」
テレビ東京/2022年5月11日深夜放送
【脚本】池田千尋/【原作】獅子
注)2段目:実際の台詞では、「UMA」のことを「ウーマ」と言っていましたが、こちらの判断で「ユーマ」 に変更しました。
メンタル強め美女白川さん・第5話 [メンタル強め美女白川さん]
「新人のうちは、ミスなんて当たり前。大事なのは、繰り返さないことだよ」
「わたしは我慢しません・・・セクハラに耐えるのは、わたしの職務ではないので」
テレビ東京/2022年5月4日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第2話 [メンタル強め美女白川さん]
「思いやりは、生きていく上で絶対 必須なハッピーアイテム。自分がされて うれしいことは、ひとにもしたい」
「キレイですね――なんて、他人に評価を下してるってことに、なっちゃってんじゃないの?」
「わたしは あなたのキレイな お肌が好き。優しい心が好き。好きって気持ちは、評価じゃない」
テレビ東京/2022年4月13日深夜放送
【脚本】下田悠子/【原作】獅子
メンタル強め美女白川さん・第1話 [メンタル強め美女白川さん]
「ダイエットって、ストレスたまりますよね。(中略) (でも、町田さんと)半分こ(にして お菓子を食べる)なら罪悪感も半分、ノーストレスにハーフカロリーで一石二鳥。これでまた頑張れますね」
「(笑いたくもないことでヘラヘラするのは、卑屈とは)違います。町田さんは誰かのために笑うことができる、スゴイひとです」
「ひとから向けられた悪意って、何年たっても つきまとうんです」
「ナンパ断ったら『ばばあ』とか、『たいして可愛くないくせに』とか、『ぶりっ子メイク、痛い』とか、いろいろあったなあ。(でも、)べつに(なんとも思ってません)。だって、そんな失礼な人間の美意識とか、信用するに値しなくないですか」
テレビ東京/2022年4月6日深夜放送
【脚本】狗飼恭子/【原作】獅子