純喫茶に恋をして 傑作選(第5話) [純喫茶に恋をして]
「30回目の漫画賞落選――。いったい、どこで間違えたんだ。10回 落選したらやめようと決めてたのに、踏ん切りをつけられなかった あのときか。初めて編集者に持ち込みをしたとき、『センスないよ』と言われたのを素直に聞き入れられず『センスないのは、おまえのほうだよ』と思った あのときか。いや、もっと前、初めてマンガ家になりたいと思った小学5年生のときか。(中略) たくさん あった人生の曲がり角の、どこを曲がり間違えたんだろう」
フジテレビ/2020年9月21日深夜放送(5話は2020年3月7日、フジテレビTWOで放送)
【脚本】田口佳宏
CSで公開されたドラマは、地上波、BSで放送された段階で採録の対象としています
SUITS/スーツ2・第11話 [SUITS]
「(検察の)勝率、たったの99.9パーセント。甲斐先生は100パーセント勝つ」
「教えてください。自分がクズだって知りながら、どうしたら そうやって平然と生きていけるのか」
「ここへ来て、よくなったか、人生は。それとも、悪くなったか。(両方)なら、いいほうだけ見ろ」
フジテレビ/2020年9月21日放送
【脚本】小峯裕之/【原作】米NBC Universal『SUITS/スーツ』
半沢直樹2・第9話 [半沢直樹]
「銀行を利用し、政治を利用し、薄汚い犯罪に手を染め、大金をせしめた。あなたは もはや政治家ですらない。欲にまみれた、ただの醜い老いぼれだ。(中略) 政治家とは、国民それぞれが自分の信じる理念のもとに、この国をよりよくするために選んだ存在です。あなたの本当の役割は、国民への奉仕のはずだ。にもかかわらず、その使命を忘れ、国民の思いと、願いと、未来への希望を、あなたは裏切り、踏みにじった。わたしを銀行員として抹殺したいのなら、どうぞご自由に。だが、銀行の正義を信じるすべての銀行員のために、そして、この国の正義を信じるすべての国民のために、あなたの悪事はきっちりと暴かせていただく」
TBS/2020年9月20日放送
【脚本】丑尾健太郎、谷口純一郎/【脚本協力】李正美/【原作】池井戸潤
おかしな刑事 京都スペシャル2(シリーズ24作目) [日曜プライム]
「東京じゃ、忙しくて息をつく暇もなかったから・・・。そんな毎日を送っていたら、心にゆとりもなくなって、ひとを信じることより、疑うことのほうが多くなってしまうかもしれない」
テレビ朝日/2020年9月20日放送
【脚本】小松江里子
咲 -Saki- 阿知賀編 episode of side-A(映画版) [映画]
「うちらの決勝進出(の可能性)は、よく言えば『絶望的』。悪く言えば『論外』――」
「10年前の阿知賀(女子学院)は、この準決勝を越えられなかった。あたしには越えられなかった山なんだ。だから、細かいアドバイスはできても、もう この先の道のりを、あたしは知らない。ここからは、あたしが導くんじゃなくて、みんなが歩いていく道――」
tvk/2020年9月20日放送(2018年1月公開)
【脚本】森ハヤシ/【原作】小林立
当ブログはテレビドラマに限って台詞を採録していますが、ドラマの延長線上に作られた映画についてのみ、テレビ放映(CSを除く)された段階で採録の対象にしています。
連続殺人鬼カエル男・第1話 [連続殺人鬼カエル男]
「(犯人が精神)異常者かどうか、現時点で断言できません。健常者でも、幼児性を持ち続けているひとはたくさんいますし・・・。ただ、いまわたしがもっとも危惧しているのは・・・幼児は、飽きるか、叱られるかしない限り、気に入った遊びを決してやめようとはしない、ということです」
BSフジ/2020年9月19日深夜放送(2020年1月9日深夜、関西テレビにて放送)
【脚本】まなべゆきこ/【原作】中山七里
名建築で昼食を・第6話 [名建築で昼食を]
「それなりに幸せなことって、自分のまわりに たくさんあるよね。ほら、今日こうやって、ビールがおいしいとか。好きな映画 見つけたとか・・・。みんな、不幸にはアンテナを張るけど、幸せには鈍感になりがち」
「これまで自分は、他人と比べて、幸せか、不幸せか、考えてきた気がする。自分は不幸せだと思うことが多かったけど、それって、他人と比べていただけなのかもしれない」
BSテレ東/2020年9月19日深夜放送
【脚本】横幕智裕/【原案】甲斐みのり
妖怪シェアハウス・第8話(最終回) [妖怪シェアハウス]
「世の中の常識とか、価値観とか、枠とか、売れる法則とか、もう全部 取っ払って、自由に書いて、生きていきたいんです。(中略) 成功するために生きるなんて、イヤなんです」
テレビ朝日/2020年9月19日放送
【脚本】西荻弓絵
真夏の少年 ~19452020・第8話(最終回) [真夏の少年]
「悔しさを力に変えて生きるのが、人間でしょ」
「ひとのために なにかを成し遂げるのは難しいです。自分を犠牲にする覚悟がないと、成功はしない」
「知識はひとのために使うと知恵になる」
テレビ朝日/2020年9月18日放送
【脚本】樋口卓治
ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~・第10話(最終回) [ディア・ペイシェント]
「誰でも きっかけ ひとつで、病院にクレームを言うモンスターになってしまう・・・自分が医者に求めているのは当然のことだって、不満が湧き上がって」
「人生、どう生きるかも大事だが、誰と生きるかも大事だ」
「ひととひととのつながりが、糸でつながって見えたら、ひとはどんなに安心で、どんなに不安なのかと、考えることがあります」
NHK/2020年9月18日放送
【脚本】荒井修子/【原作】南杏子
キワドい2人 -K2- 池袋署刑事課 神崎・黒木・第2話 [キワドい2人]
「前科者が更生したと信じたいのは、誰だって一緒。ただ、それを裏づける捜査が必要でしょ。うちらの仕事はそこだから」
「黒木は検挙率ナンバーワンだから。それって つまり、助けたひとの数もナンバーワンってことだからね」
TBS/2020年9月18日放送
【脚本】吉田康弘/【原作】横関大
俺たちはあぶなくない ~クールにさぼる刑事たち・第1話
「せっかくヤクザやめたんなら、いい仕事に就きましょうよ。犯罪者に転職してどうすんすか」
「法律を破れば、コスパよく金が手に入る。でも、逮捕のリスクが高まる。長期的に考えたら、圧倒的にコスパが悪いんだよ。そんなことも わからず、のうのうと犯罪を重ねる頭の悪い人間が、オレは大嫌いだ」
tvk/2020年9月17日放送
【脚本】ふじきみつ彦
未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2・第7話(最終回) [未解決の女]
「警察が貴子さんのお父様に犯した罪を考えれば、『復讐をやめてくれ』なんて、とても言えません。でも、復讐を果たしたら、あなたは命を絶とうとしていますよね。それは、やめてください。貴子さんが いなくなったら、われわれは誰に謝ればいいんですか」
「警察は なかなか謝りません。不正を暴き、事件を解決することが任務の警察の内部で、欲と正義を はき違えた者が市民を不幸にしたとしても謝らない。市民に謝ることは、権威の失墜につながるから。でも、自分は権力を持つ者こそ、間違った おこないをしたら、頭を下げるべきだと思います。そうじゃなければ、われわれ警察は誰からも信頼されなくなってしまう。信頼を失った警察に、不正を暴くことなんて できない」
「組織は文書によって動くもの。捏造や廃棄など、文書を軽んじる組織や人間は、遅かれ早かれ崩壊する」
テレビ朝日/2020年9月17日放送
【脚本】大森美香/【原作】麻見和史
働かざる者たち・第4話 [働かざる者たち]
「やっと気づいたよ。大きい事件だろうが、小さな情報だろうが、関係ない。ひとの人生に光を当てる記事こそ、オレたち記者が魂を込めるべきなんだって」
テレビ東京/2020年9月16日深夜放送
【脚本】ニシオカ・ト・ニール/【原作】サレンダー橋本
刑事7人6・第7話 [刑事7人]
「人間は簡単に死ぬ。どれだけ善人でも、悪人でも、無関係に。残酷なぐらい平等だと、この仕事をしてると思う」
「犯罪まで犯して、タワーマンションなんか住みやがって。(中略) 自分が他人から どう見られているかしか価値を見出せないやつの、成れの果てだな」
テレビ朝日/2020年9月16日放送
【脚本】徳永富彦
シックスティーン症候群・第8話(最終回) [シックスティーン症候群]
「あたしだって・・・強そうに見せてたって、ただのガキなんだよ。独りじゃ、なんも できないんだよ。めいがいて、家族がいて、浅田や桜井がいてくれるから、生きていけるんだよ。めいだって、独りじゃないんだよ。あたしの愛、なめないでよね」
フジテレビ/2020年9月15日深夜放送
【脚本】下田悠子/【原作】小夏
おカネの切れ目が恋のはじまり・第1話 [おカネの切れ目が恋のはじまり]
「客観性、収益性、必要性――。経費の定義は『仕事に直接かかわるお金』です。条件は以下の3つを満たすもの。客観性――領収書など、それを証明するものがあること。収益性――そのお金を使うことで、実際の収益に影響があること。必要性――その経費を使う必要がある場所、物、だったということ」
「お金の悩みの、いちばんの切なさって、なんだと思いますか。ひとに相談できないことです。恥ずかしくて、後ろめたくて、頼れなくて。だから、独りで抱え込んで、もっと苦しくなる」
TBS/2020年9月15日放送
【脚本】大島里美