スパイラル ~町工場の奇跡~・第1話 [スパイラル]
「1パーセントのひらめきがなかったら、99パーセントの努力はムダになる」
「発明はひとを幸せにするためにある。弱いひとや、困ってるひとが、笑顔で暮らせるように なれるかどうかってときに、銭金のことなど口にするもんじゃない」
「弱いひとをはじく仕事ではなく、救う仕事がしたいと考えるようになった」
「欠点がない人間がいないのと同じように、長所がない人間もいない」
テレビ東京/2019年4月15日放送
【脚本】羽原大介/【原作】真山仁
あなたの番です・第1話 [あなたの番です]
「あたし、誰かに ひどい言葉を1回 言われる度に、自分は誰かに優しい言葉を2回かけようと思ってて・・・。それで、世の中の優しさの量を、まあ少しずつ増やそうって計画を実行中なんです」
日本テレビ/2019年4月14日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~・第2話 [神ちゅーんず]
「親のすねをかじって生きて行くのはカッコ悪い。だとしたら、いい大学に行って、学歴を稼いで就職するしかない。ですが、世の中の『あの大学はスゴイ』とか『あの職業はエライ』というようなラベリングは、先人の作った人工物でしかなく、(中略) したがう必要はないわけです」
「あなたの音楽をわたしにプロデュースさせてみませんか。音楽を作るには、作詞家、編曲家、プロデューサー、さらに それを歌唱するボーカリストやバンド、振付家、デザイナーに宣伝マンなど、先に行けば行くほど多くのひとが かかわってきます。でも、あなたは あなただけの世界で音楽を作っている。それじゃあ、うまくいくはずがありません。音楽は売れてナンボです。他人から距離をとってるひとには、それが難しい」
テレビ朝日/2019年4月13日深夜放送
【脚本】山田佳奈
注)3段目:実際の台詞は 「でも、あなたは あなただけの世界で音楽を作っている。それじゃあ、うまくいくはずがありません。音楽は売れてナンボです。でも、他人から距離をとってるひとには、それが難しい」 でしたが、こちらの判断で 「でも」 の連続を削除しました。
東京独身男子・第1話 [東京独身男子]
「男に適齢期はない――。そう思ってたけど、岩倉さんみたいに、介護の問題。オレみたいに、このひとだっていうひとを失ったり、自分が病気になるかもしれない。年とりゃ、外見、体力、精力・・・衰える。要は、覚悟があるか。このまま行ったら、独りで生きてく覚悟が必要。誰かと一緒になるんだったら、責任が必要」
テレビ朝日/2019年4月13日放送
【脚本】金子ありさ
東野圭吾「ダイイング・アイ」・第5話
「別れてあげるのも愛よ」
「年間に交通事故で死ぬ人間が何人いると思う。4000人だ。1億2000万人の人口の4000人。1日10人。2時間につき、1人の割合でひとが死んでる。考えてもみろ。これだけの車が縦横無尽に街を走っていたら、事故が起こらないほうが おかしい。それぐらい、ありふれたことなんだ。事故なんてのは、サイコロの目みたいなもんだ。慎介の場合、たまたま悪い目が出て、ぶつけるほうに回ってしまった。そう思うことだな」
WOWOW/2019年4月13日放送
【脚本】吉田紀子/【原作】東野圭吾
なつぞら・第12話 [なつぞら]
「事情なんか、クソ食らえだ。大人の事情で(戦争を起こして)この子らが どうなった。この子らに なにをやったんだ、大人が。いまは せめて、この子らが なにをやりたいのか、子供の話だと思わず、そのことを いまこそ きちんと大人が聞いてやるべきだろ」
NHK/2019年4月13日放送
【脚本】大森寿美男
きのう何食べた?・第2話 [きのう何食べた?]
「オレは仕事に やりがい なんてものは求めてませんよ。ラクで簡単な仕事なら、どんな つまらない事案も引き受けますんで、どんどん回してください。6時に上がりさえすれば、オレは なんの不満もないので」
テレビ東京/2019年4月12日深夜放送
【脚本】安達奈緒子/【原作】よしながふみ
離婚なふたり・後編 [単発]
「離婚を言い出したことを後悔されてます?」
「ううん。離婚を言い出さなかったら、夫婦だったことすら忘れてた」
「積み重ねるっていうのは、長い時間をかけて やることです。あなたは、いつか積み重ねる、明日から積み重ねる、今度から積み重ねるって思いながら、してこなかった」
「夫婦なんか、ハッピーエンドから逆算で考えてけばいいって(あなたは考えている)・・・ドラマじゃないのに。(実際は)ドラマじゃ描かれない時間を細かく積み重ねていって、できるもんでしょ」
テレビ朝日/2019年4月12日放送
【脚本】樋口卓治/【原案】樋口卓治
インハンド INHAND・第1話 [インハンド]
「天才は常に最短ルートで行く。能力のある人間の時間は貴重だから」
「決して悪人だったわけじゃないんです。みんな、ちょっと弱かったというか・・・弱くて、愚かだったんです。そんなひとの、弱さとか、愚かさに罰を与えても、江里口さんの悲しみが増すだけです」
「たしかに ぼくらは無力だ・・・いま打つ手がなく、目の前で死んでいく患者に対しては。だけど、未来に対しては どうだ。センメルヴェイスは150年以上前に、医者の手洗いが産褥熱を予防することを発見したけど、学会で認められず、精神病院に入れられて死んじゃった。でも、おかげで ぼくらは いま手を洗うだろ。ぼくらが いま いい治療を受けて、健康に生きているのは、過去の研究者が研究を続けてきたからだ。ぼくらも そうすればいい。もっと遠くを見て・・・100年後か、200年後か。誰も無力じゃない。ぼくも、きみもね。未来は ぼくたちの手の中にある」
TBS/2019年4月12日放送
【脚本】吉田康弘/【原作】朱戸アオ
ストロベリーナイト・サーガ・第1話 [ストロベリーナイト]
「おめえ(は)少ない情報から犯人を割り出してんじゃない。ロクな根拠もなしに犯人を言い当てたり、行動を読んだりできんのは、犯人と極めて近い思考回路 持ってるからだ。(中略) 危険なんだよ、おめえは」
フジテレビ/2019年4月11日放送
【脚本】徳永友一/【原作】誉田哲也
緊急取調室3・第1話 [緊急取調室]
「昨今、警察は凶悪犯罪に弱腰だと、なにかと批判を浴びていた。(そんな中、)警視庁きっての女性警察官が、正当な手段のもと任務を執行、犯人を排除した。死んだのは、主婦を人質に籠城したクズだ。それで誰が困る。メリットを生むもの のみを、真実と呼ぶのだ」
「自分のやりたいことを、やりたいように やるためには、権限が必要なの。権限は上に行かなくちゃ、得られない。みんな、自分のやりたいことやって、なりたい自分なるために、あがいて生きてる。地位なんか いらない(なんて)能力のないやつが言い訳してるだけ。自分を低く見積もるやつばかり。こんなことじゃ、この国はダメになる。だから、警視庁という最大の組織を中から変えたかった」
テレビ朝日/2019年4月11日放送
【脚本】井上由美子
癒されたい男・第1話 [癒されたい男]
「自ら仕事を取らず、言いたいことを好き放題 垂れ流しているだけの上司ほど、便器の汚れ同様、厄介なものはない」
「きみは(失礼のないように)ハナガワ建設のマルヤマさんを『係長代理、係長代理』って、肩書で呼んでるそうだね。それが逆に失礼って場合もあるんだ。(中略) 時代遅れで年功序列型のハナガワ建設には、係長代理なんて、石 投げりゃ当たるほど いるんだよ。つまり、係長代理ってのはエリートコースから外れた人間のレッテルみたいなもんなんだよ」
テレビ東京/2019年4月10日深夜放送
【脚本】吉本昌弘/【原作】月島冬二
やすらぎの刻 ~道・第3話 [やすらぎの刻]
「戦時下のドラマを書くということは、ひとの傷口をのぞくことだった。かさぶたを剥いで、再生した皮膚をもう一度むしり、その奥から肉を出すことだった。彼らがこのドラマを観て、どう感じるのか。彼らが内心、どう傷つくのか。そのことが、わたしには大問題だった」
「演じる者を役として光らせるには、その役者が本来 持っている欠点をさりげなく書き込むことだ。長所ではなく、欠点をだ。欠点を書いたほうが、個性が光り、その役が生き生きと輝いてくる」
テレビ朝日/2019年4月10日放送
【脚本】倉本聰
元町ロックンロールスウィンドル・第2話 [元町ロックンロールスウィンドル]
「どんな天才よりも、ひとは輝くときがある。それは全力疾走している姿だ」
「わたし、演技とか したことないから(映画のヒロインなんて)ムリです」
「恋した女性は、全員が女優。男性の前で演技ぐらいは したことがあるでしょう」
「わたしは つき合いで よく演劇を観に行くんだが、芝居を見る基準は、4段階 作ってる。まず、いちばん下が『面白くなくて、やりたいことが さっぱり わからない』。2番目に下が『やりたいことは わかるけど、もうちょい練習しようね』。そして、上から2番目にいいのが『やりたいことも わかるし、作り込まれて面白い芝居』。でも、これは わたしの中では、いちばんではない。わたしの中でいちばんに面白い芝居は『わけが わからないが、面白い芝居』。口で説明できなくて、『なんせ、一回 観てみて』ってなる芝居。ダムド迫田の映画は、いちばん下の『面白くなくて、やりたいことが さっぱり わからない』か、いちばん上の『わけが わからないが、面白い芝居』か のどちらか。下から2番目の芝居も、上から2番目の芝居も、決して いちばんには なれない。いちばんになれる可能性があるのは、いちばん下だけ」
「時代を恨む前に、時代を楽しめ」
TOKYO MX/2019年4月9日深夜放送
【脚本】島田角栄