G線上のあなたと私・第10話(最終回) [G線上のあなたと私]
「あのプチ家出した日ね。家族が迎えにきて、夫に名前を呼ばれたとき、ああ、わたし、この日をまた思い出すんだって思ったの。家族とか、夫とか、きつくて、全部 投げ出したくなったときに、ギリギリ持ちこたえるための記憶がひとつ、増えたって思った」
「本当に大事なひととは、ゆるくて優しい世界の、その先に行かなきゃ。じゃなきゃ、深くは つながれないんじゃないかな」
TBS/2019年12月17日放送
【脚本】安達奈緒子/【原作】いくえみ綾
シャーロック アントールドストーリーズ・第11話(最終回) [シャーロック]
「この男は天才だ。天才は危険である。自分も相手も壊すまで戦いにのめり込むから」
「目をつぶっても、見たくないものは なくならないぞ」
「頭がいいと自信を持ってる人間は、すぐに退屈する。当たり前のことに感謝できない。目の前のささやかな幸せを大事にできない。飢えた獣のように、常に新たな刺激を求める。悪は最高の刺激なの。そういう どうしようもない人間がこの世にはいる。あなたもわたしも、同じ穴のムジナ」
「純粋な想像なんてものは存在しない。願望か悲観――。だから、多くの人間は間違える」
「わたしは金も家族もない環境に育ちました。ただ、貧困や孤独に涙を流したことはない。わたしが苦しんだのは なんだと思います? 退屈ですよ。持たざる人間の生活は、怖ろしいほど単調なんです。金持ちの退屈のように生ぬるいものではない。これまで、わたしのような人間が声を上げようとすると、拳を上げるしかありませんでした・・・世界中で起きているデモのように。でもね、拳を突き上げ、政治家や金持ちを批判したところで、なにも変わらない。(だから、やつらを殺し、奪い、支配する――)」
「悪の概念は、一部の人間が作ったものです。ものを略奪し、ひとを殺すことは悪い――。でも、欲しいものを自由に奪い、殺されて当然の人間を殺すことが許された世界のほうが、ひとは幸せに生きれるかもしれない」
「悪を知りたい――。それは悪を生きることと同じだ」
「勇気とは、あえて危険を冒す能力です」
「勇気とは、恐怖を克服し、生きようとする強さだ」
フジテレビ/2019年12月16日放送
【脚本】井上由美子/【原作】アーサー・コナン・ドイル
おいしい給食・第10話(最終回) [おいしい給食]
「神野は間違いを正しにきただけだ。バカなマネなどしていない。神野は必死に走ってきた。あんたたちにも噛みついただろう。だが、正しいことを言っていたはずだ。なぜなら、間違ったのは大人のほうだからだ。(中略) どんな方法であれ、子供の真剣な姿に触れたとき、大人はたとえ相手が子供であっても、負けを認めなければならない」
TOKYO MX/2019年12月16日放送
【脚本】永森裕二